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【総合】「Moira」全体考察スレ
382:Y 2008/10/08(水) 16:09:13 ID:sMA/8WuO0 やっと最新までおいつきましいた! 皆様の意見を呼んで自分なりの考え述べさせて頂きます。 ・『蝕まれし日の御子』の予言の内容 これの内容がはっきりしないからオリオンとエレウについてはっきりしないんですよね。 >><a href="http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Moira/1220428921/369-373n" onclick="redir(this)">>>292</a><br> さんのご意見、ギリシャ悲劇の重要要素で「予言による親殺し」「愛するものとの死別」が大きいというのはおっしゃるとおりだと思います。オイディプスしかりパリスしかり。 そして大体捨てられた子は本人が知らないまま(あるいは知ってて)生国を滅ぼすか、その原因を作る。 そう考えれば>><a href="http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Moira/1220428921/369-373n" onclick="redir(this)">>>170</a><br>さんのおっしゃるように、この予言の該当者は二人いたという予言である可能性が高いです。 予言内容はおそらく 「『蝕まれし日』が昇る日に生まれた『二人の子』がこの国を滅ぼす」 といった内容ではないかと。 その該当者は双子であるエレウとミーシャだと思われたが実はエレウとオリオンだった、というふうに考えればつじつまが合うのではないでしょうか? ただあそこで一人分しか泣き声が聞こえないことはやはり気にかかります。 眠っていたから一人分、というのも少々乱暴な論理な気がして。 音と言う媒介を使う場合、やなり何かリアクションがないと存在すら認知されないし、現実はともかく物語としては双子を表現するのに一人の泣き声というのは不自然です。 ・Moiraの登場人物を自分なりにギリシャ神話に当てはめてみました。 他の方と重複する点もあるでしょうが、+考察&裏づけも一緒に行ってますので。 特にトロイ戦争を基にした「イリオス」中心です。 エレウセウス→アキレウス。 トロイ戦争で有名なアキレス将軍。友人と一緒に軍に来たことといい、↓の生贄となったイーピゲネイアのことを嘆いたと言う点もエレウかなと。 急所のアキレス腱をイリオスの王子パリスに射られた傷かもとで、しばらくあとに死にます。のでエレウもレオンとの戦闘の後、兄殺し母殺しを知って絶望してから死んだとしたら…悲惨ですね。 死後エリュシオン(!)に行った、という伝説からもエレウが冥王になったという説の強化になるかと。 もしかしたら冥王になる条件は「すべてに絶望すること」というのかもしれません。だからこそミラはエレウに苛酷な運命を用意したのではないでしょうか。 + アポロンは人間の姿に身をやつし、イリオス王ラオメドンのためにイリオスの城壁を築くという罰を受けたという伝説があるので、アポロンも伝説の一部かなと。アルテミスと双子神でもありますし。 アルテメシア→イーピゲネイア アルテミスに生贄として捧げられた娘。アキレスに嫁ぐという父の言葉で呼び出されるものの、最終的に王女の務め国のために生贄となることを承諾する。 アガメムノーンの従弟のタンタロスの娘という説もあるそうですので、(誰の娘かは断定できなくてもとりあえず)王族の娘であるミーシャにあてはまります。 + アルテミシアという薬草(よもぎです)はアルテミスに由来するらしいので、アルテミスもモデルの一部かな、と。アポロンと双子神ですし レオンティウス→ヘクトル 老齢の父に代わりイリオス勢の総大将として活躍している。 アキレスに殺される。ただ神話において本気でちょい役なので、活躍するレオンには会わないのかもしれないです。 イリオスには登場しませんが、倒した獅子の革をまとったヘラクレスの方が近いかもしれません。それか上記二人のようにダブルモデル。 スコルピウス→アガメムノーン 娘のイーピゲネイアを生贄に捧げたことといい性格も残忍で非情、という点からも蠍の王かなぁと。 唯この人はトロイ戦争で死なないのですが。妻とその情夫に暗殺されます。 アレクサンドラ→ペンテシレイア 誇り高く、美しい女性であったが、アキレウスと一対一で戦い、敗れた。 エレウがアレクサンドラを殺した裏づけに? 穴があったら教えてください! 長々と失礼しました。
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