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08『磔刑の聖女』 専用考察スレ
141:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/27(月) 23:43:37 ID:FKtCaVHu 既出だったらすいません。 ほぼ自分の勝手な解釈かもしれませんが、メルヒェンの「果たして彼は…」のくだりを読んでいて 思ったことがあったので失礼します。 メルヒェンの言う「彼」はエリーザベトが思いを寄せていた誰かをメルヒェンが指して言っているのであって、 個人を特定して「彼」と言ったのではない気がします。 まだこの段階ではメルヒェンは、メルツ=エリーザベトの思い人とはわかっていない気がします。 しかし、自分思い出せない記憶と心の底には、エリーザベトに対する確かな愛があるわけで、 自分の愛する人が誰かのために命を投げ出したことに無意識に憤りを感じているのではないでしょうか。 メルヒェンもエリーザベトには生きて幸せになって欲しいと願っていたはずです。 にもかかわらず、死を選んでしまった彼女に対して皮肉をこめての「果たして彼は…」だと考えています。 自分の好きな人が誰か自分以外の異性にに尽くしているのを見て、そんなことして本当に彼は喜ぶのかな…?とか言ってる感じです。 憤怒とは、メルヒェンが、誰か(メルツ)を思うあまり(本当は死んで欲しくないのに)死んでしまったエリーザベトに対する憤怒と エリーザベトを死に至らしめる原因となるほどに愛された自分への憤怒ではないのかと思いました。 自分の考えを書き起こすのって難しいですね…全然思ってることが表せてないような。 駄文すいませんでした。
142:名無し 2011/07/31(日) 18:35:19 ID:586RAcEf ぶった切りすみません エリーゼが壊れる時、SEで機械が止まるようなピロロロ・・・という音が入っているのですが、 なんだかArk的というか・・・今回の中世ドイツにそぐわないものを感じたので、何かのヒントにならないかと。
143:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/01(月) 17:54:42 ID:NMtIAKGx >>141 ほえ〜すごいですね!私には思いつきませんorz 私はただ単にメルツの中のイドが「そんな事してもメルツは喜ばないよ」 と言っているのだと… >>142 私も始めて聞いた時から気になってました! 中の人が機械だから…とか?←
144:金の鍵 2011/08/04(木) 14:29:57 ID:E3bB76Zg この板のなかで、エリーザベトがなぜメルヒェンをメルツだと思ったかについてですが、もしかして一種の賭けだったのではないでしょうか? なんか尻尾あるし、どことなーく似てるけど…でも確信がもてない。だからとりあえず自分の最後の欲望の(望み)のままに、メルツが迎えに来てくれた、と思って、「あなたが会いに来てくれた」と言ったのかも。で、そのとき運よくガイゲンシュピアがバイオリンを弾く→メルヒェンその音色を聴いて、メルツとエリーザベトとの思い出を思い出す→エリーザベトはさっきまでとは違うメルヒェンをみて、メルツと確定→メルヒェンにメルツとしての記憶をよみがえらせてくれた、ガイゲンシュピアに、お礼として金の靴を与えた という流れかな?と。 なんでバイオリンで記憶を戻すのかはなぞですが…。
145:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/06(土) 19:34:41 ID:XvFsoGBR >>144 それは自分も思いました! これは個人的な解釈ですがヴァイオリンの曲は悲しみの曲 もしくは慰め、レクイエムかなんかだったのではないかと エリーザベトの言葉と死への慰め=死を促す(?)ヴァイオリンの音色 この二つの要素がそろって初めてメルヒェンがメルツとしての記憶を 取り戻すに至った 後は『宵闇の匂いは不思議と懐かしく〜』などの歌詞もありますから 他にもメルツではないかと思い至る事柄があったのではないかと思います
146:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/06(土) 21:17:20 ID:4zzIhA3f >>144 >>145 凄い解釈ですね!エリーザベトは例えもしメルがメルツとしての記憶を取りもどさなかったとしても 彼女はメルを受け入れ愛してたと思います。(「本当に覚えてないの?」とか いってますがそう疑問をいっただけで「思い出して!」と強要はしていない気 がしますし「貴方が会いにきてくれたそれだけで十分」といってることから 記憶思い出さなくても例え会えたのが会えたのが偶然だったとしてもまた 会えただけも嬉しいし約束を守ってくれた。ただ記憶を取り戻すというよりも 自分達の絶望や愛憎や悲しさや約束から鎖で縛りつけ成仏できないメルをヴァイオリンの音色によって解き放ち救ってくれた ガイゲンシュピアに金の靴を与えたんだと。(「焔を亡くした君を縛る冷たい鎖」といってることから ちなみに「二人の愛憎」はエリーザベトとエリーゼのことだと)
147:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/12(金) 19:09:18 ID:zCEJA6up ぶったぎり失礼いたします。 ずっと気になっていたのですが 「鳥は空へ 屍体は土へ 摂理(かみ)を裏切り続けた 夜は明けて 終わりの朝へ〜」 のところの区切りというのかなんと言うのか、各所で 鳥は空へ 屍体は土へ 摂理を裏切り続けた/夜は明けて 終わりの朝へ〜 と区切られているものが多いのですが 鳥は空へ 屍体は土へ/摂理を裏切り続けた 夜/は明けて 終わりの朝へ〜 ともとれるのではないのでしょうか? 前者を1,後者を2とすると少し考察が変わるような気がします。 1であれば「摂理を裏切り続けた」が「鳥は〜」に掛かるので 「鳥は空へ 屍体は土へ=摂理を裏切り続けた」となると考えられるのですが 2だと「摂理を裏切り続けた夜=宵闇の復讐劇(Marchen)」と考えられます。 私は後者押しなのですが、その理由として、「鳥は空へ 屍体は土へ」は至極当然の摂理であり、 「摂理(かみ)を裏切り続けた」ことにはならないんじゃないかと…… うーん、まとまりがない文章になってしまいました… もしよければ皆様のご意見をお聞かせください… 駄文失礼いたしました。
148:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/13(土) 23:30:15 ID:zAHazuo+ >>147 あ、確かにそう分けられますね! 私はずっと2だと思っていました。
149:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/17(水) 18:42:03 ID:soAdSsAr 「憂悶聖女」を根底に考えた時に必要な【金の靴】。これは「対」の意味にはとれないでしょうか。 作品の中での「対」。私はこれをエリーゼとエリーザベトと仮定します。 そもそもなぜメルは井戸に落ちて死ななければならなかったのか。 魔女の子だから。それでも良いのですがこうも考えられないでしょうか。 ≪お屋敷に忍び込んでお嬢様の人形を盗んだ盗人だから≫ そう。1つめの金の靴です。 エリーザベトと友達になった。もらった。と言ったらエリーザベトがお叱りを受ける。 もう会えなくなってしまうかもしれない。だからメルは何も言えなかった。 「メル、そんなになってまで、約束を守ってくれたのね」 そして2つめの金の靴、エリーザベトにあったことでメルの冤罪・憤慨・呪いが解ける。 ≪鎖の音≫ なーんて妄想はなしですかね。
150:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/23(火) 21:09:41 ID:SSdtVKMi >>147 私は1だと思っていたのですが、一応その理由を。 「鳥は空へ 屍体は土へ」=ようやく摂理通りになる。 これは単に私個人の印象ですが、鳥=魂のようなものと考えると、尚更そんな感じがします。1だという前提の話なんですけれど。 「摂理を裏切り続けた」=宵闇の復讐劇一連のこと。死んだ者の魂が天へのぼらず、体が土へ帰らずに動き回っていたこと。 かなあ、と。 ただ、2の説を見て、ああそんな考えもあるのかと目から鱗でした! ということで、わたしはこれから1+2説を少し推してみます
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