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08『磔刑の聖女』 専用考察スレ
138:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/06(月) 22:44:00 ID:9xO5cKy0 >>137 歌の歌詞じゃなくて、暗号のことですよね? それなら、すべての母親は子どもに対してそう思っているのでは?
139:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/18(土) 19:05:17 ID:DzGJQKZE 豚切り失礼します。 前の方でエリーゼの中身についてのスレがありましたがエリーゼの中身はテレーゼとエリーザベトの憎しみだと思います。 PVでは、メルツがもらった人形は焼かれて落とされていたましたが、井戸には落ちていません。 そして、>>108さんの言うようにエリーザベトが野薔薇を植えたのはメルツが落ちた井戸だと私も思います。 となると、その井戸のそばにあの人形があり、エリーザベトはそれを見つけたのではないでしょうか? そして、推測ですが、その人形を井戸に落とした(=自分の代わりにメルツの側にいてあげてと願った) そして、少し無理があるかもしれませんが、エリーザベトとテレーゼのメルツへのの愛がエリーゼの外見を形成し、その中身に、エリーザベトとテレーゼのメルツを失った憎しみがエリーゼの中身なのかなと思います。 そして、そこから考えて、 「焔を無くした君を縛る 冷たい鎖は 愛を亡くした 君を想う二人の愛憎」 焔を無くした君=メルを復讐と言う冷たい鎖で縛りつけているのは、メルツを亡くしたエリーザベトとテレーゼの二人のメルツへの想いであるエリーゼ。 エリーゼはメルに宵い闇の唄で「復讐シヨウ」と囁き、メルを復讐という鎖で憎しみの世界へ縛り付けたのです。 そして、メルが死んでから成仏できなかったのはエリーザベトとの約束。その約束もメルをこの世に縛り付ける1つの鎖だったのではないでしょうか。 また、「鳥は空へ 屍体は土へ」の部分ですが、私は鳥=魂、空=死者の世界(俗に言う天国とか冥府などなど)、屍体=魂の器=体で土はそのまま土だと考えてます。 生きとし生けるもの、魂の器は最終的には朽ち果てて土へと還ります。 そう考えると「摂理(かみ)を裏切り続けた」の部分も、摂理に従わず、地上にとどまり続けるエリーザベトの魂とテレーゼの魂また、その他の死した屍姫とメル、土へと還るはずのエリーゼの器のことかなと思います。 「夜は明けて 終わりの朝へ 次の別離こそ永遠」 ロマンでは「うまれてくる朝と死んでゆく夜」です。 死にゆく夜が明ける、死が終わる朝を迎える。 つまり、キリスト教で言うところの永遠の命というやつなのかなっと思いました。 次の別離こそ永遠というのは、この世でのエリザベートと会えるのは本当にこれが最後という意味にとらえました。
140:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/25(土) 14:37:54 ID:x8gO7A55 [f15ceagle1941@hahoo.co.jp#chronica] 突然失礼します、通りすがりの者ですが… ≫139 「夜は明けて 終わりの朝へ 次の別離こそ永遠」という台詞に関しては、 無理にロマンと結びつける必要はないのではないでしょうか。 メルは既に死んで、夜の森で復讐を手伝っている。そして、最後にはエリーゼは消えた。 つまり、二人―テレーゼとエリーザベトの愛憎の鎖がはずれた為にエリーゼは消え、メルは成仏(?)した、という方が自然ではないでしょうか。 だとすれば、 「(復讐の)夜は明けて (生…というより命の、本当の)終わりの朝へ 次の別離こそ永遠(=本当に最期の別れ)」 だと思います。 既出でしたらすみません。
141:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/27(月) 23:43:37 ID:FKtCaVHu 既出だったらすいません。 ほぼ自分の勝手な解釈かもしれませんが、メルヒェンの「果たして彼は…」のくだりを読んでいて 思ったことがあったので失礼します。 メルヒェンの言う「彼」はエリーザベトが思いを寄せていた誰かをメルヒェンが指して言っているのであって、 個人を特定して「彼」と言ったのではない気がします。 まだこの段階ではメルヒェンは、メルツ=エリーザベトの思い人とはわかっていない気がします。 しかし、自分思い出せない記憶と心の底には、エリーザベトに対する確かな愛があるわけで、 自分の愛する人が誰かのために命を投げ出したことに無意識に憤りを感じているのではないでしょうか。 メルヒェンもエリーザベトには生きて幸せになって欲しいと願っていたはずです。 にもかかわらず、死を選んでしまった彼女に対して皮肉をこめての「果たして彼は…」だと考えています。 自分の好きな人が誰か自分以外の異性にに尽くしているのを見て、そんなことして本当に彼は喜ぶのかな…?とか言ってる感じです。 憤怒とは、メルヒェンが、誰か(メルツ)を思うあまり(本当は死んで欲しくないのに)死んでしまったエリーザベトに対する憤怒と エリーザベトを死に至らしめる原因となるほどに愛された自分への憤怒ではないのかと思いました。 自分の考えを書き起こすのって難しいですね…全然思ってることが表せてないような。 駄文すいませんでした。
