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08『磔刑の聖女』 専用考察スレ
131:名無しの野崎さん 2011/05/02(月) 13:25:57 ID:7n6lt39c 壊れたマリオネット聞いてて思ったんですが 幾度と無く繰り返される風景 唯其処にあるという悲劇 〔童話として読み返されて繰り返される悲劇〕 深い虚無の海で 覚醒を待ってる 〔イドの底で自我が宿るのを待ってる〕 追憶に揺れるは 懐かしき旋律 意識の彼岸で 「彼女」が目覚める 〔エリーゼが目覚める〕 宵闇に踊るは 避けられぬ約束 〔宵闇に復讐をするのは「絶対に迎えに来てね」という約束があるから?〕 同じ動きを繰り返す 壊れたマリオネット 〔何度も復讐をメルに促す、テレーゼが乗り移った人形〕 もがいているの?苦しんでいるの? ここで終わらせてあげる・・・ 〔エリーゼが死人姫に抱いている感情〕 口付けた首筋に 赤い薔薇咲かせて 月が海に沈むまで その少女は眠らない 〔夜が明けるまでエリーゼは眠ろうとしない〕 追憶は雨の葬列 泣いてる少女は誰? 〔メルの死を悼むエリーザベト。涙は泣き腫らしたということ?〕 黄昏に芽生えた殺意 もう一人の私 〔エリーザベトとテレーゼにとってのもう一人の私(エリーゼ)〕 壊れたマリオネットは 同じ動きを繰り返す 唯・・・タナトスの衝動に突き動かされるまま・・・ (ただ、衝動に従った) 同じ動きを繰り返す 壊れたマリオネット 悲しんでいるの?泣いているの? お願いもう終わらせて・・・ (エリーザベトの死人姫に対する感情) 赤い月の雫は 抗えぬ衝動 (血?葡萄酒?) 夜の闇に囚われた その少女は眠れない (宵闇に囚われて人生を終えられないエリーザベト) 屠る華を捜すように 夜空を舞う蝶は (死人姫を捜しメルと宵闇をさまようエリーゼ) 綻んだ瑕を抱いた タナトスの操り人形 (キズ(テレーゼの憎しみ)を宿したエリーゼ) こんなんなりました。 これだと、エリーザベトの約束を果たすためにメルを導いたエリーゼ。 エリーザベト=ラプンツェルだとすると 暁光の唄 磔刑の聖女(ここを塔の上だとする) 青き伯爵の城 薔薇の塔で眠る姫君 生と死を別つ境界の古井戸 硝子の棺で眠る姫君 黒き女将の宿 火刑の魔女 宵闇の唄(塔の一番した) エリーザベトがメルを導くために、髪(エリーゼ)を塔の一番下(宵闇の唄)に垂らした。 そしてその髪を切った魔女(テレーゼ) ・・・みたいな?うーん分からぬ。
132:名無しさん@何にするか募集中 2011/05/12(木) 02:05:05 ID:fOAUGiFd 父(兄)についてですが、キリスト教では神(主)を父として全ての人は兄弟であると教えられています。 エリーザベトがキリスト教徒だったのかは分かりませんが、信仰深いエリーザベトは実父のことも兄弟と呼んでいたのではないですかね。 結婚させるために信仰をやめさせたい殿下は兄と呼ばれることを嫌った…とか。
133:名無しさん@何にするか募集中 2011/05/24(火) 21:06:23 ID:sgfbGvy4 エリーザベトの母親は生きているのでさょうか?というか、亡くなっているのでしょうか?
134:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/01(水) 23:01:45 ID:3atEPpHD 既出だったら申し訳ありません。 メルの台詞で「果たして彼は君の死と引き換えてまで〜」の部分についてですが、 “彼”はメルツのことという解釈はどうでしょう? エリーザベトは命を賭けてメルツへの愛を貫くわけですが、 この時のメルはまだ思い出してませんよね。 ですから、この台詞の意味は、 『彼(メルツ)は君(エリーザベト)が愛を貫いて死ぬことを望むのかな?』 こう考えると、憤怒はメルツではないでしょうか。 自分への愛を貫いて死を選んでしまったエリーザベトのことを怒っているのかなっと…
135:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/03(金) 20:13:16 ID:CI95FRH/ >>131様 思いつきませんでした! 素敵な考えですね! >>134様 私も「彼」=「メルツ」だと思っていました。
136:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/04(土) 21:33:51 ID:rUUOc2lS 回想シーンでの 「絶対迎えに来てね!」「あぁ、約束さ」の後に、 エリーザベトの声で「嘘つき」って言ってるように聞こえるんですよね。 もし本当に「嘘つき」と言ってるなら 約束を守ってくれなかったメルツに対しての エリーザベトの「憤怒」なのかな、と。 でも最後にメルが迎えに来てくれたから 復讐はなくなったんじゃないかなあ…と思います。
137:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/04(土) 23:44:07 ID:NoV6xEc9 ROMANで出てくる、11文字の伝言は、メルツやエリーザベトに対してそれぞれの母親が言ってるように感じます。
138:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/06(月) 22:44:00 ID:9xO5cKy0 >>137 歌の歌詞じゃなくて、暗号のことですよね? それなら、すべての母親は子どもに対してそう思っているのでは?
139:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/18(土) 19:05:17 ID:DzGJQKZE 豚切り失礼します。 前の方でエリーゼの中身についてのスレがありましたがエリーゼの中身はテレーゼとエリーザベトの憎しみだと思います。 PVでは、メルツがもらった人形は焼かれて落とされていたましたが、井戸には落ちていません。 そして、>>108さんの言うようにエリーザベトが野薔薇を植えたのはメルツが落ちた井戸だと私も思います。 となると、その井戸のそばにあの人形があり、エリーザベトはそれを見つけたのではないでしょうか? そして、推測ですが、その人形を井戸に落とした(=自分の代わりにメルツの側にいてあげてと願った) そして、少し無理があるかもしれませんが、エリーザベトとテレーゼのメルツへのの愛がエリーゼの外見を形成し、その中身に、エリーザベトとテレーゼのメルツを失った憎しみがエリーゼの中身なのかなと思います。 そして、そこから考えて、 「焔を無くした君を縛る 冷たい鎖は 愛を亡くした 君を想う二人の愛憎」 焔を無くした君=メルを復讐と言う冷たい鎖で縛りつけているのは、メルツを亡くしたエリーザベトとテレーゼの二人のメルツへの想いであるエリーゼ。 エリーゼはメルに宵い闇の唄で「復讐シヨウ」と囁き、メルを復讐という鎖で憎しみの世界へ縛り付けたのです。 そして、メルが死んでから成仏できなかったのはエリーザベトとの約束。その約束もメルをこの世に縛り付ける1つの鎖だったのではないでしょうか。 また、「鳥は空へ 屍体は土へ」の部分ですが、私は鳥=魂、空=死者の世界(俗に言う天国とか冥府などなど)、屍体=魂の器=体で土はそのまま土だと考えてます。 生きとし生けるもの、魂の器は最終的には朽ち果てて土へと還ります。 そう考えると「摂理(かみ)を裏切り続けた」の部分も、摂理に従わず、地上にとどまり続けるエリーザベトの魂とテレーゼの魂また、その他の死した屍姫とメル、土へと還るはずのエリーゼの器のことかなと思います。 「夜は明けて 終わりの朝へ 次の別離こそ永遠」 ロマンでは「うまれてくる朝と死んでゆく夜」です。 死にゆく夜が明ける、死が終わる朝を迎える。 つまり、キリスト教で言うところの永遠の命というやつなのかなっと思いました。 次の別離こそ永遠というのは、この世でのエリザベートと会えるのは本当にこれが最後という意味にとらえました。
140:名無しさん@何にするか募集中 2011/06/25(土) 14:37:54 ID:x8gO7A55 [f15ceagle1941@hahoo.co.jp#chronica] 突然失礼します、通りすがりの者ですが… ≫139 「夜は明けて 終わりの朝へ 次の別離こそ永遠」という台詞に関しては、 無理にロマンと結びつける必要はないのではないでしょうか。 メルは既に死んで、夜の森で復讐を手伝っている。そして、最後にはエリーゼは消えた。 つまり、二人―テレーゼとエリーザベトの愛憎の鎖がはずれた為にエリーゼは消え、メルは成仏(?)した、という方が自然ではないでしょうか。 だとすれば、 「(復讐の)夜は明けて (生…というより命の、本当の)終わりの朝へ 次の別離こそ永遠(=本当に最期の別れ)」 だと思います。 既出でしたらすみません。
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