03『黒き女将の宿』 専用考察スレ
146:NV2010/12/26(日) 14:32:07 ID:QTMYuSuWAAS
連続での投稿、失礼します。

曲中の客が訪れたときは何故か人間(戦争で亡くなった人達?)を使って“自慢の最高な肝臓料理”
を作っています。
恐らくこれは、女将は前々から人肉に興味があったという事の暗示。ここが女将の問題だと思うのです。
女将は客を利用して実験することにし、初めて実行した。
すると上手く事が運び、「これは美味い、ああ素晴らしい!」と評判になった。
この一件で女将は“人肉で料理を作れば儲かる”と味を占めてしまった。

女将はとうとう【強欲】に溺れ、
「屍体が無いなら作ればいいじゃな〜い?」
「おら、もう嫌だぁ。貧しいのはぁ、ひもじいのはぁ、あんな惨めな思いはぁ、もう嫌ァァァァ!!!」
と考えるようになった。
杜撰な計画=女将が材料を手に入れるために立てた計画  で、その被害者がぶらん子でしょう。
精神的に不安定になった女将にとって、材料さえあれば誰のものであろうと構わず、ぶらん子も例外では
なかったんだと思います。だから、『身に覚えの無い罪』で殺害された。

必死に生きていたぶらん子にしてみれば、とばっちりもいい所。
その時、メル達にそそのかされ復讐が始まる。

復讐の仕方は元ネタになった童話に合わせているのでしょうね。
扉を開けた時に「おらの肝臓を返せ…」って言ってナイフのような物で刺しているように聴こえます。
刺した後に「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」と言ってるので即死ではない様です。


吊るされていたのは森に隠す時、獣に奪われないようにするための工夫だと思います。
鬱蒼と樹が茂る森の中に引っ掛けておけば犬・鳥などの肉食動物から守れますから。
熊とかは樹を登れるようですが、街から小一時間で往復できるような場所には生息しないと思います。
寧ろ『そんな近くに街を作り、襲われたりでもしたら元も子も無い』と人間が離れていくハズです。
背理法もしくは三段論法のような要領で考えた方が分かりやすいと思います。

1,人間は、熊などの危険な存在から離れようとする。
2,1から、人の住む街と熊達の生息地は離れている。
3,2から、街の近くにある森に熊とかは居ないハズ。
といった具合です。

さて、小一時間掛けて長々と書き連ねてしまいました。
長文・駄文失礼致しました。
多少なりとも空想・妄想が含まれているので、矛盾点・懐疑的な点が御座いましたら指摘して下さい。
1-AA