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07『青き伯爵の城』 専用考察スレ
152:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/09(土) 12:06:05 ID:P+r3PvXA >>151様 復讐の対象が新しい妻だとしても、青髭が殺されるのは予想外、というのはないと思います。 唄い手の妻は最後に「貴方の喜劇を今 終わりにしよう!」と言っているので。 「貴方」の意味は @対等、または目下のものに対し丁寧に、もしくは親しみを込めて言う言葉 A妻が夫に対し軽い敬意や親しみを込めて言う言葉 です。そこから上記の言葉が新しい妻(嫉妬の相手?)に当てて言っているとは言いがたいです。唄い手の妻が親しみを込めて言う相手…青髭しかいませんよね?青髭の喜劇は新しい妻を殺し続けることと仮定して、ならばそれを止める(終わらせる)にはもう実力行使しかないでしょう。(何度もそれを繰り返してきた青髭が今更言葉で止まるとも思えませんし) 少なくとも唄い手の妻は青髭が殺されるのは想定の範囲内だったと思いますよ。 駄文失礼しました。
153:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/09(土) 15:50:31 ID:WUCisQbk >>152様 上記の言葉が新しい妻(嫉妬の相手?)に当てて言っているとは言いがたいです 青髭と結婚するような女性ですので、自分と対等な『青髭の妻』という地位にある人に対して丁寧に言う…という風には考えられるのではないでしょうか? 逆に、青髭を殺して「貴方の喜劇(新しい妻を殺し続ける事?)を終わりにする」なのかもしれません。 また、最後のメル達の会話で「愛と性欲を切り離せないなんて〜」など言っていることから、もしかしたら青髭が新しい妻を抱く度に愛しているのでは?と疑ってしまった、とも考えられるかも知れません。 駄文失礼いたしました。
154:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/09(土) 17:21:10 ID:P+r3PvXA >>153様 新しい妻を同等の地位、とするなら貴方の使用も納得できますね。 ただ、貴方の喜劇〜を言われる対象が新しい妻の方では、文章が滅茶苦茶になりませんか? 貴方の喜劇を青髭の喜劇とし、言われる対象が新しい妻ならば、「貴方の喜劇」より「彼の喜劇」(一例)のように三人称を使わないと青髭の喜劇自体が消えてしまいます。 「貴方」は二人称ですし、言う相手が新しい妻ならば、三人称を使っていないので第三者の青髭(ここでは言う者、言われる者以外の人物を指す)がいなくなり、「貴方の喜劇」は「新しい妻の喜劇」になってしまいます。 最初から「貴方の喜劇」が「新しい妻の喜劇」ならば「貴方」を使用しても文章としておかしくはありませんが、そうなると「新しい妻の喜劇」が何なのか…。
155:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/09(土) 22:47:05 ID:kiNQ20QT 栗の子が唄っているのが最近殺された妻なら死因はなんでしょうか。 唄っている妻は最初の妻で、復讐心を持っていたのはそれ以降青髭に殺された妻かなと思っています。 ぶった切ってすいません
156:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/10(日) 00:55:16 ID:sRef2c1H >>153->>154さん お二方の考察、大変興味深いです 歌い手=最初の妻 貴方=青髭 だと思ってます。 青髭が自分に誰を重ねていたのかはっきり理解った上での「本当は誰なのかしら?」という問いかけであり、不貞の 罪を重ねた理由であると思います。 しかし青髭は歌い手の妻を、娶った後時間こそかかったが愛したのではないでしょうか… だからこそ誓いを破られたから腹を立て、愛していたからこそ他の男に肢体を許したことが許せ無かったのでしょう。 最初の妻は衝動の儘に、二人目以降は「黄金の鍵の部屋」の約束を破った為に、殺害に至った。 そして回を増すごとに哀しみは憎しみへと変わり、何時しか狂気となる。 狂気の為の殺害はもはや悲劇ではなく喜劇でしかない なら、貴方の喜劇を今、終わりにしよう …と、こんな感じではないでしょうか? メルが「君」を「君達」と言い直しているのは、青髭によって潰されたのは歌い手以降の妻たちも同じだからかな、とか。 いかがでしょう? 長くなってしまいました。
157:156です 2011/04/10(日) 12:17:04 ID:U+2Z6Prd 今読み返したら文章おかしい…! 誓いを破られたから腹を立て→誓いを破られたことに腹を立て です! 連投自分ツッコミ失礼しました(汗)
158:童話初心者 2011/04/10(日) 20:31:06 ID:qbBzjkAd 話をぶった切ってすみませんが、青髭が 「どれ程信じて祈っても救ってなどくれなかった・・・・・・」 とはいったい何を信じ、何を祈ったのかが分かりません。 妻は浮気していないと信じていたのですか? 誰か私の悩みを解決してください。お願いします。
159:名無しさん@何にするか募集中 2011/04/11(月) 11:42:49 ID:qcaZvtRk >>158さん それはその後の「君を魔女として断罪した〜」に掛かっている、かつ、『君』が魔女として断罪される前のことを唄っているという前提でよろしければですが。 『君』が魔女など有り得ない、其れは必ず証明される筈だ <六番目の女神>よ、彼女を救い給え…! という感じで<六番目の女神>を信じ祈っていたのではないでしょうか… だから「例え相対者が神でも〜」となるのかと。
160:童話初心者 2011/04/11(月) 18:43:59 ID:CAHCH3uQ な・・なるほど・・!そういうことですか!ありがとうございます! 『君』というのはテレーゼだとかアルテローズとか聞きますが、 みなさんはどう思いますか? テレーゼとアルテローゼは同一人物という考察も聞きましたが・・。
161:名無しさん@何にするか募集中 2011/05/06(金) 23:54:04 ID:Zz5tmYUz 青髭のいう「君」についてですが、ジャンヌという考察をよく聞きますが、私は違うと思います。 ジャンヌが「君」であるならば、わざわざ妻を娶って殺す必要が見当たらないと思うのですが… 以下は私の勝手な考察ですが、以前読んだ本で、昔は産婆などの出産を手伝っていた女性が魔女といわれていたという文を読んだ記憶があります。 そこから、「君」=出産を手伝っていた女性ではないかと考えます。 青髭が「恩知らずな豚ども〜」と言っているのと、殺害対象が女性に限られていることからそう思いました。
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