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【総合】「Moira」全体考察スレ
631:投稿 ★ 2012/08/18(土) 18:16:22 ID:xLMM7lou0 はじめまして、最近サンホラを知りました。(落ち葉です) 今までのレスを読み始めたばかりで何とも言えないのですが、 「雷神域〜」のことで、私も自分なりに考えてみました。 まず、赤子の泣き声ですが、あのシーンのバックにオルゴールのメロディは「死せる者たちの物語」の 「背中で〜(略)」のところだと思います(このメロディーは死せる者たちの物語だけだと思います) そして、この歌詞はエレフとミーシャが歌っていて、 エレフの声が、L側(より) ミーシャの声が、R側(より)に聞こえると思います。 そして、「雷神域〜」の赤子の泣き声はL側に聞こえるので 赤子の声の主はエレフだと思います。 だから何?って言う話ですが・・・ただそれだけです。 質問なのですが、 「冥王」で[黙したまま死を告げる冥王の瞳]のところで いろんな声が飛び交う中で、レオンティウスの声だけ無いような 気がするのですが・・・あと師匠の声も・・・どういうことですか? 冥王は双子しか見ていないのであれば、なんとなくわかるのですが・・・ 長文になってすみませんでした。(文章が伝わりにくくてすみません)
632:名有り@投稿 ★ 2012/10/27(土) 19:43:21 ID:/VZC3NjU0 「神の光」がないのでこっちに。既出でしたらすみません。 「神話の終焉」の冥府の扉を開いた「或る男」が誰かわかりませんが、「魔女とラフレンツェ」のイントロが冒頭に来ていることからしてもエリ組と全く無関係とは思えません。 で、そこから続けて「神の光」を聞いていて恐ろしい想像が浮かびました。 「終焉」の方でエレフ=冥王は、目の前の光景を見て「これが貴方の望んだ世界なのか」と叫んでますが、聞く限りではかなり焦燥というか、嘆いているように思えます。 続く「光」の方は、歌詞を聞く限り結構前向きに思えましたが、「サンホラにそんなポジティブな曲があるか?」といささか失礼な先入観を入れて見たところ、印象が丸っきり反転しました。 「神の光」の前半では、環境破壊や失われゆく信仰心などを謳った上で「それでも、お往きなさい仔らよ」と締められています。 少し遡って「奴隷市場」の最後は「未だ見えざる歴史の果てに 舞い降りるのは誰の光」ですが、これは承知の通り「神の光」ですね。 歴史の果てに舞い降りる神の光、です。歴史の「果て」、です。つまりは「歴史の終焉=人の滅び」とも見られます。 遙か遠い未来、神の光によって滅びがもたらされます。そして、わずかに生き残った人々に女神は例のフレーズで告げるわけです。 著しくミラのイメージを破壊しそうですが、「入れ子人形」でも既に「運命は残酷だ」と言われてますし、むべなるかな、です。 恐らくですが、「終焉」でエレフを器に現界した冥王が見たのは、「神の光」の後半を占める無音の部分、つまり「滅びた世界」ではないでしょうか。 そして、女神を知る冥王は、「これが〜」と嘆くわけです。で、それに対して彼が何をしたかというのは、「冥王」で既に本人が言ってます。 つまり、「滅びた世界に貴方がなお命を運び、苦しみを与えるのならば、自分はそれを殺めることで安息を与えよう」という話です。 「神話の終焉」に語られる「死人戦争」は、ズヴォリンスキーが本を閉じる音からして、多分神話の最終章に語られているのでしょう。「神話」〜から「英雄たちの戦い」、「神話の終焉」冒頭までが、ズヴォリンスキーの知る神話の内容です。 つまり、彼の時代にはもう「死人戦争」は終わっています。だからこそ神話に残っているのでしょうし。 ズヴォリンスキーのモデルはシュリーマンですし、「神の光」で歌われたのは近現代です。 ですから推測込みで時間軸を整頓すると、 「神話」(そもそもの始まり) ↓ 「雷神域の英雄」後半の語り部分(王家に双子が誕生。「破滅をつむぐ」と神託に語られていたため、双子をポリュデウケスが連れ出す) ↓ 「運命の双子」(双子はポリュデウケスの子として育てられていたが、スコルピオスの襲来で捕縛される) ↓ 「奴隷市場」(奴隷として売られ、離ればなれになる) ↓ 「死と嘆きと風の都」「雷神域の英雄」歌部分(ミーシャは娼婦見習いとして、エレフは奴隷としてイーリオンに。同じ頃、レオンティウスはラコニア軍を降していた) ↓ 「聖なる詩人の島」「遙か地平線の彼方へ」(脱走後、嵐でまたも離ればなれに。ミーシャはソフィアの許に、エレフはミーシャを探し老爺と旅、オリオンはアナトリアへ) ↓ 「死せる者達の物語」(エレフはミーシャを探してソフィアの許を目指す。レオンティウスは別の戦いを制していた) ↓ 「星女神の巫女」(アストラの巫女となっていたミーシャは、星読みで己の死を見る。時同じくしてスコルピオスが襲来) ↓ 「死せる乙女その手には水月」(ヒュドラへの生贄としてミーシャは落命。一足遅くソフィアの許に到着したエレフはそれを機に復讐に走る。一方オリオンは自分が捨てられた王子だという話を信じ、傀儡と化した王をアストラの矢で射殺したが、スコルピオスに斃される) ↓ 「奴隷達の英雄」(各地の奴隷を解放したエレフは「アメティストス」と呼ばれるようになる。奴隷達を連れてバルバロイへ走る) ↓ 「死せる英雄達の戦い」(バルバロイの軍を率いてイーリオンへ侵攻。レオンティウスと一騎打ちを繰り広げてその母=実母諸共殺害、完全に冥王と同化する) ↓ 「神話の終焉」冒頭(エレフを器に現れた冥王は、「死人戦争」の果て、滅びた世界を垣間見て嘆きの叫びを上げる) ↓ ←恐らく何らかの形でエリ組が関わっている ↓ 「人生は入れ子人形」(この時代にはとうに「死人戦争」は終戦。ズヴォリンスキーがこの時代を示す遺跡を発掘) ↓ 「神話の終焉」後半(エイレーネが懐妊。双子の名はズヴォリンスキーがとうに決めていた) ↓ 「神の光」(それから時代が下り、歴史の果てに舞い降りた神の光によって滅びが齎され、それでも生きろと女神が言う) ↓ 「冥王」(ならば自分は彼らを殺めることで救おうと冥王が言う) というところでしょうか。あくまで自分の解釈ですが。
633:投稿 ★ 2012/12/08(土) 14:09:01 ID:7BWHF9rh0 エレーネの妊娠発覚→叙事詩(神話)が終わった後(神話の終焉?) 叙事詩と言う事は史実を詩にしたもの ズヴォリンスキーの手元に叙事詩が長くあった事(人生は入れ子人形)から 「生まれて来る子供の名は…」 →双子の生まれ変わり? もし生まれ変わりであるなら歌詞の一部の「廻る→廻る」が輪廻とも取れる>>169 Moiraと関係の深いThanatosのアルバムの内1曲に「輪廻の砂時計」がありますね 「星屑を集めるように朽ちていく世界で…」→ミーシャが世界の終焉を悟る?(ミラの声が聞ける) でも持っている人が限られるThanatosとのリンクは流石に有り得ませんよね… それにだんだんこじつけっぽくなってきたのでこの辺で止めます
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