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06『薔薇の塔で眠る姫君』 専用考察スレ
85:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/29(水) 19:38:43 ID:QKoxJQF1 >>84さん なるほど、つまり、「子供ができる」という呪いってわけですね。 知らないけど子供ができてた→呪いだった。ってことでしょうかね。 これだと、捨てないとだめという理由はいろいろありますね。
86:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/29(水) 20:46:35 ID:1JifjQXl 何度か考察にあがってますが、錘って男性器の暗喩って説がありますよね。 私は子供は王子の子供ではなかったのではないかと思っています…。 恋も知らずに死せる処女、と、眠る前は処女であったことをやたらと強調しているのは 姫が眠ってしまった本当の原因は錘に刺されたからではなく、男性に強姦されたのではないかと…。 それを認めたくなくて、自分は処女(おとめ)であると強調し、 眠ってしまったのはアルテローザの呪いのせいと言い張っていたのかなと思います。 その場合、王子と婚姻後に不義の子を妊娠していたことがわかり、 結果そのわけありの子供を捨てることになってしまったと…。 アルテローゼは妊娠していることに気づいていて、呪いをかけてやると捨て台詞を吐いたのかもしれません。
87:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/29(水) 22:42:10 ID:qwcFAzKL [sage] ふと思ったのですが、姫がわざわざ森に捨てるなんて選んだのは何故なのでしょう? 残酷な話ではありますが、 本当に望まない不義の子供や、自分に害をなすとわかっている赤ちゃんだとしたら 生まれた直後に殺すのも簡単だったはずです。 現に、雪白姫の継母は自分より美しくなってしまった雪白姫を消すために、狩人に殺害を命じています。 また雪白姫の場合と違って生まれたばかりの赤ん坊なら「死産だった」「生まれてすぐ死んだ」 などと言い訳もしやすかったでしょうに……
88:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/30(木) 10:39:41 ID:iHjH+cMT たとえ望まない不義の子でも、自分に害なす子でも、生まれたばかりの自分の子を殺せないのは当然なのでは…。 育てられない、殺した方が本当は安全だし簡単、でもどこかで生きていてほしい… とわずかな望みをかけて殺さずに捨てたのではないかと思います。 継母が自分よりもきれいになってしまった継子を殺そうとするのと、 実母が、今は何の害もないまっさらな生まれたばかりの子を殺すのとは全然違うと思いますよ。
89:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/02(日) 02:22:29 ID:xYGoFgUz [sage ] いくつか思ったことがありましたので書き込ませていただきます。 生まれた姫(ラフレンツェ)を捨てたのは姫(ラフレンツェ)が王子の探していた《エリス》だからではないでしょうか。 そして、まだ考察の途中になるのですが、曲中の"七つの罪科" これにこの姫を捨てることが《嫉妬》に当てはまるのではないかと思います。 あと姫が眠った理由がレイプショックという意見は賛成です。 私は姫が100年眠っていたとは考えていませんので…。 理由はアルテローゼなんですが…。 まず、姫が生まれた宴で呼ばれたのは"賢女"ですよね。 でも賢女とは結局のところ唯の人間ですよね? (テレーゼがそうだったようにそうだと解釈しました) ええと何がいいたいのかと言いますと、姫が100年眠っていたとすると、 アルテローゼは死んでいてもおかしくありませんよね? それどころか声を聞いても老いたと分かるほどには老いていませんでした。 始めに深く考えず聞いていたときは魔女だから生きているのだと、若さを保っているのだと、ただ漠然と考えていました。 ですが、ラフレンツェに話しかけているオルドローズは老婆です。 100年の歳月を経ても対して変化の無かった(わからなかった)彼女が、 たかだか赤子を年頃の娘?に育てた年月程度でこうも老いるものなのだろうかと疑問に思ったのです。 (私はエリュシオンの考察をしていないので認識が間違っている部分があればすみません。) あとは野薔薇姫があまりに呪いを軽視しているようだったので… 「ドキドキだわ」というのなんですが、15で死ぬという言の葉を受けているのに 抜け出してウロチョロなんて普通するものなんでしょうか… いくらなんでもアプリコーゼの力を過信なのでは…?;;
90:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/02(日) 12:29:51 ID:4/Ln2zTt 流れぶった切ります、すみません。 ふと思ったんですが、野ばら姫が生き返ることができたのは アプリコーゼの「100年眠るだけ」という言葉のおかげだとしたら、 屍揮者は野ばら姫のために何をしたんでしょうか? 他の曲では、屍揮者が死んだ娘たちの復讐を手助けするために生き返らせたり何なりしてますが、 野ばら姫の場合は屍揮者が生き返らせたわけではないですよね。 強いて言うなら変態王子を寄越したぐらいで…。 しかもその王子も、姫を生き返らせる装置ではなく、姫が生き返る年にタイミング良くやってきただけなような。 ただ、アプリコーゼの力がアルテローゼより弱かった場合、 力添えとして屍揮者が王子を送った……とも考えられますかね。 あと、アプリコーゼとアルテローゼの言い合いの場面、 「ならば〜流る時のみぞ知る」の部分が『宵闇の唄』の冒頭エリーゼの「ああああ愛してる」と同じメロディに聞こえるので、 そのメロディがエリーゼと関係してるとすれば、賢女言い合い場面で既にエリーゼは野ばら姫を生き返らせる下準備(?)してたんでは… とかも思うんですが。突飛すぎるでしょうか;
91:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/03(月) 23:04:07 ID:j4KvnpeP [sage] 歌詞に朝と夜のフレーズがありますよね ふと思い出したんですが朝と夜の物語のラスト「嘘を吐いたのは〜」というセリフがあります これがもし虚構を臭わせるのだとしたら… 関係ないかもしれませんが
92:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/05(水) 21:05:46 ID:wR2kwnf+ >>86>>89 野薔薇姫が眠った理由とか錘がどーのとかについて原作を知っているわけではないのですが、 「本当は怖いグリム童話」という本から少し引用させていただくと。 野薔薇姫は呪いをかけられてから幼少期は男の子として育てられて、 15歳になったときに見知らぬ(使用人?)男に部屋に連れられ強姦されたため、眠ってしまう。 みたいな感じだったはずなので、レイプショックは確かだと思います… 以下蛇足 100年経って王子の接吻で目が覚めて結婚するけど、 王子と姫との間には100年のズレがあるから姫は時代遅れで、 趣味が合わなくて王子は色々他の女に手を出したりするけどある日、 きまぐれで姫が男の格好をしてみたら王子が滾って、 子供を作るんじゃなかったかなー… 流石変態王子… お目汚し失礼しましたm(_ _)m
93:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/05(水) 22:56:14 ID:TGR1gacy >>90 私もこの物語で屍揮者がなにをしたのか考えてました。 エリーゼが手助けをしたとのことですが 王子のメロディーが流れてから♪〜空を臨む薔薇の塔 眠る美しい姫君 のあとにうふふと笑い声きこえますよね それがエリーゼならその説ありかとおもいます。
94:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/06(木) 00:57:11 ID:CZtMPUo9 >>92 私も同じ本を持っている(と思います)が、あれは原典を元に女史独自の解釈で再構成した物語では。 解釈のひとつとしての強姦は個人的には推すところではありますが。
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