06『薔薇の塔で眠る姫君』 専用考察スレ
221:名無しさん@何にするか募集中2011/08/09(火) 23:53:39 ID:e3uRC9PNAAS
流れをまた変えてしまうようですが、別の視点と言うことで野薔薇姫って考察されるように
「仕方がなかった」と言うような背景で自分の子を捨てたとは思えないというのを一つ。
王子(夫?)の愛が完全に無くなる事を恐れたのではないでしょうか。
歌詞中、捨てたのは「子」ではなく「姫」とあえて表現しています。
なら子が「男」であれば捨てることは無かったのではないかとも考えられるのかなと。
その呪いが「自分と同じ呪いと祝いを与える」では女であってはいけない理由が出てくるのではないかなと。
もしその呪いが掛かれば歌中にもあるように祝いで娘にも同じ美徳と美貌が約束され、15歳の誕生日に姫は野薔薇姫になる。
そして王子が探し求めていた「Els」候補がもう一度現れる。
これほど怖い事は無いと思います。どんな困難も乗り越えるという王子(夫?)は15年後に想いを馳せるでしょうし、
15年後に実の子に確実に王子を奪われる状況を予想出来るんですから。
それこそ虚飾の婚礼。愛されていたのは抱かれていたのは本当は誰なのか。
15年後になってみないと呪いが本当か分かりません。でも、その本当かどうかわからない15年は地獄でしょうし、
きっと王子が愛していないのを気がつかないふりをするのも耐えられない。
そういったことで、生まれたとき、女であることが分かった自分の子を捨てたのではないかなと。
ほとんど妄想ですが、野薔薇姫の最後の方の台詞に傲慢さを感じ、思い立ちました。
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