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【8】『聖なる詩人の島』専用 考察スレ
35:藍2008/10/26(日) 01:30:04 ID:0zbrUj5p0
ソフィアは自分の「愛した人」は、ちゃんと覚えているかと思います。
ただ、それはもう遠い昔の出来事……という意味かなと。
「嗚呼、悲しみは〜」「嗚呼、苦しみは〜」と歌詞にあるので、
悲しみや苦しみに囚われる心は、レスボス島の水底に沈めて
人々に生(愛)を歌う詩人として生きていこうとソフィアは思ったのでしょう。
ソフィアは自分の悲しみさえ糧に出来る女性だから、ミーシャの悲しみを癒して
これからの生き方を示すことが出来たのだと思います。
「彼女には」ではなく「彼女にも」と言ったのは、自分にも「愛した人」がいたということ。
相手が同性か異性かは判りませんが、ソフィアとフィリスも愛した人を失った過去があって、
悲しみと共に「愛した人」との思い出を糧にして、生きているのだと解釈しています。
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