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06『薔薇の塔で眠る姫君』 専用考察スレ
122:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/15(土) 12:37:53 ID:9233g8QO >>118さん ああなるほど、深く気にしてませんでした…! そもそも復讐っていうとテーマ的に一番最初に思いつくのは「復讐の連鎖」ですよね。 今回のアルバムにしては復讐の連鎖が少なすぎて気になってたりします。 まあ復讐する側の子達がほぼ身寄りのない子で、既に死んでしまっているから仕方ないことなんですが… 個人的にラフレンツェに繋がってくれると嬉しいので 諦めずに解釈を続けてるのですが 「これはこれじゃないの!?」っていうキーワードはあるのにそれに続けるのが難しかったり イド航海士といい憶測の範囲を出ないのが現状です。 >>121さん それほどの危険な存在なら殺してしまった方が早い気がしますが、 前述べてくださった方がいらっしゃいました通り、生まれたての子を殺してしまうような残酷なことはなかなか出来ないですし。 森の中に捨てていたらそのうち死ぬだろうし…。 ただもしそれがラフレンツェと繋がるなら、ラフレンツェが国を滅ぼしたかと言われるとそれは違う話になってしまうんですが ラフレンツェと繋がらなければいい話ですし。 呪いはアルビノ説もありますが、アルビノだけなら普通に育てる可能性ももちろんあると思います。 でも確かに異質の子が生まれてきたら普通は怖いですよね。 捨てる可能性も十分あります。 魔女が去り際にわざわざかけるほどの呪いで、殺さずに捨ててしまうもの… つまり結論から言うと!難しいと!←
123:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/15(土) 22:10:35 ID:ArjuA7aC [sage] ラフレンツェの冒頭とこの曲で一致する部分は、 王国を追われた魔女、拾われた赤子、王子の探す「エリス」(=L)、美しい娘… と、多いですね。 この2曲は、それぞれ意識して作られていると思います。 「13番目の魔女の呪いを受けた者は、野バラ姫の国を出ると、一気に100年分も老けてしまう」 という呪いをかけられたのでは? 故に、野バラ姫たちは国外に出られない。 国外追放された魔女は、いっきに100歳も年を取って、老婆になる。 生まれた姫は、呪われた時分には存在していなかったが、アルビノとして誕生したため、森に捨てられる。 それを老婆になった魔女が拾い、冥府の番人として育てる。。。 少々無理矢理っぽい感じですが、いちおう、2曲が繋がると思います。
124:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/18(火) 23:31:22 ID:mBSlxjde [sage ] アルテローザの呪いについてですが、子供ができることそのものが呪いなのではないかと思いました。 呪いによって性交なしに出来た子供とは気味が悪いし、姫にとって肉体的にも精神的にもかなりの負担となります。 また、産まれてくる子供は呪いそのもので、忌み子として捨てられたのではないかと思います。 置き土産という言葉から、姫の腹への呪いの置き土産といった感じで考えてみました。
125:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/19(水) 02:06:56 ID:ORQpHB5K [sage ] ID変わってそうですが、124です。124の補足を少しだけ。 子供には父親がおり、子供になにかしらの呪いがかけられることも考えたのですが、歌詞で処女という言葉が強調されていることから、処女懐妊説を採りました。 また、処女懐妊は卵子に非常に強い衝撃が加わることで本当にまれですが実際に起こり得ます。 相当特殊な状況なので、胎児が成長し無事に出産されることはさらにまれになりが、確率は0ではありません。 さらに、産まれてくる子供は父親がいないため母親の染色体を二本持っています。言いかえると、母親のクローンなのです。 仮に、呪いが処女懐妊であり、捨てられた子がラフレンツェである場合、自分を追放した張本人である姫のクローンをアルテローザが育てるというなんとも皮肉な結末になります。 補足どころかこちらが本論のようになってしまいました。 長文失礼いたしました。
126:NV 2011/01/20(木) 21:01:12 ID:M/fsKWQP >>125さん 処女懐妊によって子供が産まれたため、その子供は母親のクローン・・・。 面白い考察ですね。初めて聴きました。 僕も、捨てられた子は後のラフレンツェだと思っています。 アルビノは“先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患及びその個体”の事です。 言い換えれば、“遺伝子の異常が原因で、生まれつきメラニンがあまりにも少ない状態,またはその個体”です。 ↑から思いついたことですが、ここからは素人の考えです。 生まれつきの疾患で、しかもそれの原因が遺伝子だとするならば、親もアルビノではないでしょうか? つまり、 1,子は、先天性の遺伝子疾患である。 2,その遺伝子疾患とはアルビノの事である。 3,子の遺伝子は全て母親のものだから、母親もアルビノである。 ではないかと。 医学的にいえば、遺伝子疾患は“次世代に遺伝しない場合も含めた概念”だそうなので、正しいかどうかは分かりませんが… また、歌詞等には“白い肌”“眼が紅い”“金髪ないし白髪”との記述はないため、母親がアルビノだった可能性≒0%です。 このことから考えると、 1,母親はアルビノではない。 2,つまり、遺伝子の異常は認められない。 3,処女懐妊によって生まれた子は先天性の遺伝子疾患を患っていない。(アルビノではない) という風になるのではないでしょうか? 今までの内容を纏めると、 1,生まれた子はアルビノである、と仮定する。 2,しかし、母親に遺伝子の異常はないため、クローンである子はアルビノではない。 