【総合】「Moira」全体考察スレ
485:2008/12/14(日) 12:51:24 ID:BZUhFIu+0AAS
>>名無しDEATHさん
灰が空に舞う〜は、戦火によって国々が滅び、それまであった多くの命や信仰などの全てが灰と化して空に舞う…と
解釈していましたので、灰=エレフとは考え付きませんでした。確かにエレフの生き方は善悪では計れないものです。

仰る通りミーシャが他人を犠牲にする選択をしても、やはり悲劇は避けられなかったと思います。
「墜ちる処女宮」と神託が下された以上、遅かれ早かれミーシャは命を落とす。もしもと言えばキリがありませんが…もしミーシャが
他の巫女達のように逃げ出しても、アルカディア軍に見つかって水月を手にすることさえなくその場で殺されていたかもしれません。
エレフが戦場に出て、死神と化す運命はどうあっても変えられなかったでしょうね…。

愛を求め〜の部分はエレフは勿論、星女神の寵愛を授かったオリオン、愛国心から戦ったレオン、恋心からイリオンへ
駆けつけたアレクサンドラ、兄弟の争いを止める為に命を投げ出したイサドラの母の愛もそうだと思います。
汚い手段を使ったスコルピウスでさえ当てはまると思うのは、蔑まれたままは嫌→人々からの賞賛(愛)を求めたと考えられる
からです。デミトリウスはまず忌み子の神託で自己愛から保身に走り、結局は后と我が子全員の生を奪ったことになります。

本当に、エレフとミーシャ以外にも当てはまる言葉だなあ…と思います。

>>484さん
冥王様が生を奪い続ける理由には、ミラ(運命)のせいで悲しんだり苦しんだりする生者を救う為でもあり、
「死」という絶対的な摂理からは誰も逃れられない=唯一の平等であり続ける為だと思います。
ただ、生きとしいける全てに死を与える冥王様でも殺せない=手に入らない存在はミラだと思いますので、
冥王様にも当てはまりそうです。
1-AA