【14】『死せる英雄達の戦い』専用 考察スレ
76:2008/11/25(火) 10:32:39 ID:dTmhP7sq0
ぶった切りですみません。

68でも少し書きましたが、カストルはアメティストスの正体を知っていて黙っていた説。

神託で双子が生まれた場面に居て、ポリュデウケス夫婦の埋葬にも関わっていそうな
カストルなら、アメティストス=エレフセウスだと判っていたと思います。

判っていたのにイサドラのように必死で止めなかった理由を考えると、

1、レオンティウスが敵将エレフセウスを弟だと認めたら後々厄介だから。(エレフがあれだけ祖国を憎む以上、
兄弟の和解はまず無理だと思いますが、和解させる為の条件に奴隷解放・奴隷制度廃止は必至でしょうし、
エレフをアルカディアの第二王子として認めなければいけません。)

2、「死を呼ぶ紫水晶の瞳の男」が現れた以上、レオンティウスが死ぬ運命は変えられないと諦めた。(神託が絶対的な
ものとして捉えられていた時代ですから。)

3、アメティストスの武勇と彼が神の眷属である可能性が高い以上、イリオンが墜ちて負けそうなレオンに懸けるよりも
アメティストスに鞍替えしようと目論んだ。(この説ですと、カストルはすごい腹黒になりますが……。)

1の場合、二人が和解できたらレオンは死なずに済みます。国として厄介事は生まれるけれど、バルバロイとの戦は終結して
平和になる可能性もある。なので、やっぱり2かなと思います。

イサドラに忌み子の神託を告げにきたのもカストルでしたし、神託=絶対、運命(ミラ)=抗えない、という考えの持ち主だったのでしょう。
1-AA