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07『青き伯爵の城』 専用考察スレ
151:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/09(土) 08:43:54 ID:MInPpwaV 150さん→ 青髭以外への復讐は大変興味深く、ハッとさせられました。 ちょっとした2つの考えが浮かびました。 1つは復讐をしていたのは、ずっと一番最初の妻でその対象は『新しく妻となった者全員』。毎回新しい妻に『宝物があるわ』と囁いて、青髭に殺されるように仕向けていたのではないでしょうか。 もう1つは、復讐をしていたのは、毎回一番最近殺された妻でその対象は『その都度新しく妻になった者』。みんな同じように『宝物があるわ』と囁いて毎人青髭に殺されるように仕向けた。 今の段階では動機の説明が弱いのですが、動機については両方とも『嫉妬』もしくは『自分だけ殺されるのは嫌だ。アンタも道連れよ』といった感じではないかと考えています。 そして、この考えからすると、青髭が倒されることは予想外のことではなかったのでしょうか。 いつも通り(初妻にしろ近妻にしろ)新しい妻に『宝物があるわ』で、青髭に殺されるよう仕向けた。しかし、今回の妻はお祈り詐欺と援軍によって青髭を倒してしまいました。 これは復讐側からすると予想外の展開だったと思います。 しかしながら、これでいくと最後は復讐しようとして、逆に大失敗をし、いわゆるBAD ENDですね。 衝動で書いておりますので、駄文となっていることと思います。 あまりにも衝撃的だったもので…。 失礼しました。
152:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/09(土) 12:06:05 ID:P+r3PvXA >>151様 復讐の対象が新しい妻だとしても、青髭が殺されるのは予想外、というのはないと思います。 唄い手の妻は最後に「貴方の喜劇を今 終わりにしよう!」と言っているので。 「貴方」の意味は @対等、または目下のものに対し丁寧に、もしくは親しみを込めて言う言葉 A妻が夫に対し軽い敬意や親しみを込めて言う言葉 です。そこから上記の言葉が新しい妻(嫉妬の相手?)に当てて言っているとは言いがたいです。唄い手の妻が親しみを込めて言う相手…青髭しかいませんよね?青髭の喜劇は新しい妻を殺し続けることと仮定して、ならばそれを止める(終わらせる)にはもう実力行使しかないでしょう。(何度もそれを繰り返してきた青髭が今更言葉で止まるとも思えませんし) 少なくとも唄い手の妻は青髭が殺されるのは想定の範囲内だったと思いますよ。 駄文失礼しました。
153:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/09(土) 15:50:31 ID:WUCisQbk >>152様 上記の言葉が新しい妻(嫉妬の相手?)に当てて言っているとは言いがたいです 青髭と結婚するような女性ですので、自分と対等な『青髭の妻』という地位にある人に対して丁寧に言う…という風には考えられるのではないでしょうか? 逆に、青髭を殺して「貴方の喜劇(新しい妻を殺し続ける事?)を終わりにする」なのかもしれません。 また、最後のメル達の会話で「愛と性欲を切り離せないなんて〜」など言っていることから、もしかしたら青髭が新しい妻を抱く度に愛しているのでは?と疑ってしまった、とも考えられるかも知れません。 駄文失礼いたしました。
154:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/09(土) 17:21:10 ID:P+r3PvXA >>153様 新しい妻を同等の地位、とするなら貴方の使用も納得できますね。 ただ、貴方の喜劇〜を言われる対象が新しい妻の方では、文章が滅茶苦茶になりませんか? 貴方の喜劇を青髭の喜劇とし、言われる対象が新しい妻ならば、「貴方の喜劇」より「彼の喜劇」(一例)のように三人称を使わないと青髭の喜劇自体が消えてしまいます。 「貴方」は二人称ですし、言う相手が新しい妻ならば、三人称を使っていないので第三者の青髭(ここでは言う者、言われる者以外の人物を指す)がいなくなり、「貴方の喜劇」は「新しい妻の喜劇」になってしまいます。 最初から「貴方の喜劇」が「新しい妻の喜劇」ならば「貴方」を使用しても文章としておかしくはありませんが、そうなると「新しい妻の喜劇」が何なのか…。
155:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/09(土) 22:47:05 ID:kiNQ20QT 栗の子が唄っているのが最近殺された妻なら死因はなんでしょうか。 唄っている妻は最初の妻で、復讐心を持っていたのはそれ以降青髭に殺された妻かなと思っています。 ぶった切ってすいません
156:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/10(日) 00:55:16 ID:sRef2c1H >>153->>154さん お二方の考察、大変興味深いです 歌い手=最初の妻 貴方=青髭 だと思ってます。 青髭が自分に誰を重ねていたのかはっきり理解った上での「本当は誰なのかしら?」という問いかけであり、不貞の 罪を重ねた理由であると思います。 しかし青髭は歌い手の妻を、娶った後時間こそかかったが愛したのではないでしょうか… だからこそ誓いを破られたから腹を立て、愛していたからこそ他の男に肢体を許したことが許せ無かったのでしょう。 最初の妻は衝動の儘に、二人目以降は「黄金の鍵の部屋」の約束を破った為に、殺害に至った。 そして回を増すごとに哀しみは憎しみへと変わり、何時しか狂気となる。 狂気の為の殺害はもはや悲劇ではなく喜劇でしかない なら、貴方の喜劇を今、終わりにしよう …と、こんな感じではないでしょうか? メルが「君」を「君達」と言い直しているのは、青髭によって潰されたのは歌い手以降の妻たちも同じだからかな、とか。 いかがでしょう? 長くなってしまいました。
157:156です 2011/04/10(日) 12:17:04 ID:U+2Z6Prd 今読み返したら文章おかしい…! 誓いを破られたから腹を立て→誓いを破られたことに腹を立て です! 連投自分ツッコミ失礼しました(汗)
158:童話初心者 2011/04/10(日) 20:31:06 ID:qbBzjkAd 話をぶった切ってすみませんが、青髭が 「どれ程信じて祈っても救ってなどくれなかった・・・・・・」 とはいったい何を信じ、何を祈ったのかが分かりません。 妻は浮気していないと信じていたのですか? 誰か私の悩みを解決してください。お願いします。
159:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/11(月) 11:42:49 ID:qcaZvtRk >>158さん それはその後の「君を魔女として断罪した〜」に掛かっている、かつ、『君』が魔女として断罪される前のことを唄っているという前提でよろしければですが。 『君』が魔女など有り得ない、其れは必ず証明される筈だ <六番目の女神>よ、彼女を救い給え…! という感じで<六番目の女神>を信じ祈っていたのではないでしょうか… だから「例え相対者が神でも〜」となるのかと。
160:童話初心者 2011/04/11(月) 18:43:59 ID:CAHCH3uQ な・・なるほど・・!そういうことですか!ありがとうございます! 『君』というのはテレーゼだとかアルテローズとか聞きますが、 みなさんはどう思いますか? テレーゼとアルテローゼは同一人物という考察も聞きましたが・・。
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