【総合】「Moira」全体考察スレ
535:2009/01/18(日) 04:45:58 ID:J2AVAZ9C0AAS
私は冥府の扉を開けたのはエレフだと解釈しています。

妻エウディリケの生き返りが目的だったオルフェウスが冥府の扉を開けても、それは楽園の扉であり別物。
ミラでの「神話の終焉」には、なり得ないからです。

既出ですが、神の眷属の大半がエレフに殺され、不死なる者はいなくなったのかと。
信仰を失った神々の存在が希薄になり、死すべき運命の人間達が殺し合う時代=無情な死人戦争の始まりに
繋がった説が強いかと解釈しています。

エレフは「神を殺める者」「〜流る星を背に神に牙を剥く」と歌詞にある通り、ミーシャの不条理な死から
戦場へ→神話の終焉(神を殺し それを忘らるるでしょう)を齎したのだと思います。

足音は一つですし、扉を開けた後に「ミラよ!」と叫んだのはエレフ(陛下)の声です。
オルフ=オルフェウス説も、幻想ギリシャということで仮に同一人物だったとしても、オルフェウスが
冥府へ下った一件とはまた別の話なのではないでしょうか。

ジャケット裏のイラストについては、確かにオルフェウスが冥府に片足を突っ込んでいるように描かれて
いますが、ミラで冥府の扉を開けることが出来たのは冥王様と冥王の器のエレフだけだったと思います。
あのイラストは比喩か、一つの神託が二人に下される〜ようなもので、扉を開けたもう一人の男として
ゲスト出演(?)していたのではないでしょうか。
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