【総合】「Moira」全体考察スレ
496:2008/12/19(金) 11:42:29 ID:3UmlA/LP0
>>492さん
私も、オリオンはアナトリアの王子だと解釈しています。
ポリュデウケスが替え玉に用意した子供?とも考えましたが、替え玉なら捨てられるのではなく殺されたと思いますし。
破滅を紡ぐという神託が下された忌み子を、命が惜しい傀儡王や野心家の蠍殿下が「捨てる」だけで了承するとは考えにくいので……。

オリオンの死ですが、私はやはり蠍殿下に利用されたのでは?と思います。
生贄の現場にいないオリオンには、ミーシャを殺した人間が蠍本人だとは知らないと思いますので、星女神からは「神域を汚したアルカディア軍を撃て」とでも
お告げ?があって星屑の矢を受け取ったのかと思います。

怒った星女神は、傀儡王と巫女を殺した蠍殿下の二人を射るべき罪人だと思ったはずです。つまり、用意された矢は2本。
狡猾な蠍殿下はそれを逆手にとって、オリオンに傀儡王とレオンの二人を暗殺するように示唆したのではないでしょうか?
ラコニア軍を掌握している蠍殿下なら素性を隠して身分をラコニアの軍人だと偽り、水神に捧げられた巫女の不幸を嘆くフリを
したり、アナトリアに味方しようと思っている等と言って唆すことも可能だと思います。

恐らく最初にレオンを射殺するように指示したと思いますが、星女神の矢が罪のないレオンに当たるはずがなく。
近くにいた父親の傀儡王を射殺してしまった。

弓の名手で自分の腕に絶対の自信を持っていたであろうオリオンが、自分の矢が当たらないとなれば騙されていた事に気付くでしょう。
そこで本物の罪人(蠍殿下)を射ろうとするも、その前に背後(弓矢を射る時は当然前を向いて標的を見ているでしょうし)からバッサリ
斬られたのではないでしょうか。蠍殿下は二人を暗殺させたら即、オリオンを殺す心算だったでしょうから。

そんな流れで計算が狂ってしまい、レオンを自分で殺しにかかる→返り討ちに遭ったのではと思います。
1-AA