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【6】『雷神域の英雄』専用 考察スレ
41:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/23(火) 13:31:00 ID:bVPNQoDf0 [sage] 私はこの曲の前半は「運命の双子」か、もしかすると「奴隷達の英雄」辺りと同じ時系列で、 後半のオルゴールの伴奏以降は、「レオンティウスの回想」ではと思っています。 イサドラやポリュデケウスの言葉は、既に一軍の指揮を取る英雄ではなく、 まだ兄弟の概念すらあやふやな"少年"に向けられたもののように感じるからです。 自分には兄弟が生まれた記憶があるのに、「神託」のせいで「なかったこと」になっている。 そこが成長した彼にとって「神託」を素直に信じられない原因となっているが、 神託なしには自分も含め周囲の人々の価値観(立てる大地)が崩壊すると判っていて、 やむを得ず神託に従っている、と言った感じではないでしょうか。 特にこの曲を聴く私達現代の日本人は、神託なんて眉唾と考えています。 しかし当時の多くの人々にとって、神託は全てだった。 王家の者の生死すら神託に揺さ振られているのですから、 おそらく政治も神託に依存するところが大きかったのでしょう。 「神託を疑えば〜」の部分は、この時代の価値観を端的に示しているのではないでしょうか? 故に「解釈の自由が故〜」の辺りは、この曲に出てくる神託に限らず この時代諸王が信じていたそれぞれの国の神託全てにかかっているのではと考えています。
42:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/24(水) 12:16:23 ID:mYpHUqRz0 初めまして。若輩者ですが、そっと私的な解釈を。 流る星、ですが、これは13曲目にある「流る星」と同じで、「英雄たち」という意味かと思います。 数多の英雄が散っていく中で、「鉄を鎧う獣(エレフ)」が神(運命、もしくは死?)に抗うべく立ち向かう、 ととりました…。
43:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/24(水) 21:10:31 ID:jQkKs1uK0 神託についてですが、 「雷を制す者 世界を統べる王となる」=アルカディアの雷神の血を引く一族が『世界を統べる王』となるだろう 「太陽 闇 蝕まれし日 生まれ堕つる者 破滅を紡ぐ」との神託が示した日に、よりによってアルカディアに双子が誕生してしまった →世界は破滅に向かうだろう、という意味に取られたのではないかと思います。 ここからは考察というより妄想ですが、 『太陽 月 蝕まれし日』というのは、ブックレットのイラストの様に非常に厚い雲に空が覆われていて、太陽からも月からも隔たれてしまった日、 転じて太陽や月の加護が受けられない日という意味になるのではないか、なんて… 光の射さない国は闇の力が強く、冥府にいる冥王の力がより効果的に及ぶ日だから『蝕まれし日』なのかなと思っています。
44:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/24(水) 22:58:04 ID:gpaa/7c70 はじめて書き込みさせていただきますが、 『太陽 闇 蝕まれし日』というのは、日蝕のことなのかな、と思いました。 日蝕はよく、災いの前兆的な扱いをされていますし。 正しい知識は無いんですが…、何か参考になればと。
45:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/25(木) 00:58:30 ID:YEv9GvxL0 初めての書き込みです。 高校で世界史を勉強している者ですが、『神託』とは『デルポイの神託』のことではないでしょうか? ご存知でない方はウィキペディア等で調べていただくのが一番だと思いますが、簡単に言うと 『デルポイの神託』とはギリシア神話にも登場する、巫女を介した非常に抽象的な『神様のお告げ』のことです。 抽象的であるため解釈は完全に受け手しだいとなり、そういった意味での『解釈の自由が故 諸王は悩む』 のではないかと私は解釈しましたが、いかがでしょうか?
46:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/25(木) 18:57:25 ID:6/H84ONj0 [sage] デルフォイに限定せずとも… 「雷神域の英雄」に出てくる三ヶ条の他にも、色々と他の神々ごとに 神託はあるのだと思う。
47:名無しさん@何にするか募集中 2008/09/29(月) 19:22:15 ID:XF1lY1Ko0 [sage] 初めて書き込みさせて頂きます。 神託についてですが、神託とは未来を示すものですよね。 人間には未来を知る術はありません。 誰も、一秒先のことなど分からないのです 誰も知り得ない事を指し示す神託・・・解釈の仕方によって 自分の、いや、国の未来を左右するが故に諸侯も悩み慎重に なってしまうのではないでしょうか。 けれど、人は他人より少しでも多くのものを得ようとします どんなにあやふやなものであれ、それが誰も知らない未来を 知り他より優位に立てるかもしれないたった一つの手段であ るからこそ、人々は神託に縋るのだと思います。 そうした人の心理もこの幻想ギリシアには在るのかなと・・・。 結局のところ、神託を受け無数に垂れる運命の糸を選び取るのは 他ならぬ人間たち自身。なんだかイヤですねェ 歌詞に在る3つの神託自体については皆さんの仰るとおり 雷を制すもの〜:レオンが産まれる少し前に読まれた神託 青き銅よりも〜:雷神域の英雄の時点で一番新しく読まれた神託 太陽 闇〜:双子が産まれる少し前に読まれた神託 だと思います では、お役に立てるかは分かりませんが、少しでも参考になればと・・・。
48:kaz 2008/10/01(水) 12:20:53 ID:+TwIvde70 [sage] はじめましてデス。 太陽 闇の神託についてちょっとだけ。 こじつけ妄想。こんな視線もあるということで。 往々にして、神託とは「人間の目線では分からないことも平気で前提にしてる場合も多い」とワタシは思ってます。 物凄く結果論からの深読みをすれば 獅子宮(居住の座:太陽)を戴く者=LEONが、冥王の器(冥府の闇を纏う物)=エレフによって屠られる(蝕まれる)時 生まれ堕ちる者=冥王の器として覚醒(変容≠生まれ変わる?)→冥府の存在へと堕ちたもの=エレフは 以降、世界の破滅を紡ぐ=生なるすべてのモノへと死を紡ぐ 不死なるものと、死すべきもの。が明確に分けられているっぽい世界で 不死なるエレフに『死』という概念が負荷されたとき 『不死なるすべてのもの』に『死』という因果が発生するなんて有りかな?とも夢想します。 根拠はありませんが。 それはある意味、それまでの世界観の破滅にもなるかなぁ。 そして、以降は死する者による諍いばかりの世界になる。と。 神託に従わなければ、がらりと変わったろうにと、思う今日この頃。 お目汚しでした。
49:名無しさん@何にするか募集中 2008/10/02(木) 15:10:49 ID:EqwkZ1+y0 初めて書き込みします。 41さんと同じように、私も曲の後半は「レオンティウスの回想」だと思います。 双子が生まれたが彼らは忌み子なので、替え玉としてオリオンが連れてこられる。 レオンはオリオンを実の兄弟だと思う。 ここでレオンには、兄弟はオリオンで一人だけ、という思い込みがあるので 記憶が歪められていて、回想の場面で泣き声が一人分なのではないでしょうか。 文章が分かりにくくてすみません。
50:名無しさん@何にするか募集中 2008/10/03(金) 15:30:09 ID:QKZmX1Gb0 全く関係ないかもしれないんですが。 『雷』ってギリシャ神話の主神であるゼウスの武器なんですよね。 天界を統べるゼウスの力=『雷』 つまり『雷を統べる者』は主神ゼウスの加護を受け、地上すらも統べる。 そんな意味にも取れるんですが。
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