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05『生と死を別つ境界の古井戸』 専用考察スレ
258:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/21(金) 00:20:19 ID:Gt6bixqr 「炊事洗濯全て私の仕事」というのは、炊事洗濯は確かに井戸子の仕事だけれど、100%を井戸子一人で片付けているのではなく、 それぞれ分担していたのかなと思っています。 "家事の種類(?)としては「全部」やるけれど、内容としては広く浅くやっていた"ということです。 それをわざと「全て私の仕事」と誇張しているのか、ただ単に言葉が足らないだけなのかは分かりませんが。 それなら、要領が悪くて(意地悪で)怒鳴られたり、自分の分担ではない仕事を押し付けられてしまったり…ということが歌詞そのままに解釈出来るかと。
259:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/21(金) 18:10:43 ID:wSpuPYqF ふと思ったのですが、 この当時父親が亡くなっている場合、女手ひとつで子供二人を養うのって大変じゃないですか? 母親は寡婦なら再婚もしてないでしょうし。稼ぎ手が母親だけなら、これは相当な苦労があったと思います。 娼婦などであでれば別ですが、おそらく母には家事をする時間はあまりないと思うのです。 そこで考えたのが、井戸子、妹は分担して家仕事をするはずが、妹は実子で立場的に有利だから (継母の家なら井戸子は少なくとも引け目はあるでしょう)姉に仕事を押し付け、 仕事が増えた井戸子が空回りをしてしまい、この愚図、と怒られる。 そう考えると、いろんな方が仰っているように、母に対しての意地悪より妹に対しての性悪といったイメージの悪さや、 表向き本当に怠惰なのが妹だけということで妹に主な復讐がいく、となると考えました。 まあ、実子ではないにしろ愚図という言葉は相当汚いので、 母親に家事をする時間がないにせよ母親に対するイメージも悪かったと思います。 母親への復讐はなされてないわけではなく単に直接ではなく、可愛がっている娘がチャンまみれ、という間接的なことだと思うのです。 まあ、そっちのほうが重い気もしますが… 他の罪と絡めて考える考察もあるようですが、 その場合実子だけ可愛がる親への嫉妬も入っているのではと…。 あと井戸子と義妹って父親は一緒なんでしょうか?その場合井戸子の母親と、 井戸子の義妹と義母が夫と違う女との間にできた井戸子のことをよく思わないのはある程度当然のことで、 むしろ家においてあげてるだけかなりいい待遇だしやさしいと思いますので、 井戸子にも問題はあったのだと思います。 もし父親も違うとなると、井戸子の実父と義母はともに相手に先立たれてから再婚し、 また井戸子の実父が死んだとなりますが、これってなかなかレアだと思うのですがどうでしょう。 確かに家が井戸子の父親のもので、井戸子が相続してたら別ですが、 そしたら追い出されたいのかい、にはならないしなあと。 継母や寡婦という言葉を勘違いしてるからかも知れないので、 検討違いだったらすいません汗
260:NV 2011/01/21(金) 18:40:47 ID:wnXWM5Ft >>238さん >もしかしたら、最初ホレお姉さんは何か怪物のような形相でもしてたのでしょうか。 原作だと“皺があり、鼻が高く、鼠のように歯が出ていた”そうなので、怖いものに見えてもおかしくないと思いますよ。 >>246さん 「寝台の上」が「いのうえ」と掛けているとしたら「死んだ井上」とも読める為、避けるべきだと思いました。 陛下が気にしなかったか、僕が深読みしすぎなのかは分かりませんが…。 偶然こうなった、と捉えた方が良いのでしょうか? これがもし僕の取り違えなら、歌い手さんに大変失礼ですよね… いきなり、突飛な事を言い出してしまい、申し訳ありません。乱文失礼致しました。
261:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/21(金) 21:45:50 ID:jMtZtTNc レスしっかり読めてないので既出ならすみません。 井戸に落ちた後の描写についてです。 「光と闇の」で”墓穴掘ってもきりがない”のところの一連のフレーズがありましたが、 パンと林檎の描写はイメージがぴったりな気がしています。 シャベルが異色ですし・・・ また、羽毛ぶとんのところですが、ふとん=「病気になって床に伏せる」という意味を妄想しました。 それから、Wikipediaで見ると、ペストは毛皮などにつくノミを媒介にして広がる可能性もあるそうです。 雪の花=ノミ?なのかなと思いました。描写としては酷いですが・・・; 冬に逢えるとか・・・もし上記が正しければ、死ぬってことですか・・・。 (糸巻に血がついたというのも、感染経路を示しているかも?) ここの井戸の底での部分だけ、他の曲と比べてもファンタジー風で異色な感じがしますが、 個人的には「恨みについて考えた井戸子の内面」を示しているのではないかと思っています。 井戸子がペストをばらまいたと仮定すると、それほどまでに人や世界を恨んでいなければ成し得ないはず・・・。 何故こんな発想をしたかと言うと、冒頭でメルが「初対面のはず・・」と驚いているので、この物語自体が想定していなかったイレギュラーなもの・・・なのではと。 メルがペストを蔓延させるほど、恨みに染まっているとは思えないんですよね。
262:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/21(金) 22:32:53 ID:jMtZtTNc [sage] >>261 自己レスすみません。ちょっと補足です。 「初対面」のところですが、七つの大罪と合わせると、メルが勤勉で怠惰を知らなかったという解釈もできたかも・・・。 確かに井戸子も勤勉で、奇妙な親近感があるのも頷けます。
263:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/21(金) 22:50:10 ID:f56dSJ78 >>260さん シャベルは「喋るパン」と掛けているという言葉遊びという説があるようですよ。
264:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/21(金) 22:58:44 ID:96Xx2ivx [sage ] >>261 ペストをばらまいたのが井戸子の意志ではない可能性もありますよね。 ペストが井戸子の意志ならば、チャン塗れの妹への態度に疑問があります。 妹が帰って来た時点で井戸子が死亡していたのならば、問題はないかもしれませんが、 井戸子が生きているのならば、チャンから黒死病を連想しても不思議ではないかと… 妹から感染する可能性がある以上は、笑っていられる状況ではないと思いますけどね。 井戸子の行動は不自然な部分が多いんですよね。 「全て私の仕事」と唄っているのに、妹から押し付けられるとか、 糸巻きを洗おうとして井戸に落すところとか、 取って来いと言われて死ぬかもしれないとわかっているのに飛び込むところとか、 井戸の底で会った男を「イド」と呼んだり、 「ホレおばさん」のことを知っているというのも他の屍人姫と比べると異色だと思います。 ペストの蔓延が井戸子だけでなくメルの意志でもないという可能性はどうでしょう? 以前、ここでペストの流行はイドルフリートの意志だという説も出ましたし、 あるいは、まったくの偶然に起こったこととか…。 ペストの蔓延は結果であって、目的は別のところにあったのかもしれません。 井戸の底で起こったことを考慮すると、井戸子が復讐したというよりも、 ホレおねえさんに従っただけ(利用されただけ)のようにも見えます。 >>262 メルが知らなかったというのならば、“色欲”も知らなかったと思いますよ。
265:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/21(金) 23:36:11 ID:jHw2q6is [sage ] 偶然図書館で翻訳されたグリム童話集を見つけたので書いてみようかと(既出ならスマソ ・パンをシャベルでかきだすのは原作通り ・「こまっちゃった!わたし(ぼく)を〜」の部分は原作とセリフがほぼ同じ、リンゴに至っては一字一句違いがありませんでした。 ・井戸に落とした糸巻きは金を降らせたときに同時に渡した。 ・キッケリキー!のニワトリの2つのセリフが両方とも原作と同じ(だったような) ・井戸子は自分から帰りたいと言って帰った(あんな家なのにホームシックになったそうで)が、 妹はなにもしなかったためホレのお姉さんが怒って、釜でチャンを妹にぶっかけて帰らせた。 ・父は井戸に落ちて死んだ、とかお父さん関連は出てこなかった。 参考にでもしてくだしあ
266:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/22(土) 01:52:09 ID:MB4zvElx >>261 >>262 『初対面なのに〜親近感』は、井戸子が自分と同じように井戸で死んでるから だと思ってました……。 ただし、メルには自分が井戸で死んだという記憶はまだ(暁光の唄)まで 甦らないので、だからこそこのときのメルは、 『この奇妙な親近感は何なのだろう』、みたいな。
267:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/22(土) 09:14:39 ID:aAM6oMs+ [sage ] 君「も」井戸に落ちたのかい? と言っているので井戸に落ちた記憶くらいは残ってるのでは無いかと思うのですが
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