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03『黒き女将の宿』 専用考察スレ
132:ミロ 2010/12/25(土) 02:06:43 ID:yqBLZbmS [sage ] 長い描き込みになるので数回に分けさせてください。 >>13さんの女将の彼氏(?)の名前と史実のすり合わせと 120さんの 女将の暴走に巻き込まれたり、それより前に女将の犠牲(綺麗事ばかりじゃないわよ)になった方々のかな? をみてピンと思ったのですが、13の記述を見ると彼氏(?)さんは 全員ルターの宗教改革を支持してますよね?そして全員が死んでいます。 と言う事は綺麗事→ルターの宗教改革について表しているのではないのでしょうか? (女将はルターを宗教改革を綺麗事と否定) ちょっと焼けつき刃の知識とググるさんのみでざっくり書くので 間違い(宗教とか歴史とか…)があったらごめんなさい&指摘お願いします。 信仰によってのみ救われる、はルターの言葉です。 あと本の印刷技術の発達が宗教改革の浸透に一役買ったと言う点も 歌詞に出てきているので書いておきます。活版印刷の発明はドイツです。 気高いミュンツァー: ルターの宗教改革に賛同し農民達を指導していた聖職者…だったが、途中からルターの思想から外れ、 「地上における神の国」を作る事を農民に説き始め(おそらくここが”気高い”)ルターはそれを非難、 諸侯軍にミュンツァーの反乱を止めるよう働きかけ、諸侯軍VS農民軍に。結局、農民は大敗。 トマス・ミュンツァーの反乱と呼ばれ、農民戦争で一番激しい戦いに。ミュンツァーは処刑。 ウィキペディアで確認すると、ミュンツァーの反乱と黒い女将の前編の戦況は思いっきり合致します。 華麗なフッテン: ルターの宗教改革に賛同した一人。若い頃に梅毒にかかっておりそれが死因となっています。 ヨーロッパ各地を旅し、文才を磨き、「桂冠詩人」の称号を与えられます。この称号が”華麗”? ジッキンゲンをルター側に入れた。文章でジッキンゲンを援護しますがジッキンゲンが敗北し 自分も逃亡→梅毒で死亡。病気ながら文章で改革を支持し続けた事も”華麗”なのかもしれません。 激しいジッキンゲン: 家督を継ぐと領地経営を成功させ、フェーデ(名誉を守るための決闘)を庶民のためという名目で行い 強者から和解金を巻き上げたため、庶民から支持されます。その後さらにのし上がり、立場が高くなった頃、 フッテンに共鳴しルターの宗教改革に賛同、大司教に対しフェーデを宣言。騎士戦争が開始される事になります。 結果、籠城線に持ち込まれ逆に大勢にフルぼっこにされる事に。降伏をするも負傷が原因で死亡。 周りに戦いを挑みまくった所が”激しい”のでしょうね
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