08『磔刑の聖女』 専用考察スレ
95:名無しさん@何にするか募集中2011/02/14(月) 19:51:38 ID:KJg880Ez [sage ]
参詣の途絶えた教会kirche(キルヒェ)に少し引っかかっています…

多分お兄様が参詣するなというお触れでも出したんでしょうけど、それなら教会自体
建てないような気がします。領主が処刑した罪人の像をまつるなんて変ですよね?

そこで、もしエリーザベトの世界がキリスト教と同じような状況なら、こんな感じではないかと妄想しました。

・史実の宗教改革が起こったころ、ザクセン家はルターを匿ったこともあるほど、プロテスタント派でも重要な貴族。
・それまでの教会(カトリック)が、過剰に聖人や聖女を持ち上げていたのをおかしいと言ったのはプロテスタント
 ドイツ農民戦争の時には聖人の像をまつっている教会に押し入って像を破壊した位、
 偶像崇拝に否定的なプロテスタントもいた。
・聖女は、生前の行いや、死んだ時に奇蹟を起こした人の噂をローマ教皇が調査団を派遣して調査し、
 聖人にふさわしいと認められて初めて列聖されるものだった。

これを考えると、ローマ教皇が、プロテスタント派の領主の家族が処刑されて、
しかも聖女にふさわしい奇蹟を起こしたので、あてつけのようにそこにカトリック教会を建てたのではないかと思うんです。

プロテスタントの領主の領地にカトリックの教会を建てるのって、嫌がらせみたいですよね?
で、お兄様もそんなローマ教皇庁の認めたカトリック教会になんか行くなと領民にお触れを出したのではないかと。

領民はエリーザベトを聖女様だと崇拝しててもお兄様が怖くていけなかった。
(途絶えた、ということは最初は参詣してた・・・?)
そこへ旅歩きのバイオリン弾きは知らずに入ってしまった。
で、やっと参詣してくれる人がまた来てくれてエリーザベトは喜んで靴を落とす、という流れではないでしょうか。

そもそもメルヒェンの世界にキリスト教があるかも分からないんですよね…
ぶっ飛んだ妄想失礼しました。

1-AA