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08『磔刑の聖女』 専用考察スレ
139:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/18(土) 19:05:17 ID:DzGJQKZE 豚切り失礼します。 前の方でエリーゼの中身についてのスレがありましたがエリーゼの中身はテレーゼとエリーザベトの憎しみだと思います。 PVでは、メルツがもらった人形は焼かれて落とされていたましたが、井戸には落ちていません。 そして、>>108さんの言うようにエリーザベトが野薔薇を植えたのはメルツが落ちた井戸だと私も思います。 となると、その井戸のそばにあの人形があり、エリーザベトはそれを見つけたのではないでしょうか? そして、推測ですが、その人形を井戸に落とした(=自分の代わりにメルツの側にいてあげてと願った) そして、少し無理があるかもしれませんが、エリーザベトとテレーゼのメルツへのの愛がエリーゼの外見を形成し、その中身に、エリーザベトとテレーゼのメルツを失った憎しみがエリーゼの中身なのかなと思います。 そして、そこから考えて、 「焔を無くした君を縛る 冷たい鎖は 愛を亡くした 君を想う二人の愛憎」 焔を無くした君=メルを復讐と言う冷たい鎖で縛りつけているのは、メルツを亡くしたエリーザベトとテレーゼの二人のメルツへの想いであるエリーゼ。 エリーゼはメルに宵い闇の唄で「復讐シヨウ」と囁き、メルを復讐という鎖で憎しみの世界へ縛り付けたのです。 そして、メルが死んでから成仏できなかったのはエリーザベトとの約束。その約束もメルをこの世に縛り付ける1つの鎖だったのではないでしょうか。 また、「鳥は空へ 屍体は土へ」の部分ですが、私は鳥=魂、空=死者の世界(俗に言う天国とか冥府などなど)、屍体=魂の器=体で土はそのまま土だと考えてます。 生きとし生けるもの、魂の器は最終的には朽ち果てて土へと還ります。 そう考えると「摂理(かみ)を裏切り続けた」の部分も、摂理に従わず、地上にとどまり続けるエリーザベトの魂とテレーゼの魂また、その他の死した屍姫とメル、土へと還るはずのエリーゼの器のことかなと思います。 「夜は明けて 終わりの朝へ 次の別離こそ永遠」 ロマンでは「うまれてくる朝と死んでゆく夜」です。 死にゆく夜が明ける、死が終わる朝を迎える。 つまり、キリスト教で言うところの永遠の命というやつなのかなっと思いました。 次の別離こそ永遠というのは、この世でのエリザベートと会えるのは本当にこれが最後という意味にとらえました。
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