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【総合】「Moira」全体考察スレ
477:ナナシ 2008/12/04(木) 20:15:31 ID:ao3JAR3OO 475様 いえ、ゴ〇ゾーという歌詞サイトに… というのはタブーでしょうか(汗) 蠍殿下はレオンの叔父様に当たるのでは?
478:名無しさん@何にするか募集中 2008/12/04(木) 20:39:06 ID:oo4Xfl260 ブロンディスに連なる血がそれ程大事か… にしか聴こえませんねぇ 自分はイヤホン大音量ですが、他の言葉に聴こえる方々はどのような環境で聴いているのでしょうか。
479:ナナシ 2008/12/04(木) 20:59:07 ID:ao3JAR3OO …(´;ω;`)ビスビス 耳くそがつまってるのかな…もっかい聴いてきます
480:名無しさん@何にするか募集中 2008/12/04(木) 22:02:42 ID:q4Q9R6bn0 自分も「あんな売女の・・・ブロンディスに連なる血が其れほど大事か・・・」に聞こえます。 カラオケの歌詞が間違っている様に、歌詞サイトもSHや陛下から直接聞いているという訳ではないと思います。 参考程度に止めておいた方が無難と思われますよ。
481:藍 2008/12/06(土) 05:49:58 ID:EcYl+LA00 ぶった切りで申し訳ありません。 歌詞カード一枚目の言葉。 儘…問に惑い→解を違え→累の海へ墜つる… 唯…愛を求め→生を奪い→灰が空に舞う… これはミラの台詞であり、神託だったのではないでしょうか。 では、この神託を下されたのは一体誰だったのか? 恐らく、ミラに登場する人間キャラ全員だと思います。 1つの神託が2人に下されたり、1つの神託が様々な意味を持つなら、 1つの神託が全ての人間に下されても不思議ではないと想います。 運命の糸に踊らされた傀儡王デミトリウスや、世界の王になるという野心から 裏工作や汚い手段を使ったスコルピウスだけじゃなく。 エレフ、ミーシャ、レオン、オリオンなど。 世界の運命を紡ぐ主要人物は皆、問に惑い→解を違えていると思います。 愛を求め→生を奪い〜の部分はエレフに対するものっぽいですが、「愛」を広い意味で解釈すれば 恋愛や家族愛だけじゃなく、友愛、自己愛、忠誠心、祖国への愛国心も含まれると思います。 生を奪い〜は、ミーシャには当てはまらないように思えますが、誰かを犠牲にしない為に 生贄になることは「他人の生を奪わない為に、自分の生を奪う」とも解釈できます。 しかし、多くの命を犠牲にしたくないと生贄になる運命に従ったミーシャ、 妹の仇を討ち多くの奴隷達を解放する為に運命に抗う死神となったエレフ、 自分を待つ者の為に母の制止を振り切って戦場へ赴いたレオン。 彼らにとって問に惑った末に出した解は、例え間違いだとしても、 自らが置かれた状況ではそれが最善の選択だったり、その解を選ぶ以外は どうしようもなかった。 そして「儘…問に惑い→解を違え〜」がミラの神託であったなら、 どの「解」を選んだとしても、違えた解=間違いになる。 考察や解釈に「これが正解です!」というものが存在しないように、 ミラの「問」にも、初めから「正解」などなかった。 こうすれば累の海へ墜ちないとか、灰が空に舞わずに済むという 「正解」が存在しない以上、悲劇→神話の終焉は避けられなかった。 「それでもお往きなさい仔等よ」と言う「運命は残酷だ」。 アレクセイが遺跡発掘を行って、運命を微笑ませようとしたのは ミラの問に挑んで「正解」を手に入れたかったではと思えます。 長文失礼しました。
