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【総合】「Moira」全体考察スレ
614:名無しさん@死すべき者 2010/01/20(水) 02:16:58 ID:+e08TgGI0 >>608 当初の発売日は正に8月13日でしたよ! 具体的に、どの部分が8月13日の夜空を暗示しているのか教えて頂きたいです。
615:名無しさん@死すべき者 2010/03/03(水) 01:23:54 ID:ls/UyuoR0 忌み子は双子で間違いないと思います。 雷神域〜でその辺が語られるくだり、「背中で聞いていた鼓動 今でも〜」のメロディですし。 陛下が曲中で明言していない設定を自ら口にするって珍しいですよね。 やはりまだまだ詰め込みきれなかった物語が山ほどあるんでしょうね。 オリオンはアナトリアの要衝であるイーリオンの護りについていたようなことを エレフ=アメティストスが言ってますけど、もしオリオンが本当にアナトリアの王子で 「破滅を紡ぐ」とまで言われて捨てられたなら、そんな大事な任務につかせるか?と思います。 私は(かなりねじくれた考察かもしれませんが)オリオンは双子の代わりに捨てられたポリュデウケスの子で それが紆余曲折あってアルカディアの元王子という噂が立って、 「破滅を紡ぐ」=「アルカディアにとっての脅威となる」と神託を解釈したアナトリアが あらかたの戦いが終わった後、アルカディアを裏切って征服するために オリオンを上手いこと取り込んだのではないだろうか、と思ってます。 で、噂を聞きつけたスコピーが「お前を捨てた父親が憎くはないか?」とか何とか焚き付けて 王を殺させたのでは、と。 しかし、私が全くわからないのはスコピー殿下です。 レオンティウスをあんなに目の敵にしていたわりに、イサドラ王妃が雷神の血を引く子を また生んだことに関しては最後まで知りもしないふうに感じました。 知ってれば殿下の性格的に、「忌み子なんで捨てました」じゃ納得せずに 探し出して完全に葬り去るだろうと思うのです。 けれど双子に気づきもしないでさっさと奴隷として売ってしまうし (これも、子供二人分のはした金になぞ頓着しなさそうな殿下にしちゃおかしな行動。母親は殺したのに…) ミーシャのことも、あくまでヒュドラへの生贄として殺してますし。 なんだかスコピー殿下の行動は不可解な点が多いです。
616:名無しさん@死すべき者 2010/03/03(水) 10:08:28 ID:KmiyNdzQ0 >>615 私は蠍殿下がオリオンを焚きつけて王を殺させた解釈の方を懐疑的に捉えてます。 王は死ぬ前、傀儡となってました。私は王を傀儡にしていたのは蠍殿下ではないかと思っています。 「雷を制す者」の神託がある以上、雷神の血を引いていない蠍殿下はどう頑張っても世界を統べる王にはなれないと思われます。 其れでも諦めていない蠍殿下は、どうやって世界を統べる王になる心算だったのか? 私が思うに、「世界を統べる王」を傀儡とする事で、影の黒幕的なポジションに立とうとしたのではないかと思います。 其処で当時のアルカディア王を傀儡とし、此れで王子が居なくなれば他に雷神の血を引いてる者はいないから王様が確実に世界を統べる王になるだろうとか考えて、王子邪魔だって思ってたのかなと。 そうやって段取りを整えてたとこに、ミーシャが王の死の神託を下してしまったから、ミーシャを生贄として殺したのじゃないかと思います。 でも結局は王はオリオンに殺され、オリオンは寧ろ蠍殿下の野望を防いだ形になるのではないかと。 オリオンがジャケットで蠍殿下に背を向けてるのは、蠍殿下の存在を知らなかったからではないかと。 黒幕の存在を知らず、其の傀儡を屠って黒幕に屠られたのじゃないかなと思ってます。 世界の王となる為の傀儡を失った蠍殿下は「雷を制す者」を「雷神の血族の王」から「其の王を制した(屠った)者」という解釈に変え、王子を殺そうとして返り討ちにあったのじゃないかと思います。 破滅を紡ぐ忌み仔を要職につかせるかって事ですが、元の神話でそうなってますし・・・有り得るんじゃないでしょうか? 恐らくオリオンの元になってるのは、トロイアの王子パリスだと思われます。 彼を簡単に紹介してる文章を参考までに・・・ 彼は「生まれてくる子はトロイアを滅ぼす」という予言を受け、召使に依って捨てられています。 