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【9】 忘れな月夜 専用スレ
71:投稿 ★2015/07/28(火) 21:12:23 0
>>70
道具より、厄介者と見ていた気持ちが強いのではないかと思います。
自分の子供や兄弟姉妹、親戚などの血筋の人間を政略の駒として扱うこと自体は、
時代柄ある程度は当然のことだと思いますので付随するとして。
貴族の子女にとってほぼ義務である政略婚姻を拒否していることや、
父と呼ばなければらない相手を断固として兄と呼び続けていることなどを見ても、
エリーザベトはお兄様にとって他の面でも扱いにくい反抗的な娘だった可能性が高いと思います。
そういう関係の相手にプラスの感情を抱けるとは思えないですね。
最初から兄妹の関係がどうしようもなく冷え込んでいたとは思えないため、
面倒くさい(=魔女が関わって蘇生した)経歴を持つ上に反抗ばかりされた年月を経て、
「せめて道具として役に立ってくれれば良いものを」という気持ちに変化していったのではないかと推察します。
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