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【総合】「Moira」全体考察スレ
454:名無しさん@何にするか募集中 2008/11/25(火) 00:44:33 ID:yJCws7+cO >453さん 早速のご意見ありがとうございますw >水底に沈んだミーシャが水面を見上げると まずここからして目から鱗でした!ミーシャが水底に沈んだという発想が私の中になかったので!(*゚Д゚) 確かに水の中から見た世界(月)は瑠璃色なのかもですね★ >水が染まるなら真紅にちかいような紫になる気がします。 紫…冥王様カラーですねo+゜ 前述の様に私は水中からでなく、水面に映る月しか考えていなかったので血の溶けた赤い水でも夜の闇では暗く見えるので瑠璃色に見えたのかな〜…と考えてました(^-^; でも反射しているのだから水が何色でも月の色は変わらない気もしてました…(爆)やはり水中説、説得力大です!
455:藍 2008/11/25(火) 09:55:45 ID:dTmhP7sq0 >>453 なるほど、確かに水の中から見上げた月なら瑠璃色に見えますね……!! エレフが「ミーシャーーー!!」と叫んで発見できたくらいなので、水の底までは 沈んでいなかったにしても、水中に浸かっていたのでしょう。 紫色説も納得です。ミーシャはエレフに発見された時にはまだ息はあったと解釈していますので、 ミーシャの流した血と手にした青い月が重なって紫になり、ミーシャは死を迎える……という流れかなと。
456:藍 2008/11/25(火) 11:10:25 ID:dTmhP7sq0 連続ですみません。 ミーシャが死ぬ前に回想(?)するフィリスの台詞。 「ミーシャ、先刻訪れた若者は貴女とよく似た目をしていたわ」 これは、エレフは神殿まで来ていたのでしょうか?男性だから入れない→門前払いされたのか、 生贄になる事を思い止まらせる為のフィリスの方便だったのか……謎です。 もし前者なら、エレフがミーシャを助け出せなかった理由は神域を汚すとイリオンの時みたいになると 思ったからでしょうか。そもそも先刻とは何時なのか。 エレフが蠍殿下より先に神殿に来ていたなら、生贄にされるのを助けに来ないのは不自然に思えます。 ミーシャを蠍殿下から助けようとしたけど間に合わなかったなら、「やっと逢えたね」ではなく 「もっと早く逢えたなら」とかの台詞が入りそうですし……。 エレフが「ミーシャの仇」を殺した張本人の蠍殿下ではなく、レオンだと思い込んでいるのも何故?と。 ここで時間差と誤解が生じたために、とんでもないバッドエンドになってしまったのでは……。
457:452です☆ 2008/11/25(火) 19:03:02 ID:U0i3F7xqO >>藍さん >ミーシャが死ぬ前に回想(?)するフィリスの台詞。 私はこれはミーシャが生贄にされた後にフィリスが呟いた(ミーシャの魂に語りかけた)台詞だと思っています。 ミーシャが蠍に殺されたのと同じくらいにニアミスでエレフが詩人の島に到着。フィリスにミーシャの居所を聞くと「アルカディア(?レオンの国)の兵士に生贄として殺された」と言われ、現場(おそらく神殿は別の場所にあったんだと思います)に急いだけれども時既に遅し…といったカンジではないでしょうか? で、間に合わないと解っていてエレフを見送ることしか出来なかったフィリスの呟きが冒頭の台詞なのかな?と。
458:名無しさん@何にするか募集中 2008/11/25(火) 20:38:17 ID:/EacbMnX0 [sage] >>456 私も「先刻訪れた〜」の時はすでにミーシャは死んでいると思います。 あと、これ言っているの多分ソフィアの方だと思うのですが…… 私の中での時間経過をまとめると 深夜 ミーシャ死亡。 翌日 レスボス島に到着したエレフ、ミーシャがアルカディアの兵達に連れて行かれた事を聞いて探しに向かう。 ソフィア、死んでしまっただろうミーシャに「あなたによく似た人(お兄さん)が来たわ」と語りかける。 その日の夜 エレフ、ミーシャの遺体を発見、絶叫する。 エレフ、精神が落ち着いた頃に死んだミーシャの声を聞く。 