142:名無し 2011/07/31(日) 18:35:19 ID:586RAcEf ぶった切りすみません エリーゼが壊れる時、SEで機械が止まるようなピロロロ・・・という音が入っているのですが、 なんだかArk的というか・・・今回の中世ドイツにそぐわないものを感じたので、何かのヒントにならないかと。
143:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/01(月) 17:54:42 ID:NMtIAKGx >>141 ほえ〜すごいですね!私には思いつきませんorz 私はただ単にメルツの中のイドが「そんな事してもメルツは喜ばないよ」 と言っているのだと… >>142 私も始めて聞いた時から気になってました! 中の人が機械だから…とか?←
144:金の鍵 2011/08/04(木) 14:29:57 ID:E3bB76Zg この板のなかで、エリーザベトがなぜメルヒェンをメルツだと思ったかについてですが、もしかして一種の賭けだったのではないでしょうか? なんか尻尾あるし、どことなーく似てるけど…でも確信がもてない。だからとりあえず自分の最後の欲望の(望み)のままに、メルツが迎えに来てくれた、と思って、「あなたが会いに来てくれた」と言ったのかも。で、そのとき運よくガイゲンシュピアがバイオリンを弾く→メルヒェンその音色を聴いて、メルツとエリーザベトとの思い出を思い出す→エリーザベトはさっきまでとは違うメルヒェンをみて、メルツと確定→メルヒェンにメルツとしての記憶をよみがえらせてくれた、ガイゲンシュピアに、お礼として金の靴を与えた という流れかな?と。 なんでバイオリンで記憶を戻すのかはなぞですが…。
145:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/06(土) 19:34:41 ID:XvFsoGBR >>144 それは自分も思いました! これは個人的な解釈ですがヴァイオリンの曲は悲しみの曲 もしくは慰め、レクイエムかなんかだったのではないかと エリーザベトの言葉と死への慰め=死を促す(?)ヴァイオリンの音色 この二つの要素がそろって初めてメルヒェンがメルツとしての記憶を 取り戻すに至った 後は『宵闇の匂いは不思議と懐かしく〜』などの歌詞もありますから 他にもメルツではないかと思い至る事柄があったのではないかと思います
146:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/06(土) 21:17:20 ID:4zzIhA3f >>144 >>145 凄い解釈ですね!エリーザベトは例えもしメルがメルツとしての記憶を取りもどさなかったとしても 彼女はメルを受け入れ愛してたと思います。(「本当に覚えてないの?」とか いってますがそう疑問をいっただけで「思い出して!」と強要はしていない気 がしますし「貴方が会いにきてくれたそれだけで十分」といってることから 記憶思い出さなくても例え会えたのが会えたのが偶然だったとしてもまた 会えただけも嬉しいし約束を守ってくれた。ただ記憶を取り戻すというよりも 自分達の絶望や愛憎や悲しさや約束から鎖で縛りつけ成仏できないメルをヴァイオリンの音色によって解き放ち救ってくれた ガイゲンシュピアに金の靴を与えたんだと。(「焔を亡くした君を縛る冷たい鎖」といってることから ちなみに「二人の愛憎」はエリーザベトとエリーゼのことだと)
147:名無しさん@何にするか募集中 2011/08/12(金) 19:09:18 ID:zCEJA6up ぶったぎり失礼いたします。 ずっと気になっていたのですが 「鳥は空へ 屍体は土へ 摂理(かみ)を裏切り続けた 夜は明けて 終わりの朝へ〜」 のところの区切りというのかなんと言うのか、各所で 鳥は空へ 屍体は土へ 摂理を裏切り続けた/夜は明けて 終わりの朝へ〜 と区切られているものが多いのですが 鳥は空へ 屍体は土へ/摂理を裏切り続けた 夜/は明けて 終わりの朝へ〜 ともとれるのではないのでしょうか? 前者を1,後者を2とすると少し考察が変わるような気がします。 1であれば「摂理を裏切り続けた」が「鳥は〜」に掛かるので 「鳥は空へ 屍体は土へ=摂理を裏切り続けた」となると考えられるのですが 2だと「摂理を裏切り続けた夜=宵闇の復讐劇(Marchen)」と考えられます。 私は後者押しなのですが、その理由として、「鳥は空へ 屍体は土へ」は至極当然の摂理であり、 「摂理(かみ)を裏切り続けた」ことにはならないんじゃないかと…… うーん、まとまりがない文章になってしまいました… もしよければ皆様のご意見をお聞かせください… 駄文失礼いたしました。
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