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【総合】「Moira」全体考察スレ
227:とーこ 2008/09/08(月) 18:08:49 ID:hfvK1H8T0 他の方と重複するところもありますがエレウについて考えてみました。 『』でくくっているのは作中の歌詞または台詞の引用です。 運命の双子の片割れ。 雷神の眷属アルカディア国王・勇者ディメトリウスの妻イサドラの子。 第一皇子レオンティウスの弟。アルテミシアの双子の兄。 『太陽 闇 蝕まれし日』(日蝕)に生まれ堕落ちた『破滅を紡ぐ』忌み子。 『死を抱く紫水晶』の『冥王の瞳』を持つ『Θ(タナトス)の器』。 その瞳は近く死ぬ人間を見分けられる。 忌み子ゆえに殺される運命にあるところを、ポリデュークス・大塚の子として 山奥でひっそりと育てられる。 後にアルカディアの王座に野心を抱くスコルピオス・若本が ポリデュークスの助力を求めに赴いた際に捕らえられ、 逃げ出すも(おそらく途中で奴隷商人につかまり)奴隷市場へ連れ去られる。 『風神眷属の王国(アネモスの国)』『風の都(イーリオン)』が東方の異民族(バルバロイ)の勢力に備え 『難攻不落の城壁』を築くための奴隷として買われ、風の神殿の変態神官じまんぐに虐待される日々を送る。 このとき同じく忌み子である奴隷の少年オリオンと知り合う。 娼婦見習いに身をやつしたミーシャが神官の元に来た夜、 神官を打ち倒し3人で脱走する(『必殺! 弓がしなり弾けた焔、夜空を凍らせて射ち〜!』 『技名なげーよ!馬鹿w』『だまらっしゃい!これぞオリオン流弓術が真髄!』)も (船が嵐に巻き込まれ?)再び離散する。 賢者ミロス・じまんぐに拾われ父母の元へ帰るも妹はおらず、両親の墓だけが待っていた。 ミロスと別れ、彼の古い友人ソフィアを頼って聖者の島(レスボス)へ向かう。 やっとたどり着いた頃には青年となっているが、そこに待っていたのは ヒュドラへの生贄としてスコルピオス率いるラコニア軍(『ラコニア軍は既に掌握した』 『神域を侵していたラコニア軍は、撤退し始めたようです』)に 殺されたミーシャの亡骸であった。(スコルピオスがアルカディアの王族と知る。) そして奴隷たちの王『紫眼の狼と呼ばれし男』(紫眼=しがん=死眼)となり『各地の奴隷達を率いて』 東方軍(バルバロイ)に加担(『異民族が統べる鉄器の国へと奔った』)。 『青き銅よりも強かな鉄を鎧う獣』として風の都(イーリオン)へ攻め込み(『風の楯をも喰い破り』) 『アネモスの眷属、英雄イーリオス』を打ち倒した。 そのままミーシャの仇の地の王としてレオンティウスに挑む。 (『奴がアルカディアの…憎き地の国王…ミーシャの仇』) 二人が兄弟と知るイサドラが盾となるが、二人を貫き殺してしまう。 そして冥王は『母ヲ殺メル夜 迎ェニ』来、 『冥府の扉が開かれる』
228:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/08(月) 18:41:57 ID:Aol6r+p30 >224-225さん 私も、冥王=moiraで双子は一体になったのではないかと考えます。 「冥王」に「ふたつはひとつ」というフレーズがありますし、 他の方の考察で「冥王は両性具有?(必ず陛下の声と一緒に女声が聞こえてくる)」 という物がありましたので。 真ん中の、皆さんがショッパーさんと呼んでいる方が両性具有(冥王にしてmoira、エレフにしてミーシャ) 黒エレフっぽいのが男(冥王=エレフ) 黒ミーシャっぽいのが女(moira=ミーシャ) では? (そもそもショッパーさんって分離できるのか?)
229:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/08(月) 19:40:32 ID:3RjMagB50 どうでもいいことですが気になったので・・・ ショッパーは袋(鞄?)の形の名前で タナトスの呼び名につかうには微妙なのでは 関係ないことですいません・・・
230:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/08(月) 20:33:27 ID:cl2ci9OmO [sage] >>227-228さんを読んでいて再び気付いた事が。 まず双子の母と思われるイサドラが、「死せる英雄達の戦い」の冒頭で「死を抱く紫水晶の瞳…あの者と戦ってはなりません」や 「英雄としての死を望むと言うのですか。」「あの者は…っ!あぁレオンティウス!」 という台詞から本当は己の子達が愛しい。 あのまま平和にひっそりと暮らせていれば双子は神託通りにはならないはずでこんな事態は起こらない予定だった。 しかし双子が死を抱く瞳で自分達に牙を剥くならば神託通り破滅を紡ぎ、 その時は為す術もなく自分達は彼らに殺される運命で有ることを悟る。 彼を止める事は絶対できないのでレオンティウスには、例え逃げて戦いを避けてでも生きて欲しかった。 戦えば必ずレオンティウスが敗れる事を怖れているようにも見えました。勿論イサドラは子供達皆の幸せを望んでいるでしょうけど…神託を信じているだろうし…。 あと冥府の扉を開いたのはエレフのようにも感じました。 他の方もおっしゃる通り 「母を殺める夜迎えに行こう」という冥王での歌詞から イサドラを殺した後、エレフはミーシャを取り戻す為に冥府への扉を開けたのだと。 オルフェウスである可能性も勿論ありますが今回は神話と言うことから冥府への扉を開きやすく(神の世界と繋がりが深い為) さらに冥王も「母を殺める夜迎えに行こう」と言うことから歓迎されているようですし 通常より開け易い条件が揃ってるのではないかと思いました。 ラフレンツェはお伽噺話的に描かれてますがそれがもし神話や現実と繋がるなら エレフ(仮に彼が開いたとして)が開いた後死人戦争が始まり もうこんな事が起こらぬようにと ラフレンツェのように胎内云々の複雑な封印が施されたのかも知れないと思いました。 エレフが開き、誰かが閉じて…再び開いたのがオルフェウスではと考えています。 moiraアルバム内とは直接関係ないかもしれませんが例の「エスパー学園ミラ」で エレフが「おかえり、ミーシャ」といっていたので もしかしたら冥府でミーシャを取り戻したのかもと思いました。そして黒双子になるのかは分かりませんが…。そしてズボリンスキーおじさん家の双子はエレフとミーシャの生まれ変わりで冥王が再び双子を地上へ送り出した? その辺りは完全に妄想なので個人的な希望でもありますがw いつも見づらい長文ですみませんorz
231:sage 2008/09/08(月) 20:40:15 ID:e3fX5hX40 結構前のネタだけど。 >176さんのを見てふと鏡合わせでもいいんじゃないかなとおもった。 双子も良く見たら髪型とか逆転してるし。 んで、やってみたら 見事にオルフェウスの首に運命の糸(?)が絡んじゃったよ。 怖いよママー! http://kakuri.jp/uploader/img/kakuri1031.jpg
232:砂つぶ 2008/09/08(月) 21:02:22 ID:5Tw0PkHQ0 スレ違いでしたらすみません・・ >>226:ぱっちさん のレスを見て「戦争」をしている曲を改め聴きなおしたのですが どれも冒頭と曲終わりに燃えるような音・風の音がしました。 ちなみに聖戦と死神(トラック10)、終端の王と〜、緋色の風車、侵略するもの〜、等です。 ただ、綺麗に繋がるかと言われると微妙というか、聞き手しだいという感じも・・・。 隠し曲は戦争を繰り返す人間たちのことを歌っているのかなと思いました。
233:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/08(月) 22:25:45 ID:cotDWmJ30 ふと思ったのですが、緋色の風車と死せる者達の物語はどこか関係しているのではないかと。 「剣」「楯」「宝石」などの言葉も共通していますし・・・
234:サーガ 2008/09/08(月) 23:14:41 ID:Gv3Ua/CS0 >192 私も、歌詞ブックレットの始めの詩が気になっています。 最初の行「儘・・・〜海へ堕つる」までは、同じように神託の流れを汲んでいると思っています。 でも、次の「唯・・・〜空に舞う」までは、冥王の心情を表している様に感じました。 「冥王」で彼は幾度も〈母親が送った命を奪い続ける〉と言っています。最後には それは彼なりの「救済」なのだと言っていますが、私は彼が母=Moiraの愛を感じたい故の 行動の様に感じました。彼は「死」ですから、万物の創造主であるMoiraの対極 でなくてはならず、それ故、母であるMoiraの愛に飢えているのかな・・・と。 そこで、彼はMoiraの生み出した存在=彼女の心の欠片である、全ての生ある存在を殺めて 自分の元に来させようとしているのでは?でも、そうして連れてきた魂も何れ、灰となって空に舞って しまう→転生するのかな・・・と。(灰は再生のシンボルだった様な・・・) そして、またMoiraによって「生」を受けることになるのではないでしょうか。 「死」が等しく与えられるのだとしたら、「生」もまた、等しく与えられるものなのでは・・・ ・・・自分で書いてて、よく分からなくなってしまった><
235:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/08(月) 23:18:32 ID:kFGJYFht0 [sage] 他の地平線と関係があるとは、今回はちょっと難しいような気がします。 色々と接点は垣間見えますが、陛下のお遊びとも取れる範囲ですし…。 少なくとも、密接には関係していないと私は思います。 ただ、Moiraの時代背景は非常に昔の、トロイア戦争の辺りだと考えられますので、 もしかしたら、今までの地平線の物語の一番最初の物語が、 Moiraなのかもしれないな、と思います。
236:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/09(火) 00:21:26 ID:dls7dQtf0 >>235さんに僕も同感です。 関わりのありそうなキーワードは多く散りばめられていますが、どうも繋がりが弱い気がします。 「オルフェウス」だけ取っても、「エルの絵本」で描かれてるオルフェウスと 同じとは言えないでしょうし。 それに陛下の事ですから、考えようによってはいくらでも繋がるように作ってるんじゃないですかねw
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