双子はお互いに「さよなら」を告げた。 という流れを想像していました。 エレフが辿り着いたのを翌日としたのは、「揺れる瑠璃色の月」の歌が始まるまでに、 エレフがミーシャを探して走り回る時間と、エレフの絶叫時にバックで聞こえる雨音と雷の音が止み、空が晴れて月が水面に映るようになるための時間が必要なため、 同日とした場合はミーシャの声がエレフに届く頃には月が水面に映らない時刻になりかねないからです。 (もし同日の場合、ギリシャの日の出時刻は6時頃から7時半頃らしいので、 深夜が示すのが23時ごろだと仮定して、神殿に兵達が来てから二人が別れを告げるまでの猶予時間は最大でも8時間程度。 その間に蠍と兵達が撤収済ませてエレフとはちあわなかったとするのは難しいと思います) そのため、エレフはミーシャが連れて行かれた翌日にでもレスボス島に到着したのではないかと思いました。 また、エレフははっきり「死せる青白き乙女」としているので、この時にミーシャの息があるのは違和感があります。 ソフィアや神殿の巫女達は兵の名前は知らないでしょうから 「王命でミーシャが連れて行かれた」といった風に伝えてしまい、エレフはアルカディアの王がミーシャの仇だと思い込んでしまった。 でも実際は蠍が、傀儡となったアルカディア王を後ろ盾として出した命令だったのでは、と思います。 ここで誤解が生じてしまい、後の悲劇の原因になってしまったのでしょう。 ここまで書いてふと思ったのですが、エレフはアルカディア王の代替わりを知らなかったのでしょうか? 生贄の件には無関係だろうレオンを仇扱いしているのは、レオンが王命を出したと勘違いしていたのか、 誰が王であろうともエレフには関係なく、ただ『アルカディア王』である者が仇だったのか……
459:452です☆ 2008/11/25(火) 21:17:02 ID:hVALWOX0O >>458さん >これ言っているの多分ソフィアの方だと思うのですが…… 間違えました(爆)ソフィー先生です!二人ともフィが付くからうっかりしちゃいました(^-^; というか時間に関する情報と考察が凄いです…!(*゚Д゚) エレフが王様の代替わりを知らなかったのかどうか…確かに。でも知っていたとしても「祖国が私に何を〜奪っただけではないか!」のくだりから、アルカディオス(または支配階級)全てを憎んでいる様な感じもあるので、エレフからしたらレオンも同じなんだろうな…と思います…(P´д`q)゜。
460:名無しさん@何にするか募集中 2008/11/25(火) 22:53:00 ID:4iFc4QWn0 自分はアストラの神域はレスボス島内ではなかったのではないかと考えています。 と言いますのも、まずはソフィア先生が「此処はレスボス〜美女神の聖域」とレスボス自体を聖域と説明している事。 それから「神域」という単語が別の曲でも登場する事にあります。 雷神域の英雄で、カストルがレオンに「神域を侵していたラコニア軍〜」と言っています。 何の神域とは言っていませんが、正直、此処で「神域」という言葉を使う必要は無いように思えます。 また、陛下がギリギリまで詰め込んでも入りきらなかったと仰っていた程の物語。単語1つ取っても無駄にはしないと思うのです。 美の女神も星の女神も同様に女神であったにも関わらず、星女神の方のみ「神域」とされていたのは神託が告げられる場所だったからではないでしょうか? ギリシャの神託であるデルフィの神託は、巫女が神託を出来る場所が限られています。 Moiraの世界でも、神託が出来る場所というのは限られていたのではないでしょうか? ミーシャは場所を関係なく未来を知る事が出来た。しかし、神域でなくてはそれは神託とは認められず、 ソフィア先生は神の意思を世界に伝える為にミーシャにアストラの神域で巫女となる道を示したんだと考えています。 その際、ソフィア先生はレスボスの長?的な立場だった為にミーシャを見送るしかなかった。 フィリスは彼女を拾ったのが自分だという事等からミーシャにお姉さん的な責任感を持っており、 巫女の世話役として共にアストラへと行ったという流れであれば、侵入者の件でソフィアが出てこなかったのも説明がつくかと思われます。 