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【1】『冥王』専用 考察スレ
139:藍 2008/12/27(土) 03:08:55 ID:Nj5u9d490 タナトスの花嫁説は以前にも書きましたが、タナトスと同化したエレフが 冥府にいるミーシャを迎えに逝ったのだと解釈しています。 ミーシャは生贄になった時点で不遇な姫君として一度は冥王様が現世へ迎えに逝き、 二度目は復讐を果たしたエレフが冥府にいるミーシャを迎えに「逝った」のだと。 エレフは少年から青年になるまでずっとミーシャを探し続けていましたし、 ミーシャの死後はアメティストスとして戦場へ赴き、独身で恋人らしき 他の女性の存在の描写は一切ありません。エレフにとって愛する女性は、 生涯ミーシャだけだったのではないでしょうか。 双子の結びつきを考えれば、お互いに恋愛感情が存在したと十分考えられます。 また「神話」の歌詞にもあるように神々の近親婚は珍しくありません。 エレフがミーシャを迎えに逝く考察は↑の通りですが、冥王様についても考えてみました。 既出ですが、冥王様は母親のミラから愛されたかったけれど愛されなかった説。 ミラを「母上」と呼びかけている感じですので、ミラに愛憎に近い感情を冥王様は抱いていたかと。 母の愛を得られない冥王様は、ミラの娘ミーシャを花嫁にしようと考えた…と解釈しています。 ジャケット裏面にオルフェウスが描かれている理由は、その比喩じゃないかと思います。 冥王様が「双子」を狙った理由も、片割れのエレフを器にすればミーシャの愛を得られる、 そして神を殺す→死ねば自分がいる冥府の住人になると思ったからではないでしょうか。 >>135さん 通常版ジャケット裏面の冥府にいるミーシャのことです。 μではありません。紛らわしくてすみません。 >>138さん アレクサンドラは生きている間はレオンと婚姻関係はもてなかったと思いますが、 相思相愛であった可能性は高いですし、レオンがピンチなら駆けつけたと思います。 確かに彼女も血塗れた花嫁であったと思います。 冥王様が平等に愛しているというのは、運命に弄ばれる生者全てに「死」を与えて 救い続けるという事で、ここでいう「愛」とは観念的なものではないかと。ミラの愛が 人間にとって理解し難いものだったように。ただ、誰に微笑むか判らないミラとは違って 生きている者は必ず皆死ぬ=死(タナトス)だけが平等、という意味だと思います。 長々と失礼しました。
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