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【15】『神話の終焉』専用 考察スレ
78:名無しさん@何にするか募集中 2008/12/02(火) 00:38:10 ID:ucDwAZf90 何処かのスレで「世界を統べる王」=「冥王」説が出ていましたが、冥府の扉がギリシャという場所限定にあったとしたら、 冥王様はギリシャ以外の場所に迎えに行くのが困難になるのではないでしょうか・・・? 自分は冥府の扉自体は別の世界?にでもあって、其処に至る、もしくは其れを現世に出現させるのに 美しい竪琴の音やらラフレンツェの純潔やらが必要なのかと思ってました。 自分もMoiraの扉を開けた人物とエリュシオンのオルフェウスは別人と考えていますが、 或る男が扉を開けた時期ははっきり言われてないので、実はMoiraの物語があった随分後という可能性も 無くは無いのではないかとも思います。 冥王になっちゃったのでMoiraに会いにいけなくてイライラ。漸く扉が開いたから戦争ふっかけた・・・的な。 まぁそれこそ77様が仰ってる様に千年単位の場合もあるので低いとは思いますが・・・
79:藍 2008/12/02(火) 04:28:05 ID:INPcYSCG0 正直なところ、ジャケットの竪琴を持った男の人のイラストを見るまでは オルフとオルフェウスは別人で、ミラとは無関係だと思っていました; 何故、別の地平線にいるオルフェウスらしき人物が描かれたのか。 やはり比喩なのでしょうか? 死の谷もですが、イリオン付近では死体が弔われず剥げたかに食われるような 有様なので冥府の扉が発生したのかな、と解釈しています。 確かに時間軸の開きがあるので、他の地平線との繋がりは考えにくいですね。 生まれ変わり説と考えても、何百年〜千年以上も後に呪いが発動するのはおかしいですし。 ただ、オルフェウスが比喩というのはやっぱり疑問で。 エレフからすればミラは憎悪の対象で、抗うべき神。ミラが万物の母なら、 エレフにとっても母親?でしょうし・・・。 ミーシャ=ミラの娘で、取り戻したい・迎えに逝きたい対象なのはわかりますが。 タナトス=父親?(エレフを息仔と呼んでいるので)と同化したから、母親の ミラが妻みたいな位置づけになってしまったのでしょうか。 冥府の扉と番人については、ラフレンツェの一件の後、冥王様が番人の女性を利用して 死者を現世に連れ戻そうとする不埒者が今後現れないように、扉の番人役を従者である ミューとフィーに任せたのではと解釈しています。
80:エトワール 2008/12/03(水) 22:15:16 ID:QwRHM5uP0 まったくの 素人考えだと 言われるかもしれませんが 私は 冥府の扉を 開けたのは ズボリンスキーだと 思います ズボリンは 遺跡を 発掘する事が 最終的目的ではなく 神話世界が すなわち 神が 実在するという事を 証明したかったんでは ないでしょうか? 神は 生きているのか? 死んでいるのか? それを 遺跡を 見つけた後も 求めつずけて 遂には 図らずも 冥界の扉を 開けてしまったのでは ないでしょうか?
81:名無しさん@何にするか募集中 2008/12/05(金) 15:26:43 ID:oD6XNh/xO この曲の冒頭部分の足音も階段を降りる音に聞こえるので、ある男=オルフェウスと考えているのですが、 ラフレンツェが捨てられていたのは「蝕まれし日」に生まれた忌み子だったから、として考えると 神託通りになるかな…とか思ったのですが、いかがでしょう。 話が変わりますが、同じく冒頭部分で心音のような音が聞こえるのですが、思い込みでしょうか。
82:光雪 2008/12/05(金) 18:53:14 ID:MOkB9pO+0 素人考えですが、投稿させていただきます。 冥府の扉を開いた人物=オルフェウス説に賛成です。 まず、ベースであるギリシャ神話から考えると… 吟遊詩人であるオルフェウスはエウリュディケを取り戻す為に冥府の扉を開いた。 これはELYSIONにもあるとおりです。 ここで、吟遊詩人(琴の名手)についての考察を少々… >>75 の方の意見と近い考察なのですが、当時の詩人というのはかなりの知者であったと思われます。 別の方向からひとつ、その証明を… 北欧神話において、吟遊詩人は天才がなるようなものだったという記述がいろいろなところで見られます。 同時にこの場合のギリシャ神話においても、当時の歴史背景から考えるに同等でしょう。 そして、奴隷達の英雄のラストあたり… オルフェウスの声がはいってますよね? ここで一つの疑問が浮上します。 何故、吟遊詩人のオルフェウスが奴隷なのか? これに関して一つの推測が生まれます。 当時の戦争において、負けた国の市民などは、捕虜として捕まる=奴隷になる この際、エウリュディケは戦争の被害者、つまり…アルカディア軍により殺害された。 さて、奴隷になった場合ですが、それ以前の地位は関係あるでしょうか?否、ないですね。 奴隷になった過程がそうだとして、次にどうやって開いたのか? ラフレンツェを見る限り、琴を弾いて…ですよね。そうするとある程度のめぼしはついていたと考えるほうが妥当です。
