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【9】 忘れな月夜 専用スレ
35:投稿 ★2015/05/05(火) 21:48:45 0 [sage ] AAS
この曲だけは、どうしても悲劇の否定をしているとは思えないのです
原曲『磔刑の聖女』が憤怒に当てられていたように
確かにエリーザベトは怒りの気持ちを抱えていたかもしれないけれど
自分の人生の選択そのものには満足していたと思うのです
確かに結末としては死を迎えますが
「後悔などしていない」と歌っていますしそれが強がりだとも思い込みとも思えない
ザベトは、運命に従うことしか出来ないと思っていたミーシャとは明らかに違います
(生きてメルへの思いを全う出来れば一番幸せだろうことは明らかだけれど)
第三者から見た場合の表の悲劇を否定しても、それは欺瞞だと思わせることで
『最果てのL』でのノエルの大爆発に繋げる役割を果たしているのかもしれないですが
原曲にあってこの曲に無い「ただ君だけを愛した」という部分
ここが消失していることで曲の盛り上がりを欠くように感じます
陛下なら第九の現状に即した歌詞に書き替えることは造作もないと思うのに
『忘れな月夜』というのタイトルも「月夜を忘れるな」で
月夜=メルですからタイトルと曲の内容が合わない
感じているこのものすごい違和感を上手く言葉にまとめられないのですが
とりあえずひとまず書かせてください
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