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【2】『人生は入れ子人形』専用 考察スレ
11:むりゃん2008/09/04(木) 20:22:24 ID:T5wM0OcY0AAS
このおじ様は、「【神話】を、歴史の舞台に〜〜」という夢を持っているのですね……。
神話と言うのは、本当にあったかどうか不明の、あいまいなもの。神話=幻想、だと思うのです、歴史というのは、現実にあったこと。
叙事詩に書かれていた事は、現実にあったことだと、彼は証明しようとしているように思います。
「人生は入れ子人形」の後の曲が、事実か神話・作り話か。それは、彼が掘り出したものしだい……なのかな。
ここに書くのは違う気がするのですが、もし、冥府の扉を開けたのがオルフェウスだとしたら、「オルフェウス教」の事が思い出されるのです。
オルフェウス教以前のギリシアの幽霊観、「魂は曖昧なもの」らしいのですが、オルフェウス教から「形あるもの」へと変化しているようなのです。
このおじ様が、「神話・幻想」=「曖昧なもの」から「歴史・現実」=「実体のあるもの」に叙事詩の登場人物をしようとしているなら、どことなく共通するものを感じました。
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