482:名なしDEATH 2008/12/08(月) 16:57:41 ID:C9vHd5iQ0 >481の藍さんのコメを見て、すごく心を打たれました。(日本語おかしい? 確かにそうだ!と思ったのでコメをば。 自分的には、「儘…問に惑い→解を違え→累の海へ墜つる…」がミーシャ、 「唯…愛を求め→生を奪い→灰が空に舞う…」がエレフという感じがします。 まず、「儘…問に惑い〜」。「問に惑い」は星女神の巫女で「迫る問の声」という歌詞があったので、 他人を犠牲にするか、自分を犠牲にするか、そういう戸惑いがミーシャの中にあったのでは…? 人を犠牲にするわけにはいかない、という事でミーシャは自分を犠牲にする「解」を選んだ。 「解を違え」というのは、自分が死ぬという運命に従ったミーシャだけれど、 結果的にエレフはミーシャの仇を討つために戦場へ出てしまった。 その「解」を出さなければ、エレフは人を殺さずに済んだのに…というコトではないでしょうか。 そして、海へ堕とされた。これが、「累の海へ堕ちる」。 長くなりそうなので、続きます。
483:名なしDEATH 2008/12/08(月) 17:00:02 ID:C9vHd5iQ0 次に、「唯…愛を求め〜」。「愛を求め」は多分エレフがミーシャの事を想っている心だと思います。 恋愛の「愛」ではなく、家族に対する「愛」ではないかと。 ミーシャを殺した者を探すためにアメジストスとなって、戦場へ出たエレフ。 戦場へ出たのですから、もちろん人を殺めてしまう。これが、「生を奪い」。 最後の「灰が空に舞う」というのは一番悩みましたが、 紫眼の狼と呼ばれたエレフ。狼と聞いて多分ほとんどの人が、灰色を思い浮かべると思います。 灰色というのは、善や正義を表す白、そして悪の象徴である黒の中間…。 エレフはミーシャの仇をとる為に、そして奴隷達を解放するために行動していました。 エレフ視点から見ると、ミーシャを殺した者が悪。その悪を打つのですから、 悪を打つのは正義…かなぁ、と思っています。 そして、開放さた奴隷達から見ると、エレフは正義。 けれど、レオンティウス達側から見ると、多くの軍を打ち、多くの者を殺したアメジスト将軍は悪。 なので、最後の死せる英雄達の戦いではエレフ(アメジストス)は命を落とします。 「灰が空に舞う」というのは「灰」=エレフ、「空に舞う」というのは命が空へ舞うということかなぁ…? とも思っていますが、歌詞カードを見てみると、エレフとレオンが戦っている絵。 その背景は燃えているような感じがするので、英雄達が死すというイメージもあります。 けれど、↑の藍さんのように、これが正解!というのは必ずしも無いと思います。 もしミーシャが他人を犠牲にしてエレフと会ったところで、その事は必ず生涯ずっと心で後悔するだろうし、 エレフもミーシャが悲しむだろうから、と仇をとることは無かったとしても、やはり後悔すると思います。 必ず「正解」、そして「ハッピーエンド」という選択は無かったと思います。 ミラに立ち向かったところでそうなるとは限らない。 ミラに従ったところでそうなる事はない。 ミラの「問」の「解」は、誰にも、そしてミラ自身にも分からなかったのかもしれません…。 今、「儘…問に惑い→解を違え→累の海へ墜つる… 唯…愛を求め→生を奪い→灰が空に舞う…」 はエレフとミーシャだと思うと言ってコメしましたが、心のどこかで やはりその二人以外の人物にも当てはまるなぁ…とも思います。 本当に長くなってすみません(汗
484:名無しさん@何にするか募集中 2008/12/14(日) 00:45:20 ID:mZJN3zlf0 「儘…問に惑い→解を違え→累の海へ墜つる…」がエレフ 「唯…愛を求め→生を奪い→灰が空に舞う…」がタナトス と、ふと思いましたが、皆さんのを見ている限りではこの解釈はなさそうです どうしてそう思うの?と問われても上手く答えられませんし… 「唯…愛を求め→生を奪い」が 「ただ(タナトスはミラからの)愛を求めていた」 「受け入れてもらえなかったタナトスは、ミラが命を与えるものを殺すしかない(生を奪う)」 としか説明が出来ないので… 名なしDEATHさんの解釈が個人的にしっくりきました 駄文失礼いたしました
