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【6】『雷神域の英雄』専用 考察スレ
13:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/07(日) 23:06:22 ID:PCmRTsMq0 初心者でとんちんかんなこと言ってたらすみません;;; 曲の最後で生まれた『レオンティウスの兄弟』って誰のことなのでしょう? オリオン? それとも、忌み子っぽくて兄弟(=複数)といわれてるところから、双子(エレフとミーシャ)のこと……?
14:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/07(日) 23:07:42 ID:t5+Zi8Pk0 >>10さんのレスが丁度解釈の違いに該当しそうですね 他スレを拝見して気付いたのですが、神域を侵していたラコニア軍は 運命の双子によるとスコルピオンが掌握していた、と。 つまりアルカディアの人々は雷を制す者のことを雷神の血を持つ者と解釈し、 スコルピオンは征服によって世界を統べる王になれると解釈して ラコニア軍を嗾けた ということでしょうか あれ・・・時系列がおかしいですね;; 総合考察に近くなってしまいますが運命の双子とこの曲ラストの大塚さんが 同一人物なら、そしてこのとき産まれたのが双子だと仮定すれば、 大塚さんが忌み子の神託を受けた双子を連れて城を出て隠遁 運命の双子では子供だけで出歩けるくらい、この曲から少なくとも 5年程?は経過しているハズですよね スコルピ閣下は忌み子が産まれたときには既にアルカディアではなく ラコニア軍についていたのか・・・閣下の動きが気になります いずれにしてもアルカディアの王位継承に関しては 神託がかなり重要な決め手のようですね
15:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/07(日) 23:11:48 ID:PCmRTsMq0 途中で送ってしまった;;; もし双子のことだとしたら、それを大塚さんの役の人(ポリュデケウス、でいいのかな?)がこっそり引き取って育ててた……のかしら? そうすると、14曲目でレオンティウスとエレフが戦うのをカサドラが拒むのも筋が通るのですが;;;
16:あさやん 2008/09/08(月) 00:10:37 ID:rJGB7hbx0 話の流れとあまり関係がないのですが 「生まれ堕つる」が「生まれてくる」ではなく 「生まれてきてなおかつ堕落した者」みたいな意味にも取れそうだなと思いまして 神に抗う=人間として落ちぶれた者と解釈してみました 「堕」っていいイメージではないですよね 深読みかな?とも思ったのですが、気になってしまったもので・・・
17:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/08(月) 00:35:41 ID:V17TrzdH0 横からですが…鉄の国に関して少々。 まず、世界で初めて鉄器の鋳造技術を発明したのは「ヒッタイト」と言う国で小アジア…つまりアナトリアの方に前18〜12世紀に現存していた国です。 現実の正史と比べて良いのかどうかは分かりませんが、対応するとなれば雷神域の英雄で表す「鉄を鎧う獣」とは彼らヒッタイトであると思われます。 ちなみに鉄の鋳造技術はヒッタイト王国が滅びた紀元前12世紀までは他国には極秘とされていましてこの時期までに鉄を使う人々は彼らしか居ません。 じゃあそれ以降なんじゃないの?ってご意見もあるかもしれませんが古代ギリシア時代には前12世紀のトロイヤ戦争頃から文献にも残っていない暗黒時代に突入します。 次に歴史の日の目を見る時代には政治体型はポリス社会…つまり王政では無く、王が存在しなかった時代になってしまいます。 レオンティウスが王子である→つまり王政が存続している時代、と言う点から前12世紀以降の時代と言う点はなくなりますので、この点からも「鉄の鎧う獣」の国は「ヒッタイト」であると断言しても宜しいかと思われます。 堅苦しい内容で茶々を入れる様で申し訳ありませんが何かの参考までに。
