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【総合】「Moira」全体考察スレ
347:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/19(金) 17:48:55 ID:6gsOE4gw0 スコルピウスなのですが、私はレオンの兄弟とかではなく王の腹違いの兄弟なのでは?と考えていたのですが… レオンとは(イメージ的にですが)どうも結構歳が離れてるように思えますし、 もし王が直系の子供、スコルピウスが妾の子供だとすると、王に正式な世継ぎが生まれない限りは次の王はスコルピウスになりそうですし… ちょっと無理がありますかね、やっぱり
348:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/19(金) 18:20:40 ID:9DAxfz1h0 [sage] 私もスコルピウスは王の兄弟だと思います。 レオンティウスが生まれたことによりレオンに王位継承権が移ったのは、スコルピウスが妾の子であり、雷神の血を引いていなかったからではないでしょうか? アルカディアは雷神の国。 スコルピウスが言う通りだとすると、レオンの母の血筋こそが雷神の血族になります。 雷神の血を引いていない(もしくは、直系ではない)為に、雷神の国の王たる素質を持たない。 その為にレオンが生まれてからその存在を疎まれたのではないかと。 また、私も>>346さんと同じように、スコルピウスはラコニアの血を引いていたのではないかと思います。 ラコニアの王に近い血族なら(この時代奴隷と貴族の差が激しいですし)、軍を掌握することも容易いでしょうし。 あと、Moiraではどうかわかりませんが、ギリシャ神話ではヒュドラ=水蛇です。 生贄を求める、どちらかといえばモンスター的存在です。
349:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/28(日) 00:05:53 ID:KqC8pGw7O 話のぶた切りすみません。 オルフェウスの下りですが、通常版ジャケットで、色付きではっきり描かれて、かつ正面を向いているキャラで顔(目?)が敢えて見えないのが琴持った子だけじゃないですか? これってやはりアビスというか、Elysionのオルフェウスと繋がっているということでしょうか。 あと、オルフェウスが冥府の扉を開けた説がありますが、それでは冥府の扉を開けた人間が【死人戦争(Νεκρμαχια)】を起こす訳で、オルフェウスには【死人戦争】を起こす理由が無いと……。 ではオルフェウスは扉を開けたのではなく、扉を開けるきっかけ、又は他の誰かがいなければ扉を開けられなかったでエレフを利用した、というのはどうでしょうか? 『魔女とラフレンツェ』でもラフレンツェを利用して冥府の扉を開けたみたいな感じで……。 なんか無理がありますかね、長文失礼しました
350:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/28(日) 14:36:45 ID:Z9cAmu2U0 [sage] 話切ったところを切ってすみません。 いまさら>>33について考えてみたんだけど、 傀儡と化した王=実はアルカディアの双璧のポリ〜がその功績から王になり、 双子が生まれて(生まれる前?)隠居生活に入って、かわりに(弟?)カストルを王 にしたら暴君になっちゃった かつての勇者=ポリ〜? カサドラとポリの子がオリオン、 カサドラとデミの子がレオン、 妾とデミの子が蠍・・・? ↑この辺でわからなくなってあきらめた。 レオンの父さんってでてきたっけ? 蠍はなんで双子父をわざわざ山奥に来てまで殺したかった? レオンはなんで蠍を殺した?複数政党?
351:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/28(日) 23:50:20 ID:XHjrxIv50 >>292 横から割り込むようなことをしてすみません。 確かにエレフは最後にイサドラを殺してはいますが、エレフの母親だったかというのは少し疑問です。 既出の通り、「雷神域の英雄」で赤ん坊の泣き声が一人分しか聞こえなかったので…双子だと当然二人分になるかと。 ですがタナトスの言う『母ヲ殺メル…』の母はミラという考えには賛同です。 ・タナトスは母上を貴柱と言ってます。柱は神の数える単位であることから母上は女神。 タナトス自身も神と思われるので上の部分は要らないかも…(汗 ・『命ヲ運ビ続ケル…』から命を左右できる存在であるとして、命を運び⇒命運⇒運命(強引ですみません 以上から運命の女神=ミラとしたのですが。 >>350 傀儡と化した王はレオンの父だと思われます。 カストルは「死せる英雄達の戦い」でレオンに同行しています。もしカストルが傀儡と化した王ならば星屑の矢で射られているのでレオンに同行できないかと。 『かつての勇者…』もレオンの父ではないでしょうか。 「雷神域の英雄」が参考となるのですが…色々と説がありますし、既出のものが多いので省略いたします。 イサドラとレオンの父親の子供がレオンなのは確実だと思います。 ポリュデウケスとエルフィナの子供が双子、だと思われますが…双子の出自についてもやはり諸説あります。 しかしポリュデウケスとエルフィナが双子の育ての親であることには間違いないかと。 スコーピオスは妾腹であり、王位継承権は低かったのでしょう。レオンが第一王子であるからレオンの叔父に当たるのではないでしょうか。 「運命の双子」や「雷神域の英雄」、「死せる者達の物語」をよく聞いてみれば色々と考察できると思います。 スコーピオスがポリュデウケスを殺すに至った理由も「運命の双子」を聞けばわかるかと。 台詞から単純に考えるとポリュデウケスに自分の下で働けと言うが断られ、「冥府の王にでも仕えるんだな」と言って殺したとできます。 ポリュデウケスはアルカディアの双璧といわれた人物ですから地位や名誉、実力も揃っている。傘下に入れて得をすることはあっても損することはないでしょうね。 が、敵対されれば厄介な相手となるのでスコーピオスは殺したと私は考えました。 レオンがスコーピオスを倒したとされる理由について… スコーピオスは野心家であって、目的のために手段は選ばないという面がうっすらと見えている気がします。 そういう人物を野放しにしておけばいずれ国が傾くことになるのでレオンが倒したのではないでしょうか? 長々と書いてしまい申し訳ありません。
352:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/29(月) 01:27:40 ID:WoFVCY0h0 一人分しか聞こえないのは、少々強引な考えではありますが陛下の言う『想像の余地』の部分ではないかと思います 当然ながらそこで二人分の泣き声を流してしまえば、『双子である』事がほぼ確定となってしまいますので… 私はオリオンがポリュデウケスの本当の息子であり、双子の替え玉として取り替えられ 双子はポリュデウケス夫妻の元でひっそりと暮らしていたという説を個人的に推しているので… でもそれだと、生まれた子供は双子であったのに、何故一人に変えられても王は気付かなかったのかの説明がつかないんですよね…うーん… ちなみにイサドラを双子の母と思う理由は、散々既出なのですがやはり『エレフの名前を知っていた』事 レオンやその他の人物はエレフをアメティストスと呼ぶのに対して、イサドラだけがそうでは無かった… これには何かしら、ちゃんとした意味があるように思えるんですよね 後は地平線の彼方で出ていた、『両親の墓』。これも作ったのは身分の高い人かなと思います 付近の民衆が憐れんで埋めたのならば、花飾りが朽ちているのを強調する必要は無い… だっていつでも新しく出来るのですし 墓参りなど容易に出来る立場の人間では無かった=王族の人間ではないかなと、私はこう考えています
353:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/29(月) 12:09:00 ID:ULsYICaO0 双子の出自関係の話ですが、双子は普通に「忌み子」として捨てられ、そのままならのたれ死ぬけれど、野に下った ポリュデウケスが育てたという説を押します。 まず泣き声の話ですが、別に兄弟が同時に泣いているとは限りませんし、やはり「弟」とか単数を使わないところは 双子の可能性を示唆していると思います。 替え玉をたてる、という説ですが、替え玉を単数で用意するのは不可能(産婆など口封じが困難)ですし、双子を探 してきて替え玉にするにも、都合よく生まれたての双子がいるとも思えません。それに、替え玉をつくったなら隠 遁生活に入る理由が謎です。 イサドラが双子の母だという論は同感です。というより、レオンと兄弟だと思います。メッシュからして似ていま すし、通常版のジャケを見ていると、心なしかレオンの瞳も紫のような…… イサドラが「隠遁生活に入っていた」はずのポリュデケウスから、双子の様子を逐次報告させていたのではと思いま す。墓のお話を352さんがおっしゃっておられますが、「こんな山奥」と蠍様に言われるほど、人目につかない場所に 住んでいるのに、近くに「住民」はいないのではないでしょうか。いたなら双子が遊びに出ているとき、多少なり接 するような気がします。あと、「花飾り」については352さんの説を読んで考えたのですが、アマゾンの女王さまが頭 につけている葉の飾り、ソフィア様がつけている花飾り(ベールつきですが)を鑑みると、「女性的」である感が強いの で、イサドラさんが墓参りをしたのかな、とかんぐっております。
354:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/29(月) 15:55:07 ID:iqem0MVT0 [sage] 双子の育ての親説はどこからきてるんですか?
355:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/29(月) 19:49:58 ID:zDjPBSaN0 ポリュデウケス夫妻が双子の育ての親説は… 「運命の双子」で『優しい父と美しい母と…』の部分から父母がいることがわかります。ちなみにこれは双子の認識かと。 『そんな日々が〜信じてた』からその父母とは共に過ごしていたはずです。 そして『家路を競った』の家はもちろん双子が育った家のことでしょう。 双子が帰った家にはポリュデウケス夫妻とスコーピオス、兵士がいました。この時、双子は『ただいま父さん、母さん』と言っています。 この状況で父さん・母さんに当てはまるのはポリュデウケス夫妻がいちばん自然です。 また双子は夫妻のことだを自分達の父母と認識しているからそう呼んだのだと思いました。 以上のように考えています。
356:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/29(月) 22:58:50 ID:uBidZ8ez0 初めてカキコします。加えて話ぶったぎりすみません。 儘 問いに惑い 解を違え 累の海へ堕つる 唯 愛を求め 生を奪い 灰が空に舞う 嗚呼 火を騙り 風を汚し 地を屠り 水を腐す やがてあなた方は 神を殺し 怖れを忘るるだろう 其れでもお征きなさい仔等よ についての考察なのですが…、観念的な話になってしまいますがお付き合いいただけたらと思います。 確かに、エレフやミーシャ、タナトスなどとも絡められるとは思うのですが、もっと後の時代、つまりズヴォリン達現代組に向けた詩なのでは、と考えます。 問いに惑う、解に違う…これは私達人間が古代からずっと行い続けてきたものです。 エレフ、ミーシャといった特定の人物に限らず。 2段目。愛を求める、生を奪う、これも絶えず続けられてきた人間の営みです。 特に、生を奪う→戦争で、戦争の良し悪しを私達に問う、とすれば(少し曲解かもしれませんが)聖戦のイベリアで陛下がおっしゃっていたこととも重なるでしょう。 灰が空に舞う…私はこれから火葬をイメージしました。 キリスト・ユダヤ・イスラムなどでは火葬は禁止されていて、このギリシャの時代の宗教と絡めると少し疑問が残るのですが…。 日本では埋葬法としては火葬が主流です。(ちなみに、中国儒教でも火葬は禁忌です) 死体は火に焼かれ、灰となり、そして空に舞う。(火葬でなく、戦火で焼かれたとしてもいいのですが) ヒンドゥーなどで主流の考えですが、人間の魂は火葬の煙(=灰、と私は考えました)とともに空に上り輪廻に組み込まれます。 そうやって魂は輪廻を繰り返し、今に繋がっていきます。このあたりは、15曲目のズヴォリンの、生まれてくる子の名は〜とか、前のレスで色々と皆様が考察してきた双子輪廻説からも説明はつきませんか? 3行目。火を騙り〜のくだりは、まさに現代と繋がっているように思いました。例えば、大気汚染とか水質汚染とか。自然を汚している、とかそういうことかなと。 4行目。古代では、人間は神を信仰してきました。例えば神託に頼る、とか。人は神と共に生きてきました。 しかし現代。人は、神への信仰心が薄れてきたといわれています。実際そうなのでしょう。そして神を忘れるということは神に対する畏れ、未知の、人智を圧倒的に凌駕した存在への恐れを忘れます。 時代が進むにつれその風潮は強くなります。だからこそ、古代を愛したズヴォリンは神話を再び歴史の舞台にたたせようとしたのかな、と。 5行目は、つまりそういうことなのだと。神を、ミラや冥王の存在を忘れたとしても人も時間も止まらないし繋がり続けなければならないのだから、神を忘れてもミラ(冥王?)の子供達である私達は流れておいきなさい、と。 聖なる詩人の島で、『記憶の水底』があったから、流れていきなさい、と繋がったり…っていうのはこじつけですかね。 あまり他のCDと絡めるとごちゃごちゃになる気もしたんですけど…。 ちょっとこじつけっぽいけど、こうするとまあ繋がるかなと思いまして。 長々と失礼いたしました。皆様の考察にとって、少しでも参考になれたらと思います。
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