しかし5日経っても無事だった為、其の召使が羊飼いとして育てられる事になります。 後にパリスが優勝したプリアモス開催の運動競技で、トロイア王女カッサンドラによってパリスがプリアモス王の息子である事が発見されます。 そしてプリアモス一家はかつての不吉な預言を忘れ、パリスを王家の一員としてしまいます。 後に彼が原因の1つとして戦争が起こります。 パリスは弓の名手であったが、やる気がなかった。 トロイアの総大将であったパリスの兄ヘクトルが戦争10年目のアキレウスとの一騎打ちで亡くなってから、パリスは総大将となった。 そのときパリスはよく戦い、アキレウスも射殺したが、その後ギリシア一の弓取りピロクテテスの矢をうけ、オイノネの治療も得られずに亡くなった。 とありますので、当時のギリシャで考えるなら、嘗ての忌み仔が要職に就く事も十分、考えられるのではないかと思います。 忌み仔であったり、弓の名手だったり、王子である事が発覚してたり、勇者を射殺してたりと、共通点は多いですよ。
617:名無しさん@死すべき者 2010/03/04(木) 05:47:28 ID:A+METvsI0 >>616 確かにそれでも筋は通るのですが…私は615三の節でも通ると思ってますよ。 スコピーは王を殺した大罪人を討つことで、王の座を奪おうとしたのでは、と思ってました。 織田信長と豊臣秀吉の様(秀吉は自分で企んだわけではないでしょうが)に。 オリオンはそのための捨て石ということで。 >>615 スコピーが知らなかったわけは多分忌み仔(の身代わり=オリオン)は殺したはずだったんでは、と。 双子はあくまでもポルの子供だと思ってたんではないでしょうか。 スコピーは双子が生まれた当時はいい年だったでしょうから、戦場にでもいたのかと。
618:名無しさん@死すべき者 2010/03/07(日) 00:11:21 ID:yJaU63G/0 どうも、615です。ご意見ありがとうございます。 私が「オリオンは替え玉でポルの子説」を支持してるのは、 オリオンは「勇者」と表現されることはあっても「英雄」とは呼ばれてないからです。 どうもこのアルバムの中では、 英雄→神の眷属:エレフ、レオン、イーリウス(イーリオンでエレフに討たれた人) 勇者→神の血は引いてないけど強い人:オリオン、デミトリウス、ポリュデウケス (スコピーが台詞で「アルカディアの双璧と謳われた勇者」と言っている) てな感じで区別されてるように感じられるのです。 陛下はそのへん「ただ何となく」で言葉を使い分けるような方でないことは、 全サンホラーがよおっく知ってると思います。 で、アナトリアには風神の眷属イーリウスがいるのだから、その区分でいけば 神の末裔ではないと思われるオリオンが王家の人間とはいえないような。 オリオンもスコピーのように、妾腹で神の血が入らなかったとすればアリかも しれませんが、曲中にもギリシャ神話にもそんな設定はないし。 さまざまな箇所にギリシャ神話のモチーフがちりばめられているけど、 あくまで話の根幹の部分は陛下の創作ですから、全部が全部神話の通りに 話が進むようにとこだわりすぎないほうがいいのかな、と思います。 モデルはパリスかもしれないけど、moiraのオリオンには昔捨てたヨメがいるなんて 設定もありませんし、オリオン座の神話ではサソリにオリオンを刺せと命じたのは アルテミス(≒アルテミシア=ミーシャ?)だし、 これらをそのままmoiraに当てはめたら話がワヤクチャになりますw
619:616 2010/03/08(月) 12:21:00 ID:C/8yr4XA0 >>618 正直、「英雄」と「勇者」の違いについては盲点でした。 調べてみると、確かに古く有名な「英雄(勇者とは別)」は神と同列に扱われたりもする等、 「Moiraの英雄=神の眷族」と思われる話も見受けられたので、充分に有り得ると思われます。 唯、イサドラ様がレオンに態々「雷神の血を引いた〜」と弟妹を紹介したり、蠍殿下が雷神の血を引いていなくとも王族であった様に、 必ずしも「王族」が神の眷族だけで成り立っていた訳では無いように思います。 王族ともなれば側室もいたと思われますし、オリオンがアナトリアの王子だとしても、必ずしも神の眷族という訳では無かった可能性も考えられると思います。 私としてはやはりデミトリウス王を傀儡とする様な人物が蠍殿下以外に考えられません。 