また、この時代でしたら「神への生贄」は人目を憚る様な事ではないですし、水神に巫女が1人、生贄として捧げられるというのを国側は公表していたのではないかと。 レスボスへ向かっていたエレフにもアルカディアがヒュドラに生贄の巫女を捧げる等の情報が入っていたとしても、 遠い他国の事で巫女の名前等の詳しい情報までは知らないままだったのではないかと思います。 フィリス等の知らせによってミーシャが生贄にされると知っていたソフィア先生からその事を伝えられて慌ててアルカディアに向かったのかなぁ?と。 雷神域での「神域を侵していたラコニア軍〜」の発言からすると、この神域の場所はラコニアとアルカディアとの国境付近と思われます。 此処でなら、遠いレスボス島よりもラコニアに近く、ミーシャがヒュドラの生贄とされた場所として納得がいく気もするのですが・・・ そうなると距離の問題ですが、神への生贄という重大な儀式は日取りがいつでも良いという訳ではなかったのではないかと思います。 例えば「生贄の儀式は満月の晩に執り行われる」とでも決まっていれば、エレフが急いでアルカディアに戻ったが1歩届かず・・・という状況も出来ると思います。 ミーシャは逃げたりしない様に先に捕らえられていたのではないかと。 因みに私はエレフ発見時にミーシャは死んでいたと考えています。 エレフがミーシャを発見して直後に雷鳴、嵐の音が入っています。 それが過ぎ去り、月が出るには早くとも2〜3時間程はかかるのではないかと。 殺すつもりで斬りつけた相手、しかも生贄という確実に殺さなければならない相手にその間、生きていられる程度の傷しか負わせずに立ち去るとも思えません。 音もどちらかと言えば貫いた類の音の気がします。 特に水に浸かっていたのなら尚更、出血は酷くなるでしょうし。 少なくとも「揺れる瑠璃色の〜」の時点ではミーシャは死んでいると思います。 と、予想以上に長くなってしまいました。 長文、申し訳ありません。
461:藍 2008/11/26(水) 02:49:05 ID:a7K7+6lq0 神殿を訪れたのではなく、レスボスから生贄の現場に直行説は目からウロコです! 陛下がフィリスをミーシャの傍においた理由は、お姉さん的存在というだけではなく ミーシャが生贄になる情報をソフィアに知らせる役割も担っていた。 フィリス(愛)が愛する者の死(程なくして生贄にされるミーシャ)を、 ソフィア(知)に知らせて先生は双子にお互いの情報を伝えた……と解釈すると、 二人の名前にはそんな意味が隠されていたと思えます。 王の代替わりは知っていても、エレフには関係なさそうです。 レオンが王になった後も奴隷は売られ、戦争は続き(月日流れても繰り返す愚行、血潮流しても止められぬ不幸) アルカディア、ひいては世界の全てをエレフは憎んでいたと思います。 >>457さん なるほど、ミーシャの回想ではなく死に逝く魂に語りかける声ですか……!! 確かにソフィアならそんなことも出来そうです。オルフェウスの竪琴に力があったように 当時の詩人には特殊な霊力があったのか。ソフィアはミーシャの力を見抜いていますし。 >>456さん、460さん 時間軸や場所などの解釈、すごいです……! ミーシャはまだ生きていた説(嵐に巻き込まれても助かったくらいですから、不死ではないけど 神の血を引くミーシャはそう簡単には死ねなかったのでは?とも思います。)を押していますが、 死後のミーシャの魂が語りかけているとしたら、生きているエレフと既に死亡したミーシャが どうやってお別れの会話を出来たのか、納得です。
462:名無しさん@何にするか募集中 2008/11/26(水) 19:07:30 ID:BaD08QqE0 [sage] >>461 ソフィアに特殊な力がなかったとしても、死者に語りかける事はあるんじゃないでしょうか。 お墓の前とか遺影の前で「今日はこんな事があったのよ」なんて話しかけることあるじゃないですか。 ああいう感じで、「先刻訪れた若者はあなたによく似た目をしていたわ」 なんて逝ってしまったミーシャに話したのかもしれません。 >>460 星女神の神域がレスボス島ではなかったという説はそういう見方もあるのかと驚きましたし、すごく納得はいくのです。 