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【12】『死せる乙女その手には水月』専用 考察スレ
69:名無しさん@何にするか募集中 2008/10/26(日) 02:10:45 ID:Z0aiqU2Y0 少なくともMoiraにおけるヒュドラって、ラコニアの水神のことですよね? 神話で「水神眷属の国」をヒュドラって言ってますし。 なので、自分も流石にヒュドラ=サタンは強引かなぁと思います。 えぇと・・・元はミーシャが生贄にされた原因でしたよね? 自分なりに考えた結果、星女神の巫女の「嘆くのは獅子座」の神託が関係あるんじゃないかなぁと。 幾ら神託が曖昧なものとはいえ、神託が上記の1言だったとは思えません。 恐らく、現アルカディア王であるレオンの父の死をもう少し具体的に暗示していたのではないかと思います。 神託は疑ってはならないものですが、自分の死は誰もが信じたく無いものでしょう。 此処から先は更に妄想なのですが、アルカディアはこの辺りで長く争っていたラコニアを攻め落としたんじゃないかと思います。 しかし、恐らくラコニアを治めていたヒュドラの眷族を殺した事で生贄が必要になったのではないかと。 そこで、神託を信じたく無かったアルカディア王はヒュドラへの生贄として神託を下したミーシャを捧げる事で 神託自体を無かった事にしようとしたのかな?と思いました。 これでしたら、ミーシャを殺すよう命じたのはアルカディア王なので、彼に神罰が下ったのも納得かなぁと。 唯、神託を下した巫女を殺す、もしくは神への生贄とすることで神託を無かった事に出来る等という考えがあったのかは 判らないので、妄想と否定されても仕方が無い考えですが・・・ 長文、失礼しました。
70:名無しさん@何にするか募集中 2008/10/26(日) 02:44:50 ID:Q3Y1JRuu0 地平を越えて繋がっているのは具体的な人物や歌ではなく、 AとEの惹かれあう宿命とか(今回も余す所なくAとEですよね)、歴史は繰り返すとか、 そういう類のものに留めておいた方が無難かもですね。 ところで流れをぶった切って申し訳ないのですが、ミーシャが生贄にされた理由について少々考えてみました。 「堕ちる乙女座」というフレーズが曲中にあり、乙女座は正義を司る星乙女が星座になった姿らしいので、 スコルピオスが全員殺してやるつもりで神殿に押し入ったのは間違いないと思います。 古代ギリシャでは神が下した神託(一見では意味が分からないナゾナゾ詩のような形を取っているらしいです)は絶対で、 言われたが最後遂行しなければならないという風習がありました。 なので、ペルシャはギリシャへ侵攻する際に、真っ先に神殿を買収してギリシャが戦に不利になるような神託ばかり下させたそうです。 (それでもギリシャが勝ったそうですが…) まだ具体的に地理と力関係を把握していないので何とも言えないのですが、スコルピオスが何処かへ攻め込もうと思っていて、 相手側に不利になるような神託を下すよう、星女神の神殿を買収しようとしたというのはどうでしょう。 …というより、手っ取り早く自分が王に相応しい人間だと神託させるとか。 しかし、かりにも正義を司る女神の神殿なので、ソフィアを中心とした巫女達は拒否。 あと、ミーシャの能力は未来予知なのではないかという説が出てましたよね。 ミーシャが生贄にされたのは、買収に応じるどころか、スコルピオスにとって不利な神託を下したからではないでしょうか。 それこそ獅子座に蠍座が殺される、というのはミーシャの預言だったのかも…。 そう考えると、スコルピオスがミーシャと巫女の命を引き換えに…というより、 むしろミーシャだけは殺さなければいけなかった理由に説得力が出るような。 更に水の神様=ヒュドラを祭る神殿は、軍を手中に収めているということは、既に買収済みと考えて良さそうですし、 そうなると、自分に有利な嘘の神託を下して何も知らない人達に自分の行動を納得させることも出来るわけです。 星女神の神殿の巫女をヒュドラの生贄に差し出さないと災いが起こる、などと神託を出させることも可能です。 まだ他にも、いつエレフらしき「ミーシャに似た瞳を持つ青年」とミーシャがニアミスしたのかなど、 時間軸の謎など色々残っていますが、とりあえずミーシャが生贄になった理由に関しては以上です。 皆様の説を大分参考にしました^^! ミラの流れがトロイア戦争に似ているのにも、拝見して初めて気づきました! …そこで、史実や実際の習慣と照らし合わせるのはアリかも、と思ったんですが…。 長々と語ってしまい、失礼しました! そして入力ミスしている間に新たなスレが^^。