そうなると態々傀儡とした者を屠る意味が無いかなと思ってしまいます。 端から殺す心算なら傀儡にする必要はありませんし、王が死んだ方が都合が良いなら、王の死の神託を下したミーシャを邪魔と思う理由も無い様に思います。 王を傀儡として何をさせたかったかを考えると、やはり王を通して間接的に世界を統べる王になろうとしたのではないかと思えます。 確かにギリシャ神話は飽くまでモチーフですが、「ギリシャ神話をモチーフにしている」というのは明言されている訳ですし、飽くまで個人的な想像の域ですが、 語られていない部分はモチーフを参考にする事を前提として、言わなくても解るだろう的な感じで語られなかった様に思います。 勿論、全て元の通りにとは言いませんが、明らかに元としている設定を無視してしまうのも乱暴かなぁと私は思います。 と、生意気にも否定的な意見ばかりで申し訳ないのですが、結局、SHは考察する人の数だけ物語がある訳ですし、自分の中で整合性があれば良いのかなとも思います。 最初に述べました様に、「英雄」と「勇者」の違いは盲点でしたし、凄く納得出来ました。 貴重なご意見、ありがとうございました。
620:名無しさん@死すべき者 2010/03/10(水) 23:33:22 ID:9/Xigdzg0 流れをぶった切って相当申し訳ないのだが、傀儡のくだりはレオンレィウスだと思っていた。 Moiraの思うままにその道を辿る一途だったし…あれ、なんか大いなる矛盾。
621:名無しさん@死すべき者 2010/03/11(木) 08:41:16 ID:vKPv6Bs80 嘗ての勇者=勇者デミトリウスだと思いますし、デミトリウス王が生きてる以上はレオンが王にはなってないので、 傀儡と化した王=デミトリウスは間違い無いと思います。
622:名無しさん@死すべき者 2010/05/03(月) 20:36:42 ID:1y8paKtA0 話が戻るのですが、 スコピー殿下がオリオンに王を殺させ、 後に自分で殺したのには、 スコピー殿下は、雷神の血を引いていません。 なので、世界の王に離れないのです。 しかし、王を殺した敵(オリオン)を自分が仕留めるという まさに英雄らしい行動をとれば、 『王も排除でき、しかも英雄という称号も得られ、 世界の王になるのに相応しい座を手に入れられる』 これを計算しての行動だったのでは?
623:名無しさん@死すべき者 2010/05/06(木) 21:16:54 ID:8ioR8rHw0 端から蠍殿下が「王と王子が邪魔だ」と言っていればまだ解るのですが、王については一切、触れておりません 例え英雄らしい行動を取ったところで、「雷を統べる者」の神託がある以上、先王が死ねばレオンが王位を継承するだろう事は明らかである様に思います 例え其の行動で蠍殿下が王位を得られる可能性があったとしても、雷神の血を引くレオンが王位に就く可能性の方が高いでしょう 高く無かったとしても、可能性はゼロでは無い事くらい、狡猾な蠍とされる彼が思い至らないとは思えません そして万が一、レオンが王位に就いてしまえば、王子である頃より、余程殺し難くなります でしたら、憂いの方を先に絶っておくに越した事はありません まして、アレだけレオンの王位継承権に固執しておきながら、傀儡として思い通りになっているだろう王を先に殺すメリットは無いと思います 其れでしたら、傀儡となっている王を利用してレオンを先に屠ろうと暗躍する方が良いでしょう また、オリオンが王を射た矢は、巫女を殺されて怒った星女神が寵愛する勇者に授けた星屑の矢です 謂わば神の意志の働いた矢であり、星女神は人間(巫女)に未来を示唆する神託を下す女神です 其の女神が、自分が授けた矢がどの様な使われ方をし、結果を齎すかを知らない訳は無いと思います 巫女を殺されて怒った星女神の矢が、巫女を殺した実行犯であり黒幕の姦計の為に使われ、 挙句、寵愛する勇者までも殺される・・・というのは私には不自然に感じられます 例え其の後、蠍殿下が殺されるにしても、其の件はオリオンや彼の矢とは余り関係が無い様に思えますし・・・ ですので、私はやはり、オリオンは蠍殿下に利用されたのではなく、逆に彼の陰謀を邪魔した側だと考えます オリオンのせいで打つ手の無くなった蠍殿下が、仕方無く自ら獅子を屠ろうとして返り討ちにあったのだと
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