【総合】「Moira」全体考察スレ
497:2008/12/20(土) 17:58:15 ID:NhJyo4Vr0
連続ですみません。

蛇足ですが、死と嘆きの風の都でオリオンは「必殺、弓がしなり〜夜空を凍らせて射ち!」という
ネタっぽい技を使っていますが、この時の効果音が複数の矢が飛ぶ音に聞こえます。

なのでオリオンは傀儡王の射殺時に、レオンと傀儡王の二人めがけて同時に星屑の矢を射たとも考えられます。
傀儡王には命中したのに、レオンには外れてしまった→蠍殿下の嘘に気付く→蠍殿下に殺され、オリオン死亡。

最期にオリオンが射た星屑の矢は直接は蠍殿下を殺さなかったけれど、結果的に蠍殿下の計画を狂わせ、
レオンの雷槍で屠られるという「自業自得の天罰」となって降り注いだ。
別スレにもありますが、御子が射る星屑の矢とはミーシャの力→白羽の矢(神託)で相手を射るだったように
観念的なモノなのかもしれません。

また、オリオンがアナトリアの王子で蝕まれし日の忌み子だとしたら。
エレフとミーシャが世界全体の「破滅」を紡ぐ忌み子だったのに対して、オリオンは特定の人物の「破滅」、
傀儡王と蠍殿下の二人の身の破滅を紡ぐ忌み子だったのでは?と思えます。

特に蠍殿下に関しては、ラコニア軍を掌握してポリュデウケス夫婦を殺害したり、生贄要求でミーシャを殺したりと
それまでは計画通りに事が運んでいたのに、「死せる乙女の手には水月」以降は余りにもあっけない末路。
オリオンを利用したつもりが、自ら破滅を呼び寄せた……という気がしてなりません。

長々と失礼しました。
1-AA