18:月の兎 2008/09/08(月) 00:44:29 ID:UBX8FUxj0 [sage] >>17 ヒッタイトは小アジアの付け根の方にあった国で、ギリシアからみると東方の蛮族、つまり東夷=バルバロイですね。 ヒッタイト側の文書にトロイア(イリオン)と思われる記述があるそうで、戦争を含めた交流があったのは間違いなさそうです。 青銅文明のギリシア人によるアナトリアに対し、鉄器文明のヒッタイトが常に優位に立っていたものと思われます。 鉄器をもった優勢な異民族に対して街の防壁を頑丈にする→奴隷への苦役が増える→奴隷を扇動するものが現れる →奴隷扇動者とヒッタイトが同盟する→イリオン陥落という流れなんでしょうね。 トロイの木馬のエピソードにしろ、ポセイドンの壁壊しにしろ、内応者の発生や壁製作者の造反を示しているので、 それをモチーフにしているんでしょう。
19:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/08(月) 01:12:54 ID:V17TrzdH0 >>19 あ、アナトリアとヒッタイト混同してました(汗; 補足説明どうもありがとうございます。後半の流れの説明は参考になりました。 話の大筋の物語を楽しむにはあまり関係ない部分ですけれども、こういう歴史的背景の描写を調べるのも面白いですね。 それでは失礼致しました。
20:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/09(火) 01:27:24 ID:5LwpCOcC0 青銅と鉄について少々。 かなりマイナーな意見かもしれませんが、タナトスについて少し面白い文章を見つけました。 タナトスは、「青銅のような柔らかい心ではなく、鉄のような無慈悲な心を持っていた」ようです。 故に、私は、鉄を鎧う獣=タナトス という解釈も、この文章が表す2つ目の意味として捉えてもいいのではないかと思います。 きっと、ストーリーの中では「ヒッタイトVSギリシア人」がかなり決め手になってくるのでしょうが… 19さんのいうとおり、歴史的背景を調べるのも面白いと思いますし、このアルバムを深く理解するには、歴史的背景やギリシャ神話を隅々まで読む方が、歌詞の字面を追うより必要なことなのかもしれません。 それでは少し唐突な流れとなってしまいましたが、失礼致します。
21:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/09(火) 02:32:23 ID:Z87VJdjA0 神託についての考察です。 前述多数ですが・・・ 「雷を制す者 世界を統べる王と成る」 雷を制す者・・・雷神の血を継いだアルカディアの王族 世界を統べる王と成る・・・やがて(ギリシア)世界を統一する 「青き胴よりも強やかな 鉄を鎧う獣が 風の楯をも喰い破り 流る星を背に 運命に牙を剥く」 青き胴よりも強やかな 鉄を鎧う獣・・・東方(ヒッタイト)に奔ったエレフ(紫眼の狼) 風の楯・・・イデオンの城壁 流る星・・・星女神の巫女(生け贄となって死んだミーシャ) 運命に牙を剥く・・・奴隷を率いて戦う(若しくは、運命への復讐をする) 「太陽 闇 蝕まれし日 生まれ堕つる者 破滅を紡ぐ」 太陽 闇 蝕まれし日 生まれ堕つる者・・・日食の日に生まれた者 破滅を紡ぐ・・・破滅(災い、滅び)をもたらす ですかねえ・・・ 少なくとも、劇中(歌中)の世界の中では。
22:clue 2008/09/09(火) 13:15:52 ID:xSE5XRZf0 神託について様々な角度から解釈を試みてみたのですが、判断しかねる個所がひとつ御座いまして…… 「太陽 闇 蝕まれし日」 と言う部分の、「太陽」と「闇」の扱いについて、です。 太陽が蝕まれた日、ならば簡単に日蝕で済ませたと思うのですが、闇が蝕まれる、という状況は光が闇に蝕まれる日蝕では成立しないような気がしまして…… ここの文が「太陽と闇が」蝕まれる日なのか、「太陽が闇によって」蝕まれる日なのか…… 日蝕を前提に考えるならば後者のはずですが、歌い方を聴く限り、どうも前者のような気がします。 打開する術として、歌詞の捉え方を前者の「太陽と闇が蝕まれた日」ということにして、太陽が蝕まれる様を『日蝕』、さらに闇が蝕まれる様を『雷(稲妻)』と解釈したのですが…… 自信は、ありません。 何故なら、日蝕と曇天のうえでの雷は同時には成立しない気がするのです。 いっそ、朝と夜とで分けて考えられないでしょうかねぇ……
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