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【1】『冥王』専用 考察スレ
144:名無しさん@死すべき者 2009/03/23(月) 23:31:27 ID:TWPh7XU10 どうも、はじめまして。 私も冥王の歌詞について考察したものをまとめたものがあり、今回こちらの方にお邪魔させていただいております。 歌詞にあるタナトスのモイラ(ミラ)にあてた言葉について。 あの言葉の中にモイラが命を運び続けるというものがありますが、これは命を生み出すともとれますが、 寧ろ彼女の名が示す、運命のことを指しているのではないかと。 ちょうど、運命は命を運ぶと書きますし、奴隷市場の歌詞の中にもあたかも双子の境遇とこれから起きる未来も 全てミラが誘っていると思わせる言葉がありますしね。 最後の方で「怯える仔らに痛みを〜」のくだりは、他の歌における運命によって苦しめられた人々と符号します。 対するタナトスのもたらす死とはすなわち運命という因果から開放と共に運命と戦うことに疲れた者達への安らぎの場なのではないのだろうか。 例えるならマラソンでゴールを目指して走ることをあきらめた人、疲労して倒れた人の休憩所。 ゲームでゲームオーバーを選択する行為とか。 そう解釈する場合、ミラが示す運命の終着点は死ではなく、別のものであると考えることができる。 そうなるとタナトスの奪い続けるという言葉に納得がいく。 また救いという意味でも少なくとも死によって生に伴う痛みからは解放される。 こういう解釈もとれると思うのですが、どうでしょう?
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