485:藍 2008/12/14(日) 12:51:24 ID:BZUhFIu+0 >>名無しDEATHさん 灰が空に舞う〜は、戦火によって国々が滅び、それまであった多くの命や信仰などの全てが灰と化して空に舞う…と 解釈していましたので、灰=エレフとは考え付きませんでした。確かにエレフの生き方は善悪では計れないものです。 仰る通りミーシャが他人を犠牲にする選択をしても、やはり悲劇は避けられなかったと思います。 「墜ちる処女宮」と神託が下された以上、遅かれ早かれミーシャは命を落とす。もしもと言えばキリがありませんが…もしミーシャが 他の巫女達のように逃げ出しても、アルカディア軍に見つかって水月を手にすることさえなくその場で殺されていたかもしれません。 エレフが戦場に出て、死神と化す運命はどうあっても変えられなかったでしょうね…。 愛を求め〜の部分はエレフは勿論、星女神の寵愛を授かったオリオン、愛国心から戦ったレオン、恋心からイリオンへ 駆けつけたアレクサンドラ、兄弟の争いを止める為に命を投げ出したイサドラの母の愛もそうだと思います。 汚い手段を使ったスコルピウスでさえ当てはまると思うのは、蔑まれたままは嫌→人々からの賞賛(愛)を求めたと考えられる からです。デミトリウスはまず忌み子の神託で自己愛から保身に走り、結局は后と我が子全員の生を奪ったことになります。 本当に、エレフとミーシャ以外にも当てはまる言葉だなあ…と思います。 >>484さん 冥王様が生を奪い続ける理由には、ミラ(運命)のせいで悲しんだり苦しんだりする生者を救う為でもあり、 「死」という絶対的な摂理からは誰も逃れられない=唯一の平等であり続ける為だと思います。 ただ、生きとしいける全てに死を与える冥王様でも殺せない=手に入らない存在はミラだと思いますので、 冥王様にも当てはまりそうです。
486:藍 2008/12/14(日) 13:16:31 ID:BZUhFIu+0 連続ですみません。 どの解を選んでも「不正解」だったのと同時に、ミラの人間キャラ達が自分が置かれた状況下において問を求められ、 必死に考えたり立ち向かった末での解ならば、全て「正解」でもあったのだと思います。 考察や解釈が自由で、サンホラーの皆様がそれぞれ解釈した「自分にとっての正解はこれかな」というものがあるように。 ボーナストラックの言葉。 火を騙り 風を汚し 地を屠り 水を腐す これは文明(時代)の進化→神話の終焉が避けられないことをミラは知っていたと思います。 「我らを試すように〜」とミーシャが言っていますが、ミラは自分の問に対して我が仔等がどのような解を選んで往くのか 知りたかったのかもしれません。避けられない悲しみや不条理の中をどう生きるのか。 ミラが望んだのは悲劇的な結末を迎えた「世界」ではなく、そこを生きた死すべき者=「人間」の姿を見守ることだったように思えます。 運命(ミラ)も死(タナトス)も、残酷さと救いの両方を併せ持っていると私は思います。 遺跡発掘した時のアレクセイのようにミラに微笑んでもらえたら女神様ハラショー!でしょうし、 運命に抗っても悲劇しかなかったエレフは「ミラよ、これが貴方の望んだ世界なのか!」と叫ぶでしょう。 死にたくない者にとって死は、裏工作したりしてでも逃れたい「恐怖」以外の何ものでもありませんし、 生を憂う者やもう悔いはないと思える境地に立った者にとっては、死は安らかなものでしょう。 長文失礼しました。
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