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【13】『奴隷達の英雄』専用 考察スレ
48:名無しさん@何にするか募集中2008/12/05(金) 09:10:49 ID:fEj2rxTp0AAS
>>47様
私個人の考えで根拠の薄い部分もあるのですが・・・
「傀儡となった王」は「嘗ての勇者」。
Moiraで勇者と呼ばれているのはレオンの父、デミトリウスだけですので彼で間違いないでしょう。
私は、王を傀儡にしたのはスコルピオス殿下ではないかと思っています。
神託では「雷を制す者 世界を統べる王となる」とありましたが、蠍殿下には雷神の血は流れていません。
しかし「世界の王になるのはこの私だ」等、諦めてもいません。
そこで、蠍殿下は雷の王を傀儡とする事で間接的に世界を統べようとしたのではないかと思っています。
しかし、折角傀儡とした王をオリオンに射殺されてしまいます。
今度は王を殺した犯人であるオリオンを討ち、「王の弟」という事と合わせて王位継承権を主張したが認められず、レオンが王に。
最後の手段として自らレオンを殺しに行くも返り討ちに合ったという流れと捉えています。
傀儡となった切っ掛けですが、ミーシャの神託「天球のまにまに嘆く獅子宮」ではないかと思っています。
「死せる乙女」スレにありましたが、「天球」とは天から世界を見下ろす王座となっているらしいです。
王座に座り、嘆くレオン。
これは誰もが現王、デミトリウスの死ととったのではないでしょうか?
「雷を制す者〜」の神託から、自分が世界を統べる王となるのだとデミトリウスは思っていたのではないかと思います。
しかし上記の神託が下され、「世界を統べる王」の可能性がレオンの方にある事を知ったのでは?
今まで、絶対の自信があったところへのこの神託。
その辺りの心の弱み?に蠍殿下がつけ込み、王を傀儡として「嘆くのは獅子宮」の神託を隠す為にもミーシャを殺害したのではないかと考えています。
もしくは、ミーシャを殺して神託を隠すという行為自体は王の意志で、そこを蠍殿下につけ込まれた(脅迫された?)可能性もあると思います。
そして神罰は実行犯ではなく、命令を下した王の下へ行ったのではないかと。
結局、神託を疑った?彼の「立てる大地」、地位は揺らいでしまったのではないかと・・・
と、此処まで来てしまうと全体考察になってしまうでしょうか?
取り敢えず、以上が私の考えです。
長文、失礼いたしました。
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