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05『生と死を別つ境界の古井戸』 専用考察スレ
389:曲だけであまり深く考えない人@投稿 ★ 2012/08/06(月) 15:23:35 ID:c5M5PMye 書き込み一通り全部読ませていただきました(沢山あったので最初の方が危ういけど…) 皆さん凄い深く考えている…ペストの解釈なんて考えもしませんでした。 読んだ後に書き込むのもあれなんですが取り敢えず…私的解釈なんですけども ・井戸子の家は井戸子、継母、チィちゃんの三人。 ・井戸子とチィちゃんは腹違いの姉妹 ・二人のファーティはイドルフリート・エーレンベルグ(←ここは曖昧なのでなくてもいいかも…) ・井戸子連れてファーティ継母と再婚→チィちゃん生まれる→何かあってファーティ死亡 ・航海士なのに井戸に落ちて死んだ「らしい」←実際見てないから伝聞系。船旅先の井戸にでも落ちて死んで、知らせだけが届いたとか? ・継母、井戸子は自分と血が繋がってないからファーティ死亡後に家政婦みたいに扱うように ↑早い話が灰被りみたいな感じかなあと ・なので炊事選択掃除その他諸々の家事は全部井戸子の仕事(「炊事選択すべて私の仕事」という歌詞はこういうこと) ・チィちゃんも同様に全部井戸子に押し付け(「(私に)押し付けた性悪な妹」) ・+井戸子をいびって楽しんでた ↑ここも灰被りみたいなイメージ、灰被りの継姉達は灰の中にわざと豆をばら撒いて灰被りに拾わせていた→不必要な「この愚図」の罵倒はこういうこと? ・だけど井戸子、お父さんと「頑張れ」的な約束でもしたから「頑張ります!」とポジティブに頑張ってる ・継母、井戸子が井戸を好きじゃないのも知ってるけど、やっぱり嫌がらせで井戸の傍で糸紡ぎさせる ・井戸子歌の通りうっかり糸巻落とす→「潜ってでも拾ってこい(できるわけないけどね!)」 ・飛び込む井戸子…「最悪(の場合)そっち(あの世)行きますお父さん!」→ざばん ・衝動(イド)を抱いた屍揮者(イド)←イドっていうかぶっちゃけメル(メルヒェン) ・メル「迷いがあるなら一寸考えろ」→何か色々(←をい)あってホレおばさんのところへ ・羽根布団振って雪降らす仕事貰った→何時もの「私頑張る!」ポジティブ思考で頑張る ・沢山頑張った報酬として金の雨(金貨でも降ってきたと思われ…しかし痛そうだ)…メル「君の働きへの報酬だ、不真面目だったら別なものが降ってきたかもしれないが」→…ふうん、じゃあもしチィちゃんなら別なものかもしれないわね(ここで復讐の種発生?) ・金いっぱい貰って帰ってきたよー、で家にお金がはいる ・家にいっぱいお金入れたの私なんだからあんたも働け→チィちゃんが全部仕事引き受け ・継母こう考える…家にお金入れたのは井戸子→だから井戸子家の仕事しなくてよくなった(何もしないくせにみたいなことが言えない)→チィちゃんにも持ってこさせたら条件は同じ→また井戸子に仕事押し付けられる ・継母「あなたも貰っておいで!(それならまた井戸子こき使えるしお金も入るし一石二鳥、井戸子にできるんだから可愛い娘にできないわけないじゃない!」チィちゃん「(めんどくさいけど)あたい頑張る…」 ・それ見て井戸子「やれるものならどうぞ!」→いつも私に仕事押し付けてサボってたあんたにできるわけないでしょ+不真面目曝してホレおばさんにお仕置きされちゃえばいいわ ・案の定チィちゃんはチャン塗れで帰還→ほらね、いい気味だわ! ・継母「こんないい子がどうしてこんな酷い目に!」…井戸子よりよっぽどいい子じゃないの!みたいな親馬鹿フィルターの産物 みたいな… 「一生チャン塗れなんて女の子には死ぬより辛い罰だわ!」は、そりゃ全身真っ黒コールタール塗れで一生過ごすんじゃ、そりゃ女の子にはきついよねとは思いました。嫁の貰い手もいないだろうし。 メルの「この奇妙な親近感」に関しては、メルは自分の死んだ記憶曖昧だけ井戸に落ちて死んだのは事実…覚えてなくとも何となく親近感覚えた、みたいなもんかと。 あと、井戸子は家に帰る前のメルの発言「尤も君の勤務態度が不真面目だった場合〜」を聞いてチィちゃんへの復讐並びに間接的な継母への復讐を思いついたのかなあ、と。 ファーティと約束したから頑張ってたけど、自分をこき使っていじめる相手に対しての憾みがないとは思えませんので。でも最初にメルに聞かれたときは復讐内容が思いつかず、その台詞で「こうすればいいじゃない!」と思いついたとか。 「自分は何時も頑張ってるから簡単だけど、いつも怠けてるチィちゃんならきっとお仕置きされるよね」みたいに。 