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05『生と死を別つ境界の古井戸』 専用考察スレ
346:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/27(日) 01:28:15 ID:5hw22zdO >>345 糸巻きでその日の食い扶持稼いでいたっていうのは考えたことがありませんでした! そういう解釈も有り得ますね…… エリーゼの言葉については、「瀝青まみれ」が黒死病であるという前提のもとでは、 「一生黒死病が治らない、つまり黒死病によって死ぬ」ともとれますよね。 +αで「醜い姿で死ぬなんて女の子の恥ね」と言っている感じでしょうか。 とにかく私もエリーゼの言葉は実子の死を示唆しているというのに賛成です。 でもメルヒェンが「可愛い復讐」と言っているのは、 イドルフリートが表面上は直接人が死んだように見えないから皮肉っているのだと思います。 イド子が「男(イド)に遇って、彼の指揮で憾み唄った」と言っているので、 古井戸に出てくるメルヒェンはメルツよりイドルフリートの意識の比率が高いと思われるからです。 メルツなら皮肉ではなく本気で「あまり酷くないね」と言ってそうですが。
347:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/27(日) 21:24:11 ID:S9pZNTsb 全部読んだのですが、既出だったりしたらすいません。 私は、井戸子=ペスト菌説はあると思います。 あんなに真面目で健気なのに黄金を貰っただけで「働かなくてイイ!!!」とか言うのはおかしいかな?と思いました。 そして、戻ってきたのに母も実妹も何も言わないのは井戸子は死んでいて、意識だけで語ってるのかな?と思いました。 ホレおば・・・お姉さんからはホントに黄金を貰っていて、黄金を纏った菌まみれで死体で引きあげられたのかな?と。 黄金なので菌と思わずに皆貰って行ったので、母親も「貴方も貰っておいで?」と言ったのではないでしょうか。 でも、そしたら「あたい頑張る」や「頑張っておいで!」「バッチィのお嬢様のお帰りだよぅ」 とか気になる部分は沢山ありますが…。 「て」を唄ってないのは怠惰の手抜き、も表わしてるらしいので 井戸子の怠惰説(手抜き説)もありかなとも考えました。 失礼しました!
348:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/27(日) 23:41:23 ID:LlfPWjZK 私は黄金=菌(抗体)説です。 イド子が菌をもっていたというのは、単に実子が黒死病に感染して帰ってきたから、井戸の底には菌があったんだろう、そして実子もイド子も感染したんだろうと思ったのです。 そして、継母が実子に「貰っておいで」と言うようなものとして考えられるのはこの時点で金か抗体です。 それでイド子にくっついてきたのが金ではないと思う根拠は、金を取りに行くために遣わされたのが何故実子だったのかということです。 井戸の底に下りなければならないような危ない作業ならば、まだ小さな子供である実子が行くよりも継母が行った方が安全ではないでしょうか? イド子の父と思われるイドルフリートが多分同じ井戸に落ちているので、大人が入れない程小さい井戸というわけでもないと思います。 また、実子の「あたい頑張る」がすごく嫌そうなのも、井戸に落ちてイドルフリートのように死んでしまうのが怖かったからと考えられます。 そう考えると、実子が直接自分でもらわなければいけない物、且つ利益をもたらすようなものは抗体だということになります。 イド子が抗体をもって帰ったとすると、抗体のおかげで黒死病におかされないという事実を継母が知らなければならないので、イド子は井戸から生還したと思われます。 ついでに、継母はイドルフリートがペスト菌を持ったまま井戸に落ちたことも知っていたのではないかと思います。 そうでなければ、村で既に黒死病が流行っていない限り、抗体の効き目なんて分からないですからね。 パッと思いついた考察ですので、矛盾があればご指摘下さい。
349:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/28(月) 17:39:22 ID:/6WZS3Jc >>344 もう出ていましたか!それは失礼しましたorz ただ、寡婦と言う言い方だと、なんとなく実母っぽい言い回しだなぁ と思いまして…うーん…気の【ceui】でしょうか… 忘れてください。
350:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/25(月) 20:20:15 ID:vGVQEbiK かつてヨーロッパでは瀝青が万病薬と信じられていたそうです。 しかも中東辺りでしか取れなかったのでとても希少価値があった、ということで セイ子が金=菌塗れで帰ってくる →ペストの黒い痣がある →実母は黒い痣を薬となる瀝青と勘違い、実子ちゃんに「取っておいで」 っていうのも面白いかと思いました。 勘違いって、実母どんだけ間抜けって感じですが
351:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/26(火) 22:07:19 ID:AADyHQS5 ちょっとスレチですし基本的なことのような感じなのですけれど 「て」を歌っていないっていうのは 「て」が聞こえづらいってことでいいのでしょうか? 「擦り切れて〜」のところですよね?
352:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/27(水) 18:49:54 ID:17aVARh7 ふと、なんで継母はイド子に意地悪なのかが気になったんですが イド子とイドルフリード(イド)がユダヤ人と言う説が思いつきました。 最初、継母はイドがユダヤ人だと気づかないで結婚して、後からそれが発覚し、 継母はイドを井戸に突き落として殺して、イド子をこき使うようになった 冒頭で継母は「寡婦」と表記してあったけど途中から「継母」で統一されたのは その後別の男と再婚してちーちゃんを産んだ。 それをイド子は知っていて、生と死の境界を越えてホレおば…お姉さんの所でペストを広げて(羽を散らせる) ユダヤ人を差別するヨーロッパの人間全てに復讐した。 そして、イド子の貰った黄金と言うのはペスト菌の抗体だと思います。 本当に金だったら大事な実子に行かせないで自分で行く筈ですから。 しかし、ちーちゃんは怠惰だったので、逆に菌を貰って来てしまった。 最後のメルエリの会話の所は 「今回は随分かわいい復讐だったね」→ぱっと見人が死んだように見えないね 「一生ちゃん塗れなんて女の子にとっては死ぬより辛い罰だわ!」→醜い姿で死ぬなんて女の子の恥ね! と言っているとか… あと、私もこれのメルヒェンはイドの意識の法が強かったと思います。 長々と失礼しましたorz
353:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/27(水) 23:52:29 ID:/YojpU13 >>348 そうなると、イドルフリートは黒死病を発症したから殺されたという解釈もできそうですね。 感染を恐れた継母(村人?)に井戸に落されて殺されたとか、 あるいは、殺された後で井戸に落されたとも考えられそうです。 >>348 >>352 気になったのですけど、 実子に取りに行かせたのは実子を引っ張り上げる人が必要だからというのはどうでしょう。 大人の継母と幼い実子では引っ張り上げるために必要な人数が違うはずです。 雇うにしても、手伝ってもらうにしても、分け前を渡す必要がでてくるでしょう。 分け前を増やすために関わる人数が少なくなる実子に行かせたという解釈はどうでしょう。 金(抗体?)の価値がわからない実子は取りに行くことに乗り気ではないので、嫌そうな返事をしたとか…。
354:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/29(金) 00:07:35 ID:ccv5iySe いちおう全部見たつもりですが見落として既出だったらすみません。 私は歌詞の最初あたりの“寡婦”という表現は、もしかしたら継母たちと井戸子のもともとの身分の差 を密かに語っていたのかなあ…と。 とある本で読んだのですが、中世ヨーロッパでは寡婦は市民権すら持てない『下層市民』だったらしいです。 そしてもし、井戸子の言っていた『父が船乗り(=航海士?)』が本当ならば井戸子って継母たちより 身分が高いはず…ではないでしょうか。確か中世ヨーロッパの航海士たちって身分はある程度上ですよね? だったらそんな父の娘の井戸子もまた階級的には上の方なのでは…。 たとえ継母たちがうちに来たあと、父(イドルフリードさん?)が死んで井戸子が一人になったとしても、 もともとの身分が井戸子よりも下なのにそんなあからさまないじめができる立場なのかなあ…と。 でも曲の前半が真実ならあんな暮らしを井戸子がしてる時点でおかしいですね…うーん…
355:名無しさん@何にするか募集中 2011/05/14(土) 15:45:26 ID:tXrM2Pja グリム童話集だと、実子がもらってきたのは「コールタール」になっています。
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