83:光雪 2008/12/05(金) 18:53:45 ID:MOkB9pO+0 さらにもう一つの考察を同時に展開させていただきます。 オルフェウス=アビス ELYSIONの考察に結構これあるとおもうのですが… もう一つ、何故オルフェウスが開いたと思ったのかについて… 交戦中ですよね?作品の中では。 戦争って…当時日が昇っているうちしかやらないのでは?と思ったのです。 当時は今とは違い、照明があまりありません。 と、いうことは奇襲かける以外で夜戦闘は行われないと思ってもいいと思います。 例として…日本における戦国時代。 奇襲以外で夜の戦闘ってあまりないですよね? で、タナトスは冥王のさいにこう言ってますよね? 「母ヲ殺メル夜 迎エニ往コウ」 何故夜なのでしょうか?昼では駄目なのでしょうか? 朝と夜の物語に合わせて夜である、というのもあるとは思いますが、ここでは関係はあえて無視して考えて見ましょう。 ところで、魔女とラフレンツェって…子供向けじゃない絵本ですよね? 純潔の結界は破られたわけですし… 真昼間からそんなことしますかね?いくら当時が自由奔放だとしても、それはどうでしょう? しかも、エレフが こう考えるとかなりの矛盾が発生しますね。 ラフレンツェの心を開くような会話をして、尚且つ… エレフにその為の時間ってありますでしょうか? さらに一つ追加でいうとすれば タナトスが迎えにいくのに、こっちから向かう必要はないですよね。 そう踏まえたうえでおおまかな時系列を少々 風の都壊滅 ↓ レオンが風の都へ(軍隊で挟み撃ちの指令がでる) ↓ エレフとレオン対決(ここで右から攻めろといわれたオルフ脱走、ラフレンツェの所へ) ↓ 母とレオン殺害アレクサンドラ自殺(多分この辺で夕方) ↓ 夜になり、扉開く(タナトスがエレフを迎えに=二つは一つに) ↓ 「Moiraよ…(ry」 ↓ オルフ呪われたまま転生。以下Elysionへ続く 以上、長くなりましたが考察はここまでです。いかがでしたでしょうか?
84:藍 2008/12/06(土) 04:38:59 ID:EcYl+LA00 オルフェウスは単なる比喩で無関係なのか、オルフとして登場していたのかによって 解釈が変わってきますよね・・・。 ただ、エレフの場合は冥王様の器なのでタナトスと同化したら、番人の存在は関係なく 冥府の扉を開けられると思います。冥王様は死者を迎えに行ったり、エレフに「ヤァ息仔ヨ」と 語りかけたりしているので、自由に出入りしていたと思いますし。
85:名無しさん@何にするか募集中 2008/12/07(日) 18:20:54 ID:PKdyeG1d0 >>83様 「母ヲ殺メル夜 迎エニ往コウ」ですが、「夜」は「紫」と同じく「死」を表すモノとして使われる事が多いと思います。 主要人物がエレフを遺して全て死に絶えたラスト、死の蔓延している状況を「夜」と冥王様は言っているのではないかと私は考えています。 奴隷が侵略した先の市民等という考えには賛成です。 その時に妻を亡くしている可能性も、言われて初めて気が付きました。 ただ、「詩人→奴隷」なのではなく、奴隷解放?戦争の後に詩人になった可能性もあるのではとは思います。
86:名無しさん@何にするか募集中 2008/12/12(金) 14:05:50 ID:SsWL2gaMO ラフレンツェに関連付けるなら、やはり「二つの楽園を巡る物語は 人知れず幕を開ける」というのが引っ掛かります。 「二つの」が「物語」に修飾すると考えると、オルフェウスの可能性が高まるかな とか… エリュシオン=アビスで一つにしてしまえば、もう一つ楽園があることになりますし、もしくはエリュシオンが元々ギリシャ神話起源ということを考えると、段々視野が広がるかな と考えたのですが…
87:名無しさん@何にするか募集中 2008/12/13(土) 13:11:48 ID:PWgyMQEt0 既出かとおもわれますが レオンティウス→× レオーンティブス→○ です。
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