71:ReveL 2008/10/27(月) 01:30:36 ID:Co286c470 自分の思考にここまで皆さんの意見をいただきありがとうございます! 他にも聞きたい事があるのでよろしいでしょうか? 確かにヒュドラに捧げたからってどうにか成るとは思えませんね(^^:) ミーシャを捧げた瞬間の雷だか獣の叫び声のような音に惑わされていました。 ギリシャ神話のアルテミシアとオリオンの関係みたいに、ミーシャが 死んだからオリオンにも何かあったのでしょうか? スコルピオンが遠征凱旋中のレオンティウスにいつ屠られたのでしょうか? そこが繋がらなくて・・・。 今回のアルバムは前作のアルバムと似た曲調が結構入ってますよね。 解りやすいので言うと「奴隷市場」の最後の所の「朝と夜の物語」と「緋色の風車」 「死せる英雄達の戦い」の「アメティストス将軍に続け〜!!」のフレーズが クロセカの「聖戦と死神〜第2章」の帝国軍奇襲の音がほぼ同じなど、 このような似てる所は何か意味があるのでしょうか? それとも陛下のアルバムへの愛情でしょうか? エレフ(E)からアメティストス(A)になったのはエリュシオンと同じで 穏やかな心から憎しみの奈落へ堕ちたから? オルフェウスがラフレンチェの扉を開いたのは「トロイヤ戦争」が終わってから? 「死人戦争」とはTanatosが奪った冥府の亡者達と、Moiraが与えた生者達の「生と死」の 連鎖の事でしょうか?それとも永遠に続く星座に出てくる神話の神々の争いの「歴史」の 事でしょうか? 他にも色々と聞きたい事よ考えてる事がありますが、Moiraからずれてしまうので 他の所で質問させていただきます。 皆さんはどう考えていますか?ぜひお聞かせください!(><) 長文失礼しました。
72:名無しさん@何にするか募集中 2008/10/27(月) 08:47:36 ID:qaC7Glyz0 >>71 一度にそんなにたくさんの質問を提示すると、収集がつかなくなってしまいますよ(^^;
73:名無しさん@何にするか募集中 2008/10/27(月) 09:41:51 ID:9UIqy8uMO [sage] というか、もうそこまで発展されると死せる乙女の考察では無くなってしまいますので… 総合考察または別所でやった方が良いかもです
74:名無しさん@何にするか募集中 2008/10/27(月) 14:48:36 ID:nm6Axq0q0 [sage] ぶっちゃけ>>71さんは書の落書きに持っていったほうがいいと思う。 現にこれまでも一人の長文に巻き込まれてスレストみたいになってるし。 長文禁止のルールが曖昧だから何とも言えないけど、空気読むってのも ルールだよ
75:名無しさん@何にするか募集中 2008/11/22(土) 22:59:19 ID:GgZGcftJO ものすごくぶったぎる&既出かもしれませんが… どうしても「瑠璃色のフェンガリ〜」のあたりが「壊れたマリオネット」にしか聞こえないんですが 私だけでしょうか…? 気にしすぎでしょうか
76:藍 2008/11/26(水) 06:04:44 ID:a7K7+6lq0 >>70さん ミーシャが殺された理由、ずっと謎なままだったのですが70さんの説で納得しました。 不思議な力があるミーシャは邪魔ってだけでは、神域を侵すという大きなリスクを払ってまで 生贄を要求する動機としては弱い気がします。 「嘆くのは獅子宮」。 謎かけっぽい神託でどんな風にも解釈できますが(特にレオンは、他にも嘆く理由が一杯ありますから) 勝手にラコニア軍を掌握したりポリュデウケス夫婦を殺したり、後ろ暗い所だらけの蠍殿下は、 「父王を殺した叔父を倒すはめになったレオンが、骨肉の争いを嘆く」 と、解釈したのではないでしょうか。また、蠍殿下は妾腹だと蔑まれていたようなので、神託を聞いた 傀儡王やその側近が同じ解釈をして自分の立場が危うくなることを恐れた。 予言をした巫女を「嘘吐き」だとして殺してしまえば、神託は取り消しになると考えたのでしょう。 生贄要求を拒否したら、巫女達全員を皆殺しにする気だったんでしょうね……。 もしミーシャが名乗り出なければ、フィリスは巫女達をレスボスへ逃がして、自分が生贄になる心算だったと思います。 生贄要求はミーシャを殺すための口実だと思うので、ヒュドラは生贄を捧げなくても大人しくしていたかと。 ラコニアの神殿に水神が怒っているという口実を作らせて、ヒュドラの住処とは別の場所でミーシャを殺したのではないでしょうか。 人間は偽れても、神を偽れば、それこそ本物の祟りが起きるでしょうから。 ヒュドラ(魔物っぽい神)の棲んでいる水面に、ミーシャが欲しがっていた美しい月が映るかどうか疑問ですし。 また、本来なら神罰を受けるべきは蠍殿下一人だったと思うのですが、オリオンを利用して傀儡王(星屑の矢で射られる)に神罰の身代わりをさせた。 そのオリオンも殺して、野望叶う一歩手前で油断していた時でしょう。父王の突然の死に疑問を抱いたレオンが、蠍殿下の身辺を調べて反逆者と判断、 雷の槍で蠍を屠った……という流れかなと。 また乙女座が正義を象徴するように、雷もギリシャでは正義・神罰の象徴であり、罪人を裁く為にゼウスが振るう武器だとされています。
77:藍 2008/11/26(水) 06:23:09 ID:a7K7+6lq0 連続ですみません。 蛇足ですが、「天球(そら)のまにまに嘆くのは獅子宮」の「天球」とは 天から世界を見下ろす玉座を意味していた。 玉座(天球)に座りながら嘆くレオン(獅子宮)と解釈すれば、傀儡王にとっては 自分の死を、蠍殿下にとっては自分は王になれない上レオンに殺されるかも……ということになる。 王にとっても都合の悪い神託だったから、生贄の件は蠍殿下の言う通りにさせた。 忌み子の神託に従い、蠍のいいように事を運ばせたから、傀儡王だったんでしょうね。
78:名無しさん@何にするか募集中 2008/12/04(木) 01:38:30 ID:czQNYt+R0 >でも、私はエリュシオンに出てくるオルフェウスは。 >Moiraに出てくる、オルフェウスと同存在だと思います。 エリュシオンの方のオルフェウスは人名じゃなくて比喩だと思うな
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