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07『青き伯爵の城』 専用考察スレ
76:ミロ 2010/12/27(月) 23:53:18 ID:AWmEQ51n [sage ] >>75さん 舞台設定が「現在の」ドイツに限られるかどうか、と言われれば間違いなくNOです。 おそらくメルヒェンの舞台である1500年前後のドイツは「ドイツ国民の神聖ローマ帝国」という帝国になっております。 この領地をざっと調べると、現在のドイツ、オーストリア、チェコ、スイス、リヒテンシュタイン、オランダ、ベルギー、 ルクセンブルグ、スロベニア、フランス東部、北イタリア、ポーランド西部(最大の領土の時)ととても大きな国となっています。 (年代により領土の大きさは変わります) この中の「現」ドイツ領の中のみでストーリーが展開してると言いきる事は、難しいと思います。 磔刑の聖女の歌詞の中に「七選帝侯」という単語が出てきます。これは神聖ローマ内の皇帝を決める選挙で 有効票を投票できる3聖職諸侯、4世俗諸侯を表します。 この諸侯たちの領地を見ると、現ポーランドやチェコが含まれている事から、「現」ドイツ領内ではなく、 「ドイツ国民の神聖ローマ帝国」内でストーリーが展開されていると推測できます。 それに、当時は領土の大きさの移り変わりは激しく、他国から奪ったり奪われたり…を繰り返しています。 日本と違い、陸続きで国が隣接している以上、他国との領土争いなどがない、と言う事はまずありえません。 どうしてグリム童話にペロー童話と同じ話が収録されているのか…それは国が隣同士だからです。 「現」ドイツのみに固執するのではなく、ヨーロッパのなかの神聖ローマ帝国の歴史を踏まえ聴くと、かなり面白いですよ。
77:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/28(火) 19:51:43 ID:9pMTRUAT [sage ] >>75さん 本家のHPで陛下が「舞台は中世ドイツ」だと言っておられますよ(^ω^)
78:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/29(水) 22:33:36 ID:OoLBLMT4 話ぶった切ってすみません… 自分も「青髭」「魔女として断罪〜」のワードから ジル・ド・レイあたりかと思ったんですが時代的にかなり無茶すぎるのと ジル・ド・レイって少年達に対してそうゆう暴行や殺しをしていたんじゃないでしたっけ? 彼はジャンヌを失った事による変態性と少年愛?が生まれた… みたいのがどこの文献みてもそうだったような… 彼らは孤児や貧しさから彼の屋敷に奉公に来て主に仕える事に生き生きと目を輝かせ〜 みたいな展開だったはず。 少年達への凌辱と虐殺に性的興奮を得ており、 それによる犠牲者は150人から1,500人だと伝えられている。 そして私も「君」はテレーゼさんのが当てはまると思います。
79:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/30(木) 04:31:43 ID:pfe57OZT 私も君はテレーゼさんかなあーとおもっています。 ジャンヌダルクというのもとても想像が広がっていいのですが どうもしっくりこなくて… 舞台は中世ドイツというのもあり CD全体のことをいってしまうようになるのですが これは 〜のようなもの であり完全に青髭とか 元ネタのジル・ド・レイさん?のすべてが関係しているとは 限らないかなあ…と!上手く言葉がまとまってなくてごめんなさい; 上手く言葉がまとまらないなりですが他の方たちもいっているように 恩知らずな豚共はテレーゼさんに病気なんかを 見てもらったりしたにも関わらず見て見ぬ振りを(したのかはわかりませんが!)して 彼女が魔女として燃やされているのを黙ってみていた人々の事だとおもっています。 婚約者でもなんでもない人だったのかもしれないけど 唯の片思いだったのかもしれないけれど ともかく青髭は『君』を愛していたことは確実かと… 『君』が死んでからも妻をもらってからも『君』だけしか愛せない事に 青髭も少なからず悩んだりしたんじゃないでしょうかね? 自分が悩んでるにも関わらず不貞をしている妻に気づき 彼の中の何かが切れそのまま妻を殺してしまう…とか! そして歌を歌っているのは殺されてから他の妻よりも日がたっていない 5人目の妻を中心とした意識の集合体なのかなあと想像したり。 記憶が曖昧なのも話が飛んでいるのもそれぞれの意識が混ざっているからとか… 磔刑の聖女の前に流れる歌だから意識してしまうのか 16さんのいってるように私も復讐をしたい歌ではないようなきがします。 殺されたものの妻たちは復讐をしたいというより 青髭のやっている行為を止めたいという気持ちが強いような… 本心かは分かりませんが 誰よりも愛していた とか 愛しい人など 他のものより好意がしっかり書かれているのも気になりました。 悲しみや憎しみじゃ傷はいやせないともありますしとか色々妄想を…! そういえば大塚さんの歌っている部分に どれ程信じて祈っても救ってなど〜という歌詞がありますが 青髭が何かに救いを求めてるんでしょうか…? それとも妻たちが青髭に救いを求めてるんでしょうかね…! 青髭が救いを求めてるとしたら何か切ないかんじがしますけど 他の方はどう考えているかとっても気になります。
80:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/30(木) 04:40:12 ID:pfe57OZT 79です。書き忘れた事があるのですみませんがまた書き込みますorz 青髭は実質5人しか殺していないけど7になるにはどうすれば?と 考えた末に 豚どもに殺されちゃった『君』は青髭自身が殺しては居ないものの結局 救えなかったから1人に入っている。 実際殺してないから禁じられた部屋にはいない。 だから絵にも描かれていない。とか…ちょっと強引ですかね? あとおかしくなっちゃったのは戦争も関係してるのかなあ…
81:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/30(木) 11:07:40 ID:tqQd+4oT [sage ] 青髭に復讐を歌っている女性なんですが、彼女は本当に5人目の妻なんでしょうか? 確かに一人だけ白骨化していないのですが 歌の中に『禁じられた多部屋の奥で……不定の罪を重ねた』 とあるのが引っかかっています。 罪を重ねるということは、何度か禁じられた部屋に入っていると考えられるような気がするのです。 とすれば、彼女が部屋に入ったときは死体が無かった…つまり、彼女は5人目の妻ではなくて、 最初の妻だったのではないでしょうか? 後妻を殺したのは、彼女らが青髭に愛される可能性がゼロではないないから…また、愛していたが故に 他の女と一緒にいるのが許せなかった…今回の妻の罪である嫉妬は青髭のいう『君』にだけ向けられたものではなく その後の妻たちにも向けられているのではないでしょうか。 愛していると言っているのは歌っている妻だけで、他の妻たちは自分が殺されたことに対する復讐だけなので、 一番罪深い妻が復讐者に選ばれたのではないでしょうか。 (歌っている妻が最初の裏切りをしたことで青髭の理性を失わせたので) あと、この歌とシスターの歌でのみ復讐者が生き返っていないのは月日が経った故に 生き返らせることが出来なかったのかなと解釈いたしました。
82:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/30(木) 15:20:48 ID:pfe57OZT 81さん>> なるほど…!5人目かなあ…とぼんやり思っていましたが 1人目の妻のほうがしっくりきますね…! 狂う前のことを知っている可能性が高いのも1人目ですし 色々世界が広がって楽しいです!
83:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/30(木) 21:01:29 ID:FMPr6MaI [sage ] >>81さん 最初の妻が後妻を殺したのですか?それだと曲の内容と噛み合わないと思います。
84:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/30(木) 22:14:50 ID:tqQd+4oT [sage ] >>83 さん あ、すみません。ご指摘いただいた部分は自分でも打っていておかしいな、と思って修正しようと思っていたのに失念していました… 他にも誤字があったりと;; 投稿する際は見直してからするように致しますね。
85:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/30(木) 23:47:12 ID:LWPyqdne >>81 私も一人目だと思います! この歌っている女性は、禁じられた部屋の屍体を見たという描写が無いため、私は一人目だと思いました。 この女性が青髭に殺された理由は禁じられた部屋に入ったからではなく、不貞(=浮気)が許せなかったからではないかと思います。 (結婚という)誓いを破られた事に腹を立てたのか、愛していたのかはわかりませんが、とりあえず青髭は一人目の妻を殺します。 その妻の屍体を浮気現場の部屋に吊るしておいた…それが後に「禁じられた部屋」になったんじゃないかと思います。 それから青髭は娶った妻に「開けてはならない」と言いつけ妻を試します、が、妻達は約束を破って開けてしまい、次々に殺される…(=5人?の女性の悲鳴が聞こえるところ) ということだと思いました。
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