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06『薔薇の塔で眠る姫君』 専用考察スレ
217:abyss 2011/08/03(水) 18:04:34 ID:PcCL5t55 [kikuramikaminno@ybb.ne.jp] 連投すいません 話は変わりますが、自分は硝子と野ばらの王子は別人だと思います 既出だったと思いますが、硝子の王子は服が青で死体愛好家ですが、野ばら のほうでは、服が赤 やってることは変わりませんが、表記では死体愛好家 とは出てきませんし・・・ もしかしたら、血縁者・・・何となく、硝子の王子と雪白姫との息子ではないかと ・・・ そして、王子=アビス説ですが面白そうなので(以外にも繋がりそうなので) 賛成です eiysionの「エルの肖像」の歌詞で‘娘もまた母になり、娘を生むのならば 楽園を失った罪を永遠に繰り返す‘というところで、アルテローゼの呪いで 結果没落し楽園(国?)を失ったのではと・・ そして王子がアビスなら 自分の子供を孕ませ(近親相姦・・・一応禁忌だし・・・)娘を生ませ、手を出す その繰り返しになるんじゃないかなぁ・・・と そうなると、」エウデュリケって野ばら姫ってことはないですかね? 毎回の長文すいません
218:abyss 2011/08/03(水) 18:06:14 ID:PcCL5t55 [kikuramikaminno@ybb.ne.jp] #chronica し忘れました すみません
219:ママン 2011/08/03(水) 19:13:29 ID:U0KX0nWW 初めて、書き込みさせていただきます。 野ばら姫にかけられた呪いについてなのですが、 私は、124さんのご意見に賛成です。 (呪いとは、『処女懐胎の呪い』であるという説) 野ばらの王子の「また」などの台詞から、私としては、 硝子の王子と、野ばらの王子は同一人物なのではないかと思っています。 その場合、硝子の歌詞によると、生きている女性は愛せない王子ということになり ”生き返って”しまった野ばら姫には ぶっちゃけ、”性欲が喚起されない=子作りできない” ということにならないでしょうか。 こう考えてしまうと、野ばら姫の産んだ子は、王子の子ではなくなってしまいます。 キリスト教社会において、父が不明というのは、神の子か、悪魔の子か、 そのどちらかとされてしまっていた時代があったと思うのですが (ちょっとあやふやな知識で、確実ではなくすみません;) 一国の姫である野ばら姫が”父無し子”を産むことはできなかった=産んだ子を すぐに捨てて、出産そのものをなかったことにする必要があった のではないかと思います。 皆さん仰っているように、アルテローゼ=オルドローズであれば、 娘が欲しかったに違いないですし、『体面上、子を捨てる』であろうことが わかっていれば、処女懐胎の呪いをかけるというのは、彼女の最終目的に 添った行動だと思うのですが。 (エリーゼが、「あれは、転んでもタダでは起きない女ね」と言っていますし、 アルテローゼが赤子を得るというのは、彼女の利益になった結果なのではないでしょうか。)
220:金の鍵 2011/08/04(木) 14:22:27 ID:E3bB76Zg この板のなかで、アルテローゼは王子が来たとき、どこにいた?って疑問がありましたが、私は姫と同じ部屋にいたと考えています。王子がやってきたとき、かれは「〜一人、乙女が横たわっていた」といってます。乙女が一人です。アルテローゼは乙女よりはもう少し大人な気がするので、カウントしなかったのかな?と。 それに王子はあくまで姫目当てで城に行ってるので、老婆に扮したアルテローゼには目もくれなかったのではと…。
221:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/09(火) 23:53:39 ID:e3uRC9PN 流れをまた変えてしまうようですが、別の視点と言うことで野薔薇姫って考察されるように 「仕方がなかった」と言うような背景で自分の子を捨てたとは思えないというのを一つ。 王子(夫?)の愛が完全に無くなる事を恐れたのではないでしょうか。 歌詞中、捨てたのは「子」ではなく「姫」とあえて表現しています。 なら子が「男」であれば捨てることは無かったのではないかとも考えられるのかなと。 その呪いが「自分と同じ呪いと祝いを与える」では女であってはいけない理由が出てくるのではないかなと。 もしその呪いが掛かれば歌中にもあるように祝いで娘にも同じ美徳と美貌が約束され、15歳の誕生日に姫は野薔薇姫になる。 そして王子が探し求めていた「Els」候補がもう一度現れる。 これほど怖い事は無いと思います。どんな困難も乗り越えるという王子(夫?)は15年後に想いを馳せるでしょうし、 15年後に実の子に確実に王子を奪われる状況を予想出来るんですから。 それこそ虚飾の婚礼。愛されていたのは抱かれていたのは本当は誰なのか。 15年後になってみないと呪いが本当か分かりません。でも、その本当かどうかわからない15年は地獄でしょうし、 きっと王子が愛していないのを気がつかないふりをするのも耐えられない。 そういったことで、生まれたとき、女であることが分かった自分の子を捨てたのではないかなと。 ほとんど妄想ですが、野薔薇姫の最後の方の台詞に傲慢さを感じ、思い立ちました。
222:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/17(水) 17:59:47 ID:soAdSsAr 子供がラフレンツェと仮定して 老婆(アルテローゼ)のような白髪と 魔女(アルテローゼ)のような隻眼というだけでは 生まれた子を捨てる理由にはなりませんかね
223:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/18(木) 11:55:38 ID:hrL94qdc [sage] >>217さん 私も赤王子は青王子と雪白姫の息子だと思っています こじつけではありますが雪白姫との共通の「いただきます」が少し気にかかっていて・・・
224:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/18(木) 11:57:21 ID:hrL94qdc [sage#chronica] #chronica忘れてしまって申しわけありません
225:red blood 2011/08/19(金) 20:07:10 ID:uk9urawW [#chronica] >>223 毒林檎を食べた雪白姫と 呪われた薔薇を食べた赤王子 どことなく似ている感じがして私も気にかかっています 聞いただけで運命感じた〜の部分も 赤王子が雪白姫と青王子の子なら、両親の馴れ初めを聞いていて 赤王子も、そんな運命的な出会いに憧れをもっていた可能性もありますし なにより赤王子の性格も青王子と比べると些か激しい気質のような… 雪白姫の血が入ってると考えれば、それも納得です また、生き返ったときの「ああ、また…」私には赤王子の声に聴こえなかったので 青王子時代から使えている従者の可能性があると思っています それと処女と強調してるのは後に続くラフレンツェも同じで 純潔を散らした結果、冥府の扉が開き楽園が失われたましたが 野薔薇姫も赤王子によって純潔を散らした結果、目覚めて アルテローゼから更に呪いを受けるわけです (その呪いを考えると夢の中に居た方が楽園だったのかもしれません) ある意味、野薔薇姫にとっての毒林檎は赤王子のような気がします また赤王子にとっての毒林檎(呪われた薔薇)は野薔薇姫だったのでしょう お互い出会わなければラフレンツェは生まれず 呪いを受けずにすんだかもしれないのですから つまり野薔薇姫とラフレンツェの両者とも 一見好きな男と結ばれ幸せそうに見えたが 後に、それが不幸の引き金になっている風に見えます なので私は、野薔薇姫のレイプショック説や処女受胎説には否定的見解です (>>116さんの言うようにレイプ説は後の研究者が言い出した解釈の一つであり しかも、その茨姫は男装してたので、この話とは繋がらないと思います 処女受胎説もアルテローゼが神通力で人体練成までは無理がある気がします せいぜい元型に呪いをかけるくらいではないでしょうか)
226:red blood 2011/08/19(金) 20:08:36 ID:uk9urawW [#chronica] そしてアルテローゼの呪いに関しては>>127さんと同意見です 発端の呪いに関しても、傲慢な父王ではなく まだ赤子の罪のない野薔薇姫を呪ったところからして 最後の呪いもアルテローゼは、姫自身(原因の親)ではなく 生まれてくる子を呪ったのだと思うのです その時点で王子と一緒にいる姫を見て、いずれ子が生まれるのは アルテローゼには十分予見できることですから 森に捨てた理由に関しては、やはり生まれた子が『忌み子』という理由だけで十分な気がします また、ラフレンツェが冥府の番人になれたことや裏切ったオルフェウスを呪ったことを考えると アルテローゼの呪いの影響か、多少なりとも不思議な力を生まれ持っていたのかもしれません そうなると呪われた魔女=不幸の象徴と捉えられる可能性が上がりますし 我が子以前に、そんな得体の知れない生き物を直接殺したら次は何(新たな災い)が起こるか分かりません どちらにせよ気高き王女の子が忌み子では跡目としては失格です そんな子を国民に公表すれば国が呪われていると不安になり治安が悪化する可能性もあります ともすれば生まれてすぐに死産したことにして秘密裏に処理するのが適切では無いでしょうか ただ、やはり我が子を直接殺すのは出来ず(ただでさえ初産の子は可愛いだろうし) 運が良ければ誰か拾って育ててくれるかもしれない森に捨てたのではないでしょうか もし赤王子が青王子と雪白姫の子なら両親の馴れ初め話の際に 城を出た雪白姫が森で小人に匿われていたことも聞いていて そんな可能性を考えていても不思議ではありません (ただ奇跡に近い確立なので、あくまでそうなったらいいという願を込めてですが) 国を追われたアルテローゼは他国に逃れオルドローズになり ラフレンツェを拾うわけですが、そこで老婆の姿なのは 追放される際に他の賢女から、これ以上薔薇の国に復讐しないように 神通力を奪われていても不思議ではないと思います その結果、一気に老け込んだ可能性もありますよね 私の見解としまして賢女は神通力で不老を保っているが不死ではないと思っています (賢女ですし100年の眠りの前の時点で元々人智の寿命を超えていて 神通力で若さを保っていた可能性があります。ハウルの動く城でいう荒地の魔女のように) もしくは追放された際に実は追っ手(アルテローゼ殺害部隊)がいて 見つからないように塔で老婆に化けた時のように変身?していた可能性もありますね その場合、成長したラフレンツェの前から姿を消したのは 追っ手にばれて新たな場所に逃げていったのかもしれません ラフレンツェに言わなかったのは、ラフレンツェが野薔薇姫の子と知らなかったか 知っていた場合は、それでも育てて情が沸いてしまい巻き込みたくなかったかだと思います
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