ただ、アルカディア兵がわざわざ深夜に神殿を取り囲んで半ば強引に生贄を連れて行った事を考えると 儀式の日程まで時間は殆どなかったのではないかと思います。 余裕があるなら昼間のうちに兵達が一度神殿を訪れて 「生贄になる巫女を明日の朝までに選べ。そうしなければ多くの命が奪われる」とでも何でも言って、一応合意の上で生贄を連れて行く事も可能です。 上記踏まえて儀式が行われたたのはラコニアとアルカディアの国境付近だった場合、 レスボス島に向かったエレフが儀式直後に到着するのは難しいと思われます。 イリオン周辺の海で遭難したと思われるエレフは、ミーシャと同じくイリオンからさほど離れていない場所に流れ着いたと思うんです。 その後でミロスに拾われ、イリオン周辺→アルカディアの故郷→レスボス島と旅をしたわけですが この間にエレフが声変わりして、少年から若者と呼ばれるようになるだけの年月が過ぎています。 エレフがイリオンで城壁作らされていたのが、双子が声変わりする前で エレフが石を運ぶ仕事をやらされていたり、ミーシャが変態神官に襲われかけた件を考えると大体10歳から13歳位。 これ以下の年齢だと重い石運びをさせられたり、遊女として初めての仕事をやらされるにはちょっと苦しいかと。 また『死せる乙女〜』で、ソフィアがエレフを「若者」としたのだから、レスボス島到着時のエレフはどんなに若くても16歳は越えているはず。 これより若かったらソフィアはエレフを「少年」とした気がします。 嵐で双子とオリオンが離れ離れになってから、エレフがレスボス島に着くまでに最低でも2〜3年はかかっているとすると エレフがどれほど急いでも、アルカディアとラコニアの国境付近に到着する頃には1年近くは経ってしまうのではないでしょうか。 少なくとも、儀式のあった場所は、 レスボス島でソフィアに会ったエレフが、ミーシャの遺体が綺麗なうちに行く事の出来た範囲内だったと思います。 ただ、やっぱり私の考え方だと、なんでラコニアから離れた場所で水神に生贄ささげたのかという問題が残ります。 一年に一度くらいしか生贄の儀式は行えず、ミーシャはそれまでずっと拘束されて、生贄の儀式のための準備をさせられ続け、 そのおかげでエレフが国境付近に到着する直前まで生きていた、とすると今度はなんで時間に余裕あるのに深夜に生贄連れて行くんだって最初の疑問がまた出てきてしまいます。 実は、死せる蒼白き乙女とは、エレフ到着までに時間が経ちすぎて、白い骨になってしまったミーシャを指しているとしたら泣けてきます…… 長文、失礼しました。
463:名無しさん@何にするか募集中 2008/11/26(水) 21:34:02 ID:oQDXG09n0 >>462様 レスボスとアルカディア、ラコニア間の距離の問題ですが、実際の距離がどの程度かは私には解らないのですが、 ミロスが「困った時にはレスボス島を訪ねなさい」と言っていた事から、エレフは真っ直ぐにレスボスへは行かずに色んな所を捜し歩いたのではないでしょうか? レスボスは聖域。そう簡単に入れそうにも無く、アナトリアの海岸付近で漂着した少女が居ないかを捜し歩き、 それでも見つからずに、師匠の言葉を思い出して最後の可能性であるレスボスに至った・・・ と考えれば、少年から青年への時の移り変わりも有りかと思います。 >>461様 初回版の歌詞カードで、「揺れる瑠璃色の〜」からのミーシャの歌詞部分がエレフの歌詞とは違う紫の紙に移っています。 これは、ミーシャが既に死の世界に至り、エレフと同じ生の世界には居なかった事を表しているのではないでしょうか? 私は、エレフとミーシャは会話できていなかったと考えています。 ミーシャからすれば、エレフに語りかけていたとしても、エレフからは過去を思いながらのエレフの独り言。 それでも双子としてまだ何処かで繋がっていたが為のシンクロの様な感じだったのではないかと思っています。 ミーシャの「悲しまないで」も「過ぎ去りし焔(ミーシャ自身?)も運命の贈り物」という言葉もエレフには届かず、 悲しみの果てに運命を呪う様になったのかな?と思っています。
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