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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
184:ぽぽぽ 2006/11/28(火) 11:15 濃い考察、楽しく読ませていただいています。 取り急ぎ、双子の人形関係で気付いたことを。 1.双子の人形が明示的に現れるときは、hiverも現れる。 2.上記より、『焔』はhiverについての曲だと考えられる。 3.しかし、『焔』でコーラスを取る声はじまんぐ声である。 4.ringさんのジャケット考から:『朝と夜の物語』 『焔』『11文字の伝言』はジャケットに記載されてないっぽい。 また、『見えざる宝石』はジャケット中央、生でも死でもない 位置にある(これはanother roman mixのジャケも同様) あの方が「廻る風車/煌く宝石/巡る焔/双子の人形 灯される第五の地平」と仰っていたので、 先日に続いて廻る風車、煌く宝石、巡る焔の3つについて、 それぞれの曲で数量的に計測、報告いたします。 廻る風車 01.1太陽の風車/2追憶に揺れる《風車》(moulin a vent)/3(『風車』は廻れば) 02.0 03.1首を刈る姿…正に 風車/2廻るよ…廻る…憎しみの風車が/ 04.0 05.0 06.1廻る回る《緋色の風車》(Moulin Rouge)/2躍る踊る《血色の風車》(Moulin Rouge) 3廻る回る《緋色の風車》(Moulin Rouge)/4躍る踊る《血色の風車》(Moulin Rouge) 07.1《風車小屋》(moulin a vent) 08.0 09.0 10.1(『風車』が廻り続ける度に) 11.1ふたつの風車は廻り続けるだろう #11の「ふたつの風車」は何を指すのか? 基本、風車は死のイメージで使われているらしいが、 風車(moulin a vent)として出てくる場合、その限りではない。 煌く宝石 01.1良く似た色を0302[し]た《宝石》(gemme)/2(『宝石』を掴もうと) 02.0 03.0 04.1優雅に眠る宝石(pierre)/2優雅に眠る宝石(pierre) 05.0 06.1其の宝石を『幸福』(しあわせ)と謳うならば… 07.1君の手が今掴んでいるであろう その《宝石》(いし)はとても壊れ易い 08.0 09.1哀しみに煌めく《宝石》/2継母(おんな)の《宝石》が赤(rouge)の微笑(えみ)を浮かぺた 10.1(『宝石』をより多く掴もうと) 11.0 宝石は『呪われし宝石』のイメージに反して儚く美しいイメージが多い。 しかし宝石と赤(rouge)が同時に現れた場合、その限りではない。 巡る焔 01.1彷徨える《焔》(ひかり)の物語/2(『焔』の揺らめき) 02.1そっと振れた灼かな光は誰かの『焔』/2美しい『焔』(ひかり)を見た 死を抱く暗闇の地平に 03.1躍るよ…躍る…焔のように… 04.0 05.0 06.0 07.1母親の灯を奪って この世に灯った小さ0501[な]《焔》 08.1病の焔に灼かれながら/2わたしは世界で一番美しいひかり(《焔》?)を見た 09.1歓びに揺らぐ《焔》/2長いようで短い《焔》(ひかり) 10.1(『焔』の揺らめきの外に) 11.0 焔は「ほのお」とも「ひかり」とも読まれ、生/出産のイメージで使われる。 例外的に#08では「病の焔」という死のイメージをまとう使われ方をしている。 #03での「躍るよ…躍る…焔のように…」は勢いが激しい様を表しているだけの模様。
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