で、メルの言ってた「随分と可愛い復讐」っていうのは「別に殺そうとはしなかった」っていうことじゃないかなと。これ以外だと全部復讐相手死んでますし(未遂に終わった磔刑除く)。そりゃ殺そうとするよりは「可愛い復讐」って呼ぶよなあと…。 思いついたことを並べただけなので読みにくくて申し訳ない…。あと我ながらあんまり考えてないこと見え見えですね。ほとんど歌詞そのままに解釈してます。 ほとんど前提となる知識を持たない(そもそも「ホレおばさん」という童話の存在自体知りませんでした)ので、そのうえで聞いて「こういうことかなー」と思っただけなんですが。 コンサートも行ったことが無い、PV(あるのか?)も見たことないから、曲だけに頼った解釈になってます。 ペストとかも考えなかったし。…パンが人の体を表すとか、林檎は罪とか原罪とか象徴的なものがあるってのは某幻想奇譚ライトノベル読んで知ってましたが、やっぱり考えなかったし。 仰ってる方の多い「擦り切れて緋い血を出して」の「て」が聞こえない、という意見なんですが…聞こえない方の方が多いんですか?何度聞いてもきちんと聞こえるので、スレ読んで逆に吃驚したんですけども。 あと、最後の音ってあれ鼠の声だったんですか。私てっきり鳥が鳴いてるのかと…イドイドって通常版と初回限定盤でボーナストラックが違うのですね。私通常版しか聞いたことがないので知らなかった。
390:曲だけであまり深く考えない人@投稿 ★ 2012/08/06(月) 15:30:01 ID:c5M5PMye あ、書くの忘れた… 井戸子は一応何があったかは継母に話したんじゃないかと思ってます。
391:投稿 ★ 2014/09/14(日) 01:07:47 ID:LK9+b/Oy [sage ] 「擦り切れて緋い血を出して」の「て」の部分はどう聞いても 意図的に省略されてるんだよなぁ。 これで意図的じゃなかったら歌手としてどうかと思いますよ。
392:投稿 ★ 2016/03/11(金) 21:58:28 ID:GER7TBEG 久しぶりにこの曲ガッツリ聞いて考えた ここではパン=死体、林檎=罪と抽象的に捉えるのが主流みたいだけど、 もっと具体的に物語に関わってきてるんじゃないかな 焼けすぎたパン=火刑の魔女、テレーゼで 「喋るパンの願いを聞いてシャベルで皆掻きだしてあげたわ」 →テレーゼの世界を呪う願いを聞いて屍人姫を死から呼び戻す 林檎の木=ぶらん子 林檎の実=命、罪で 「一つ残らず実が落ちるまで林檎の木を揺らし」 →女将がショック死するまでぶらん子を揺らし続けた 「散らばる林檎を積み上げるだけの簡単なお仕事」 →青髭が罪を重ねるように仕向ければ勝手に自滅するので簡単 羽ぶとん=エリーザベトで 「綺麗に舞い散る羽布団 振るのが新たな私の仕事」 →エリーザベトの死。復讐は行われない 「地上に舞い落ちる雪の花 降るのは灼かな私の仕事」 →白雪姫の復讐で継母を焼く。わざわざ《灼》の字を宛てているのは不自然。 薔薇の塔で眠る姫君では死者が出ないため、関わらない その後、大きな門=ラフレンツェの冥府の門が開かれ、現世に戻る こう読むと殆どの復讐劇の実行者が井戸子になってしまう(怠惰とは一体……) 或いは物語の策者は井戸子? って考えたら怖くなってきたので否定材料ぷりーず
393:投稿 ★ 2016/03/11(金) 22:24:23 ID:GER7TBEG あー、火刑の魔女で兄妹を誘導した鳥=羽布団としたほうが自然かな
394:投稿 ★ 2016/03/12(土) 20:03:54 ID:INrBm7w6 訂正 林檎の木=ぶらん子、青髭の吊るされた妻達(赤いドレス) 「散らばる林檎を積み上げるだけの簡単なお仕事」 →青髭の後妻たちを禁断の部屋に誘導し続けた 羽ぶとん=火刑の魔女の森の鳥達で 「綺麗に舞い散る羽布団 振るのが新たな私の仕事」 →鳥を操って兄妹を誘導した。 こうした方が、より一貫するね もし仮に、井戸子が物語の策者だとしたら、 復讐劇自体が虚構で、自分の凶行を誤魔化すために得意の童話と結びつけた、 とか考えられるけど……さすがにこれは行き過ぎな考えかな
395:投稿 ★ 2016/05/27(金) 21:36:31 ID:HRa8FEVY [sage ] パンは焼死体 リンゴは腐乱死体 だとただ思っていた 焼き後から灰をシャベルでかいて 腐り落ちて散乱したものを集めるお仕事
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