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04『硝子の棺で眠る姫君』 専用考察スレ
120:ゆっけろ 2011/02/22(火) 21:42:17 ID:l4CX8Wyp 実母説についてなんですが、実は初版から第二版以降の変更点で 「実母」→「継母」になったと同時に 「窓枠のように黒い髪」→「黒檀のように黒い髪」 に変更されているんです。 歌詞で「黒檀」と歌ってしまっている以上、童話に沿って考えれば第二版以降、つまり継母だと考えるの妥当…になります。 個人的に実母説や王=鏡説は面白いとは思うんですが それから曲の考察が広がらず、想像の域を出ないので、うーん…って感じです>< でもまた別方向から広がって繋がると面白いですよね!
121:名無しさん@何にするか募集中 2011/02/23(水) 08:04:20 ID:HxNMHj+5 [sage ] 王=鏡説はアリだと思いますよ。 鏡に写ってるのは王妃ですが、鏡のエンブレム?みたいなのが、 よく見るとヒゲのようなものがあって、王様に見えないこともないです(笑)
122:名無しさん@何にするか募集中 2011/02/24(木) 02:02:15 ID:JocLcUMs >>121さん 個人的な考えなのですが、様々な継母の策略=未だ王が雪白を愛している(生存を知っている)ために、継母としては雪白が生きていては困る と考えますと、王が雪白の生存の事実を、会ってもいないはずなのに継母よりも知っているのが引っかかってしまうのです。 そうなると王の可能性として ●小人の中に王のスパイがいる ●城を抜け出しストーカー並にその辺からこっそり見てる ●魔法の力や超能力的なのが使える 的なのが考えられるのですが、どれも決定に欠けてしまいまして…。 そう考えると今は童話に沿って「魔法の鏡」であるとしか行き着けないのです。 曲中では雪白が生きているため「キイー!」となる部分がわざわざすっとばされているため、まだまだ王の可能性があるのも事実です。 考えすぎて空回りしてどつぼにハマってる自信がありますが← どうでもいい話ですがカラオケでは歌詞が大きく出てくるので歌詞カードより鏡の王冠がわかりやすいですね^^
123:名無しさん@何にするか募集中 2011/02/24(木) 09:08:06 ID:79rOPtka 鏡=世間の噂と捉えてはどうでしょうか? いくら王様でも王妃様に面と向かって王妃様より白雪の方が美しいと言うとは思えません。 宮廷内の噂か何かで「王様は白雪の方が美しいと思ってる」とかいうのが王妃様の耳に入り、キィー! 森の方は、「森の中に、其の美貌で噂の王妃様よりも美しい娘さんがいるらしい」と聞いて、確認したら白雪だったって感じです。
124:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/02(水) 15:38:44 ID:50QxG34R [sage] 『月日を重ね』に『父に犯され』を見つけた人すごいですね。 確かに左ヘッドフォンだけつけて聴くと、そう聴こえます。 思ったのですが、「父に犯され」たことで、子供から娘、つまり女に成ったんじゃないのかなぁと。 子供じゃなくなったから、鏡は王妃より雪白姫が美しいと言ったように感じられました。 鏡、王冠にヒゲときたらますます王様っぽいですねぇ。
125:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/02(水) 15:40:17 ID:50QxG34R [sage ] ぎゃー!すみません、メル欄ミスってしまいました…。
126:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/02(水) 18:29:46 ID:s7QdYM3d >>120さん 私も「窓枠」→「黒檀」はひっかかりました。 ですが、グリム童話の第二版以降の白雪姫のお話では、白雪姫が仮死状態のとき、 王子がやってくるのではなく、父親が助けにきていた、はずです(曖昧なのですが…)。 さらに、別の曲になりますが「青き伯爵〜」=「青髭」は初版にしか載っていないお話です。 この矛盾が、「宵闇の唄」にある'矛盾の罠'の一部とは考えられないでしょうか? ここからは個人的な考察ですが、 「継母」=「生母」説に私は賛成です。 上記の意見より、おそらく今回の7つのお話はグリム童話初版のものだと思います。 初版では生母がそのまま雪白姫に嫉妬し、殺そうとしています。 歌詞では「遠くへ逝ってしまった」とありますが、「遠く」が必ずしも「彼岸」とは限らないのではないでしょうか。 そうすると、「逝く」という表現も同じかな、と。 優しかった母(亡母)の人格は遠くへ逝ってしまい、今はその母が自分を愛していた頃の記憶を憶いだし、… ということだと思います。 長文失礼いたしました。
127:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/03(木) 12:27:21 ID:7SAC5qn7 自分は継母は継母と考えています。 「窓枠」→「黒檀」もありますし、「娘になった」が「父に犯されて処女性を失った」の喩えだとすると、雪白姫の唄の内容では「娘になった」の前から母親は冷たかったように思えるからです。 寧ろ、全曲「第何版」とは揃ってないのかな、と思いました。
128:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/04(金) 05:34:05 ID:mIWX6dtP 初めまして。 流れぶった切り失礼します。 今読んでいる本に「白雪姫」について考察してあったので載せておきます。 七について→白雪姫が王妃に美貌を妬まれたのは7歳、王妃から鏡への問いかけ7回、鏡から王妃への答え7回、小人の家は7つの山を越えた向こう、小人は7人、小人は明かりを7つつける、小人の皿やグラスやベッドについて7度繰り返される です。 グリム童話の初稿では7ではなかったものが(鏡への問いかけは1回だったそうです)、初版になる際に意図的に「7」に変えられたそうです。これは「白雪姫」だけに限ったことではないそうです。 もしかしてこれが宵闇でいう「作為的な嘘」なのか…?とか思っています。
129:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/04(金) 06:01:58 ID:mIWX6dtP 連投失礼します。 どうも7というのは不吉な数字として扱われているらしく、7回目の行為の後に破滅するパターンが多いようです。 次に役割についてです。「白雪姫」に神話を絡めている、という説です。 王妃=メドゥーサ(蛇髪) 白雪姫=英雄ペルセウス(鏡)とするものです。 ペルセウスはメドゥーサと対峙する際に、石化対策として盾を鏡にしてその首を打ち取ったといわれています。 王妃がメドゥーサとされるのは、鏡と対峙していることが理由です。 さらに小人はドイツ語でZwerg(ツヴェルク)。彼らは地下の鉱石・宝石を掘り、それを護る地下世界の魔物的小人たちのことであり、そこから小人の家=石の世界ともとれるそうです。 つまり、間接的ではありますが、小人の家にいる間の姫は石の世界=石化状態だといえ、王妃(メドゥーサ)の力が及んでいることになります。 そして、姫が鏡として機能するのは一度死んで(眠って)からです。そもそも、なぜ鏡なのかというと、王妃と対峙していることもありますが、姫自身が世界で一番美しいにも関わらず一度も鏡を見ないことからだそうです。 硝子の棺がそのきっかけとなります。硝子は鏡の原料(素材?)であることから、その関連性がより強くなります。 まだまだ読んでいる最中なのでまた何か分かったら報告します。 長々と失礼しました。皆様の考察のお役にたてば幸いです。 参考文献→『グリム童話 冥府への旅』
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