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05『生と死を別つ境界の古井戸』 専用考察スレ
38:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 14:49:50 ID:QQRHo1ZV 最後の方にメルが「今回はずいぶん可愛い復讐だったね」とか言ってるし、原作どおりに一生チャンまみれにしただけだと思う。 ceiu子は義妹の怠惰が許せなくて、だから怠惰によって痛い目にあって、チャンまみれの醜い姿(嫁げない姿)でがんばらないと生きていけない状態にするのが最高の復讐だったんじゃないかな。 死ぬより生きていくのが贖罪、っていう話もありますし。
39:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 16:01:19 ID:uuLrNBFM [sage] 自分は「金=菌」説に賛成かな 童話は比喩や本質はかなりダークな物が多いし 歌詞通りにそのまま受け取るにしては 気になる点(ネズミ、船乗りの父親、>>31等)が多すぎると思う
40:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 16:16:58 ID:1jiQZGHh 井戸に落ちてからの時間の経過ってどうなってるんでしょう? 井戸へ向かうときは「背中に宵闇が迫っていた」 で、その後時間がわかるような描写は見当たらず 帰ってきたときはニワトリが鳴いて「日が替わり」とありますね 実子のときもニワトリが鳴いてこちらは「日が過ぎて」です もしかして外の世界?では一晩ぐらいしか経ってなかったりするんでしょうか? 帰ってくるときに開いた「大きな門」も気になります 冥府の門とか?
41:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 16:54:38 ID:jcjHTn5n [sage ] チャンに菌が含まれていた、というのはどうでしょう。 チャンといっても井戸のなかの物質ですし、泥やその類いには菌が含まれていてもおかしくはない、そうそすれば見た目は「かわいい復讐」で終わります。 だれもそこに菌が含まれていたとはわからないからです。 つまり、復讐と菌とは関係がなく、ただ、復讐の内容のために同時に起こっただけ、とも考えられます。 だから最後に暗示的にネズミの声が……
42:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 19:54:50 ID:3cvrnxxK 「今回はずいぶん可愛い復讐だったね」と歌詞で公に言っているのもあるし ペストとか考えすぎだわーwwwって脳みそも納得してるんですが イドイドでだいぶキーワードとしてあげられていたペストがチラっと火刑の魔女でしか触れられなかった点、 皆様いう通り気になる点が多すぎて多すぎて…。 真ん中という重要な位置という存在、テーマのイドを利用している曲であること、 何かあるのでは…と気になってしまいます。 気にしすぎなのかもしれないついでに、最後「必死にがんばってみなよ!」のあとみんなワイワイガヤガヤやってるとこのBGMが 一瞬光と闇の童話の「それは黒き死の病のせいさ」のところをアップテンポにしているように聞こえるのは 一応このスレではまだ既出でないっぽいので一応…。
43:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 20:02:29 ID:LwYqF4lO [sage] >>42 光と闇の童話の「何故この村には〜」のフレーズは 火刑の魔女から青き伯爵の城までの全ての曲に入っているので このフレーズだけでペストに結びつけるのは難しいと思います。 「何故この村に〜」のフレーズが入っているのは ヒロイン達の復讐シーン前後に当たるので、 この曲の場合は、今まで意地悪してきた義妹がタールまみれで帰ってきた事で 義母と義妹への復讐が成り立ったと言う程度の意味合いではないでしょうか。
44:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 23:16:46 ID:EWs6LHOE イドイドの初回ボーナストラックのSEって馬→波→ネズミですけど、これってペストロードじゃないでしょうか。 モンゴル遊牧民→地中海の船乗り→クマネズミのノミ、ってことで。 曲名も「黒き死の行進」みたいですし、このSEが生と死を〜に入ってるのはペストが関連してるんじゃないかと思います。 「コールタールを拭う音」として聞くと「作為的な嘘が混じった童話」で、 「ネズミの鳴き声」として聞くと改竄された事実、みたいな感じなんじゃないかと思ったんですが…。 彼女の父親の航海士がペストをヨーロッパにもたらしたとか、 雪を降らせる→冬を呼ぶ→死をもたらす、とか、殆ど妄想に近い気もするんですが、なんかこの曲の裏側凄いドス黒い気がします…。
45:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 23:30:49 ID:1jiQZGHh ググって見るとこんな記述がありました >ホレおばさんとは北欧の冥界の女王ヘルに連なる民間の女神。ドイツでは、実際にホレおばさんが布団をはたいて羽を撒き散らすと雪が降るという民間信仰があったそうだ。 井戸の底の世界は女神の子宮――冥界であり、燃え盛るかまどは地獄である。りんごは生命の木だ また「ネズミのような長い歯」ホレおば…おねーさんの身体的特徴だそうで…
46:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 23:38:54 ID:oZ/qWrfM [sage ] >>44さん なんと!?ペストの原因ってクマネズミなんですか? この曲の怠惰の象徴の動物って熊なんですが・・・ ますますペストとの関係が強くなってきた気がしますが こじつけでしょうか・・・?
47:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/19(日) 00:02:57 ID:Rca0HKQx >>44 私も《可愛い復讐》とかメルは言ってますが、この話が一番怖いように思います。 曲調が明るすぎる位、明るいので歌詞を深読みすると倒錯的な恐怖が。 死ぬ直前、復讐の衝動に駆られた瞬間に現れるのが復讐斡旋者黒メルと仮定すると・・・。 井戸に飛びこんで生死の境を彷徨う→井戸の中で黒メルと遭遇 境界の古井戸の中で恨みについて考えた結果→復讐する事を選択「頑張るよ!ダディ!」 とっくの昔に焼けたパン=井戸に捨てられた焼死体 炭化した焼死体を井戸からかき出す作業。 もうみんな熟しきってる林檎=木に吊された腐乱死体 吊された腐乱死体を降ろしてミルフィーユに積み重ねる作業。 焼死体を見た衝撃「マジで!」にくらべて腐乱死体を見た衝撃「わぉ!」の方が悲鳴に近くなっている。 こうパンと林檎をメタ的存在に仮定すると、《簡単なお仕事》と言った屍姫のポジティブが逆に怖いです。 さらに、その後のホレおばさんの台詞が更にだめ押しになってるような・・・。「形あるものは〜」「お前は強い子」等。
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