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【2】『人生は入れ子人形』専用 考察スレ
15:シュリーマンと同じ誕生日 2008/09/05(金) 00:52:40 ID:Xcyfq8gw0 流れをぶったぎってすみません。 私なりにハラショーおじさん(仮)の名前について少し考えてみました。 【ロシア人富豪:Алексей Романович Зволинский】 (Aleksei Romanovich Zvolinskii:アレクセイ・ロマーノヴィチ・ズヴォリンスキー) ロシア人の名前は[名前・父親の名前・苗字]という順番になっているので、 「ズヴォリンスキー家に生まれたロマンの息子、アレクセイ」 となります。アレクセイはロシアでよくある名前のようです。 (調べたら色々な人、特に皇太子がたくさん出てきました。>14さんがおっしゃているようにロマノフ王家が関係していたらおもいろいですね) ロマーノヴィチはロマノフ王家や、「ロマンの息子」の意だけでも面白いのですが、ちょっと調べてみたらある人が出てきました。 ロシア人のデルジャービン、ガヴリーラ・ロマーノヴィチという人です。古典主義の詩人で、晩年は古代ギリシャの抒情的な作風を好んだそうです。 >12>13さんが話題に出されている【叙事詩】と関連しているのでは・・ それとこの方女帝エカテリーナ2世に賛美の詩をよせているんですね。なんとなくバラッドを思い出させたり?まあこの方の場合はそれが認められて大抜擢されたそうですけど ひょっとしたら少し関係あるのかなーと・・・ あと、ドフトエフスキーの『罪と罰』の主人公もロマーノヴィチですね。参考までに。 ズヴォリンスキーに関しては政治家のズヴォリンスキーさんしか見つけられませんでした(><) こんな拙い意見失礼しました
16:まさき 2008/09/05(金) 01:14:19 ID:ShGg0YEK0 >>13 むりゃんさん あー、私も最初にそれは思いました 黒の預言書ではないですがMoiraの物語が一通り載せられた本なのかなと なるほど、そういわれればそういう気がします(ぉ) 残酷な運命の果てに幸せ(双子の赤ちゃん)を授かったハラショー氏 やはり運命から逃げずに戦ったその戦果というか神からのご褒美でMoiraの物語は幕を閉じハッピーエンドとなったのでしょうか エレフとレオンティウスや運命の扉などバッドエンドもありますが
17:通りすがりの・・・ 2008/09/05(金) 19:44:53 ID:TXr7ZGlN0 まったく持って話が変わりますが 入れ子人形を開けることと 穴を掘る事って似てませんか? 「開けても開けても苦しみばかり」 「掘っても掘っても砂ばかり」 でも堀続けて最後には何かを見つけた。 苦しみばかりの入れ子人形も開け続けていれば いつか何かが見つかるかも知れない。 そうゆう事なのかな〜って・・・ だから何?と言われても何も言えないですけど・・・。
18:まさき 2008/09/05(金) 19:59:55 ID:5l1IYR2K0 >>17さんを見て入れ子人形にパンドラの箱を重ねました パンドラが誤って箱を開けてしまったため世界に不幸が蔓延った しかし箱の中の最後には希望が残されていた これと同じように不幸や不条理を詰めた入れ子人形にも最後には希望があると信じて開け続ける=金や宝石の鉱脈があると信じて穴を掘り続ける 強引過ぎですかね?
19:ふと 2008/09/05(金) 20:13:21 ID:tiGR2wgx0 Μатрёшкаってどういう意味か分かります? ギリシャ語だとは思うんですが・・・
20:むりゃん 2008/09/05(金) 20:28:14 ID:bU/gGHYb0 >>14 月の兎さん 本のタイトルが読めれば、誰の物語かという事が、一目瞭然と言うわけなのですね……。 私もギリシア語は読めませんが、Μιολςの部分は、暗誦詩人の名前と同じですね……。 『遥か地平線の彼方へ』で「友よ己の信じた道をお行きなさい。死すべき者、我は謳おうぞ エレフセイア 愛すべき友を 戦いの詩を」と言っている所から考えると、Μιολςがエレフセイアを記して、クロニカ様が訳したのか……。Μιολςの語った詩をクロニカ様が記したのか……。 ギリシア語が分からない限り推測の域を出ないですね……。
21:月の兎 2008/09/05(金) 20:41:29 ID:Qnt1IRam0 [sage] >>19 Μатрёшкаはギリシア語ではなくロシア語です。 マトローショカといってロシアの土産などでよく売っている入れ子になった人形です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E4%BA%BA%E5%BD%A2 Moira の CD 構成自体が入れ子になっていて、冥王の語りの間にハラショーおじさんの物語があり、 その間にエレフシウスの物語が入る、という構造になっていますね。最後が少し駆け足ですけど。
22:月の兎 2008/09/05(金) 20:51:45 ID:Qnt1IRam0 [sage] >>20 むりゃんさんの発言をヒントに考えられる単語を wikipedia 英語版で引いて、そこからロシア語 wikipedia に飛んで確認しました。 Автор - Author - 作者 Перевод - Translation - 翻訳 ですので、「作者 Μιολς 翻訳者 クロニカ・ロマノブナ・ミハイローヴァ」 で間違いなさそうです。
23:むりゃん 2008/09/05(金) 21:17:10 ID:bU/gGHYb0 >>22 月の兎さん なるほどです……!ロシア語だったのですが……。とてもすっきりしました。
24:櫻月神無 2008/09/05(金) 22:17:26 ID:NOT5r0r10 >>22 月の兎さん Μιολςは翻訳とかその他諸々を駆使してみると、 敢えて訳すのなら「ミロシュ」あたりがいい感じかもです。 Μιολςの英訳がMilosになるので。 参考までに。 ちなみに、僕の方の翻訳では、Авторはbyと訳されました。 意味ほとんど変らないんで裏付けまでにどぞ。
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