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07『青き伯爵の城』 専用考察スレ
109:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/16(日) 10:08:23 ID:eAkSIIjH >>96 「君」がテレーゼかジャンヌダルクで随分と揺れていたのですが、>>70さんが仰っているように、青髭は『「君」を「断罪」した「恩知らず」な豚ども』と言っています。 ジャンヌは敵であるイギリスによって火刑に処されたはずなので、ちょっと歌詞と矛盾が生じるかな、と。 元々国も違いますし。 と言う訳で私はテレーぜ説を推します。 …まぁフランスはジャンヌを見殺しにしたので、「ジャンヌに恩がありながらも助けなかったのだから断罪したにも等しい!」と青髭が考えていたとしたらまた話がややこしくなりますが(苦笑
110:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/16(日) 16:38:24 ID:Rvx3Yvql この曲は集合体でも最初の妻でも最後の妻でも 解釈出来る仕様なのがいいですよね。 どの案も面白いです。 という私は最後の妻派です。 わざわざ「赤」というキーワードを使っていることから、まだ新しいととれること。 「もうこれ以上は偽れない」の部分は七人目の妻を青髭が娶ったことから嫉妬してしまったのだと思いました。 初めの妻なら後の六人を我慢して見てたのは辛過ぎるし、意識を得たのが最近の事だとすれば 「過ぎ去った季節の長い夜の中で」が説明し辛いので 他の吊された妻を見た感想だと解釈しました。 ただ宵闇で聞こえる鞭の音だけが説明できないのですけどね…。 六人目の妻の死因が槍で刺されて死んだのもアリかなあなんて考えてます。 考察に関係ないことですが 青髭も剣で刺されて死んでるから恐らく血まみれ… ってことは二人お揃いで真っ赤ですね。よかったね←
111:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/16(日) 22:25:51 ID:A3Wso3bS >>102 妹がエリーザベトだとすると、 磔刑の聖女の「お言葉ですが〜嫁ぐ気はございません」 に矛盾しませんか
112:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/17(月) 17:37:48 ID:0Ha2YL7a [sage] >>109さん フランスはジャンヌを喜んでイギリスに売り渡した感じですよ。 シャルル7世はイギリスと同盟を結ぶために打倒イギリス派のジャンヌが邪魔だった、 さらに民衆が国王よりジャンヌを仰ぎ始めたことに腹を立てて、イギリスに殺させたと言われてます。 ですから青髭の「君を断罪した恩知らずな豚共」がフランス国家を指していてもおかしくはないと思います。 私も始めテレーゼかな?とも思いましたが、青髭がテレーゼと出会った経緯が分からないですし、 戦争とは関係がないので、やはりジャンヌ説がしっくりくるなと思います。
113:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/17(月) 18:45:43 ID:lLsl4kgl [sage ] 私は君=テレーゼ派なのですが、 テレーゼが戦争に関係ないとは言い切れないと思います。 「光と闇の童話」でテレーゼ派魔女狩りの男達にメルを井戸に落とされた際、 剣を抜いて、途中まで優勢に男と戦っていました。 とっさの際に取れる場所に剣を置いていて、男相手にある程度立ち回れた。 このことから、テレーゼは戦いとはまったく無縁ではなかったのかもしれない、と私は考えています。 馬術ならともかく、剣術は貴族のお嬢様のたしなみで習っていたっていうのはあんまりなさそうですし。 あと、逆に青髭が戦場にどれくらいいたのかも微妙な所だと思います。 青髭の眼差しが暗い色を帯びた理由は、鉄と血のにおいが染み付いたせいかしら、と歌われ、 その後ろで戦場の音が入っていますが、 これは歌い手が「戦争で鉄と血のにおいが夫に染み付いた」と思っているとの表現なのかもしれない、とふと思いました。 歌い手が最初の妻ならにおいが染み付いたのは、戦争になるのでしょうが もし6番目の妻だったら、青髭はもう5人女達を殺しているわけで、 そっちの血のにおいの方がしっかり染み付いているのではないでしょうか。 でも、6番目の妻は最初前妻達を夫が殺しているなんて考えもしないから、 戦争で匂いがついたんだと誤解した…… 正直青髭ににおいが染み付くなら、妻殺しの方がよっぽど強く染み付きそうなんですよね…… いくら秘密の部屋に遺体閉じ込めてあるって言っても、屋敷の中ににおいが漏れてくるかもしれませんし……