3,このことから矛盾が生じるため、子は母親のクローンではないといえる。 となるため、処女懐妊など最初から起きていなかったことになります。 以上の理由から、処女懐妊については懐疑的です。 また、置き土産の呪いの内容ですが、 「子は異形となって生まれ、国外へと捨てられる」とすれば、綺麗にラフレンツェまで繋げるのではないでしょうか? 賢女と呼ばれるからには、先見の明やそれに準ずる知識を有しているハズですので、恐らく《十三人目の賢女》は 最初から子を手に入れるつもりだったと思います。 しかし、↑のように考えると、「何故、《十三人目の賢女》はわざわざ子に冥府の番人をさせたのか」や 「そもそも、“国外に捨てられる”とすればいいものを、何故異形とする必要があったのか」等の問題が生じます。 まだまだ、詰められる箇所がありそうな気がしてなりません。 上記の内容で、どこか間違えている箇所がありましたらご指摘下さい。 長文・駄文失礼致しました。
127:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/20(木) 22:53:14 ID:bCgRIklj ラフレンツェの 「一つ奪えば十が欲しくなり 十を奪えば百が欲しくなる その焔は彼の全てを 灼き尽くすまで消えはしない」 は、この曲のテーマである「傲慢」であり アルテローゼと同じように最後には呪いをかける。 多分ですが、アルテローゼと同じような宿命を背負う子として 生まれる呪いですかね。 森に捨てるのも言い換えれば 国外追放とも言えないこともないのかなと。
128:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/20(木) 23:08:08 ID:CqlOlJXQ [sage ] >>NVさん >>124です。自分の拙い考えにお返事ありがとうございます。 いえいえ、正直処女懐妊案は自分でもかなり突飛な案だと思います。 もしそうだとしたら「魔女がラフレンツェを産んだのか〜」の下りも アルテローゼはラフレンツェが産まれる理由をつくり、(ある意味で母そのものになります) 姫は魔女を産みだす理由をつくり文字通りになるし、 処女が強調される意味も説明できて面白いかな〜ぐらいのつもりです。 産まれた子供がアルビノなどというだけでは、自分の腹を痛めて生んだ子供を捨てる理由として 個人的に弱いかなという気がしたのです。 それなら、産まれることそのものが望ましくない必要があるのではないのかと考えました。 既出のレイプ等だと置き土産の呪いが話に絡む必要性が薄れるかなと思ったりも。 また、自説を固持するわけではないのですが、姫の外見に関しては少しだけ。 曲中に姫の外見に言及する歌詞はありませんが、 歌詞カードやジャケット等の姫はピンクがかった薄い金髪ですよ。 茨で眠っている挿絵は心なしか肌が薄いように見えます。 そう見えた結果が突飛な考えになってしまいました(笑) もっと柔軟な発想ができればいいのですが難しいです。 なにかまた考えが浮かんだら舞い戻ってまいります。 NVさんのお力になれず申し訳ありません。長文失礼しました。
129:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/20(木) 23:32:38 ID:GPKVzvgv アルビノの方は国によっては現在でも魔女として殺されたりしているらしいので「国の姫が魔女だなんてなったらまずい!」 ということで捨てることになったのではないかと それに今はアルビノは色素がないからこうなると証明されてますが、中世じゃそんなのわかってないでしょうから 気味悪がられて捨てられたのかもしれませんね
130:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/21(金) 00:00:33 ID:Gt6bixqr ラフレンツェな流れを切ってしまいますが…。 姫が生まれた子を捨てた理由が論議されていますが、その理由は特になくても成立するかと思います。 「姫の意思とは無関係に、生まれた子を捨てなければならない」という呪いだったかもしれませんし。 (そもそも生まれた姫が、産まれて間もない赤ん坊かどうかも定かではないと思いますが…) 少し話が飛びますが、まず100年もの眠りについていた王家が、目覚めた100年後も力を保持しているとは考えにくいですし、 民衆にしてみても、100年も眠っていた王家に再統治されることには納得がいかないと思います。 もしかすると、野ばら姫の王家は目覚めた後、没落してしまったのでは? それ故その後の生活苦の為、生まれた子を捨てざるを得なかった…。 そしてその子に復讐されるかも知れない可能性も孕んで、復讐が連鎖していく…といったドロドロな展開だときっとアルテローゼがとても喜びそうな気が(笑 文章下手ですみません… でも私、生まれた姫=ラフレンツェ説 に対しては懐疑的なもので…
131:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/21(金) 01:28:50 ID:wpKbvHXL [sage ] たしかにアルテローゼ側としては、呪いの内容が子供がらみである必然性はないですよね。 実際に、呪い故に子供を捨てることになったと断定できるような要素は明示されていませんし。 単に、姫に対する復讐のための呪いというならば、てっとり早く王国を滅ぼすというような呪いや、 ペストまき散らして大惨事というようなものでも良いはずです。(さすがに後者はないとは思いますが) もし最初から子供を対象とした呪いをかけるつもりであったなら、そこには何か理由があるように思います。 子供=ラフレンツェを否定するわけではないですが、 ラフレンツェと関連付けると、ラフレンツェという結果に沿うような呪いである必要があるので、 やはり無理が生じやすいような気がしました。 歌の終盤で、事実だろうと推測できる事柄が ・姫がアルテローゼを断罪 ・アルテローゼが呪いをかける ・姫が子供を捨てる の3点だけなので考えるには材料不足なのかもです・・・。
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