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06『薔薇の塔で眠る姫君』 専用考察スレ
90:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/02(日) 12:29:51 ID:4/Ln2zTt 流れぶった切ります、すみません。 ふと思ったんですが、野ばら姫が生き返ることができたのは アプリコーゼの「100年眠るだけ」という言葉のおかげだとしたら、 屍揮者は野ばら姫のために何をしたんでしょうか? 他の曲では、屍揮者が死んだ娘たちの復讐を手助けするために生き返らせたり何なりしてますが、 野ばら姫の場合は屍揮者が生き返らせたわけではないですよね。 強いて言うなら変態王子を寄越したぐらいで…。 しかもその王子も、姫を生き返らせる装置ではなく、姫が生き返る年にタイミング良くやってきただけなような。 ただ、アプリコーゼの力がアルテローゼより弱かった場合、 力添えとして屍揮者が王子を送った……とも考えられますかね。 あと、アプリコーゼとアルテローゼの言い合いの場面、 「ならば〜流る時のみぞ知る」の部分が『宵闇の唄』の冒頭エリーゼの「ああああ愛してる」と同じメロディに聞こえるので、 そのメロディがエリーゼと関係してるとすれば、賢女言い合い場面で既にエリーゼは野ばら姫を生き返らせる下準備(?)してたんでは… とかも思うんですが。突飛すぎるでしょうか;
91:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/03(月) 23:04:07 ID:j4KvnpeP [sage] 歌詞に朝と夜のフレーズがありますよね ふと思い出したんですが朝と夜の物語のラスト「嘘を吐いたのは〜」というセリフがあります これがもし虚構を臭わせるのだとしたら… 関係ないかもしれませんが
92:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/05(水) 21:05:46 ID:wR2kwnf+ >>86>>89 野薔薇姫が眠った理由とか錘がどーのとかについて原作を知っているわけではないのですが、 「本当は怖いグリム童話」という本から少し引用させていただくと。 野薔薇姫は呪いをかけられてから幼少期は男の子として育てられて、 15歳になったときに見知らぬ(使用人?)男に部屋に連れられ強姦されたため、眠ってしまう。 みたいな感じだったはずなので、レイプショックは確かだと思います… 以下蛇足 100年経って王子の接吻で目が覚めて結婚するけど、 王子と姫との間には100年のズレがあるから姫は時代遅れで、 趣味が合わなくて王子は色々他の女に手を出したりするけどある日、 きまぐれで姫が男の格好をしてみたら王子が滾って、 子供を作るんじゃなかったかなー… 流石変態王子… お目汚し失礼しましたm(_ _)m
93:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/05(水) 22:56:14 ID:TGR1gacy >>90 私もこの物語で屍揮者がなにをしたのか考えてました。 エリーゼが手助けをしたとのことですが 王子のメロディーが流れてから♪〜空を臨む薔薇の塔 眠る美しい姫君 のあとにうふふと笑い声きこえますよね それがエリーゼならその説ありかとおもいます。
94:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/06(木) 00:57:11 ID:CZtMPUo9 >>92 私も同じ本を持っている(と思います)が、あれは原典を元に女史独自の解釈で再構成した物語では。 解釈のひとつとしての強姦は個人的には推すところではありますが。
95:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/06(木) 00:58:29 ID:IEfpWFmU [sage] >>89 >生まれた姫(ラフレンツェ)を捨てたのは姫(ラフレンツェ)が王子の探していた《エリス》だからではないでしょうか。 楽園に繋がるし、エリスの辻褄も合うね。
96:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/06(木) 11:20:19 ID:O3S/+yQa [sage] >>89 >あとは野薔薇姫があまりに呪いを軽視しているようだったので… >「ドキドキだわ」というのなんですが、15で死ぬという言の葉を受けているのに >抜け出してウロチョロなんて普通するものなんでしょうか… >いくらなんでもアプリコーゼの力を過信なのでは…?;; 歌の中では歌われていませんが、王が呪いを恐れて国中の糸車を燃やす命令を下すという 行があったはずです。(茨姫のストーリーかも知れませんが 故に糸車が何か知らず「じゃぁ、それ何?おもしろそうに〜」と歌っているととれるのではないでしょうか また、周りの人間が本人に向かって「あなたは呪いに掛けられている」とは言わないと思うので、 本人は呪いのことを知らない、危機感がないとなると思っています。
97:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/06(木) 16:02:52 ID:JXYJXwO0 私が持ってる童話の中では、アプリコーゼ(12人目の魔女)の修正の力によって 「錘に刺されて100年の間眠るが、目覚めたときに姫がひとりだと可哀想なので、城の者も一緒に100年の間眠らせましょう。 そして、姫の目が覚めた時、この呪いが解けるようにしましょう。」という呪いに修正しました。 姫が15歳で、城の最上階にいる老婆(私の童話の中ではこの老婆の正体が姫に死の呪いをかけた魔女(13人目の魔女)でした) の持っている紡錘に触れた途端親指の爪の間にその紡が刺さり、呪いが発動してしまいます。 その瞬間城のありとあらゆるモノが眠りに落ちます。 王も 王妃も アルテローゼも 犬も 猫も 火もその揺らめきを止め 風が眠り 空気の流れが止まり 一切の時が眠ってしまいました。 そして100年後、王子のキスにより、姫が目を覚ます(薔薇は姫の心の象徴であり、姫を本当に愛する者以外から守るため城を巻いた)と、 アプリコーゼの修正の力によって、すべての呪いが解けます。 時が目を覚まし、すべての時間が流れ出します。 そして、その場で眠ったままだった魔女が起きたところを、王の命令によってカマドに投げ入れられ 焼かれてしまいました。 と、いう内容でした。 時の止まった城ですから、すべての者が100年後もそのままだったのでしょう。 最後に呪いをかけた という記述はなかったのでどんな内容かわかりませんが、とりあえず報告までに。
98:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/06(木) 16:40:12 ID:Zol4ZpBB [sage] ちょっと疑問に思ったことなんですが 石壁の部屋から例の部屋へ向かうまでに 姫の場合は石壁の部屋を廻って古い搭に上がってるのに対して 王子は石壁の部屋を飛ばして古い搭に上がってますよね? ただ言い回しを変えてるだけにしては 廻りと飛ばすじゃ意味合いが違うような…… 原典を持ってないので何とも言えないんですけど何となく気になりました
99:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/06(木) 17:27:46 ID:e9xXc0F7 [sage] >>98 >>58-60 自分はこの辺りで得心しました
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