114:つな 2011/01/17(月) 19:09:03 ID:o59ah0gP #chronica はじめまして、聞き込んでみたのですがやはり青髭のいう「君」とはテレーゼなんじゃないかと思います。 あと、歌い手の妻のことなのですが、彼女は二番目の妻なのではないかと思います。 青髭がもし断罪された「君」=最初の妻としているならの話ですが・・・。 断罪されるのを止めることができなかった=殺した ということではと思っています。 そのため、歌い手の妻を二番目と仮定しても禁じられた部屋にもまだ誰も吊るされていない事になります。 優しい眼差しというのも、青髭がまだ新しい妻を愛そうという気持ちがあったのでは?と個人的に思っています。 それなのに浮気されちゃったらそりゃ怒るよな・・・なんて思ったり。 ここまで読んでくださってありがとうございます。 私の考えが特殊だと思うのでスルーしてくださって結構です。
115:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/17(月) 19:31:18 ID:d8ENV4Gg 元ネタジャンヌで青髭の後ろで戦争(?)の音 もしかしたらジャンヌ=テレーゼになってるのでは? ジャンヌはフランスの人、メルヒェンはドイツの話 都合上テレーゼ=ジャンヌ状態かな?と
116:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/18(火) 01:21:02 ID:UGh4i4UU [sage ] >>113 テレーゼが戦いとは無縁でも剣術の心得はあった可能性はありますよ。 西洋剣術は貴族の嗜みというか、教養みたいな部分がありますし、 メルと2人で暮らしていこうと思うなら、ある程度の危険には対処できる腕があってもおかしくありません。 相手が本職の兵士などなら敵わないかもしれませんが、 男2人だけで正確な場所もわからずにやってきた相手が戦い慣れした本職の人間だとは思えません。 テレーゼに武器で応戦した様子もありませんでしたし… 戦った相手が素人だったからこそある程度は立ち回ることができたのかもしれません。 歌い手が思い込んでいるという考えは目からウロコでした。 バックの音だから本当だろうと勝手に思い込んでましたね。 確かに、戦場での経験よりも妻たちを殺した経験の方が血のにおいがしそうです。
117:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/23(日) 14:26:49 ID:fb8btrEy >>113 私は生前ならともかく、死後そのような勘違いは起こらないような気がします。 歌の全ての部分を歌い手が記憶を頼りに唄っているのなら、 「火刑」の老婆「改宗したけれど〜」 「黒き」の女将「死体がないなら〜」 「硝子」の王妃「鏡よ鏡〜」(白雪姫毒殺後の) 「青き」の青髭「誓いを破られた事に〜」 などの歌い手が知らないような相手の心情、聞かないような発言を何故知っている のかという事になってしまいます。 私が思うに歌い手達は自分の死後、憾む相手の心情や過去、その後の出来事をある程度 窺い知ることが出来たんじゃないかなぁと。 まぁ所詮私の浅知恵を絞って考えた事なので矛盾は沢山見つかるだろうし、 知る事が出来てもそこまでは確認できなかった、と考えればそこまでなのですが(汗 乱文失礼しました、この考えで何か矛盾が見つかれば教えて頂けると嬉しいです。
118:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 00:49:07 ID:0vq75xHQ >>117 思い込んだのが生前で、暴力を受け始めた頃という解釈はどうでしょう? 私は歌い手(屍人姫)が唄っている部分は屍人姫の主観で、 それ以外の部分はそれぞれの歌い手(老婆や女将など)の主観や客観ではないかと思います。 ですから、屍人姫が唄っている“血のにおいが染みついた理由”は嘘や思い込みの可能性もあるのではないかと…。 ただ、屍人姫のが唄っているのですから、屍人姫が本来ならば知らない部分が登場するのも妙です。 知らないはずの部分は全部妄想という可能性もありますね。 私の妄想かもしれませんが、復讐された側が屍人姫の勝手な言い分に抗議しているという解釈もできそうです。
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