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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
377:Arnearthian 2006/12/17(日) 14:40 また続き。何故こんな矛盾だらけの奇説を捨てられないのか。 私には、Romanの主人公は、Hiver(つまり子供)というよりその母親(ないし父親。天使、腕など)のように思えました。 yaneuraromanに辿り着いたとき、「宝石=Hiverの敵」としてきたこれまでの自分の解釈が瓦解し、 代わりに宝石の意志を感じたような気がしました。 そして、もし「殺戮の女王ミシェル」が、必死にHiverを生もうとしているとしたら…… ……なんだか其処にRomanを感じずにはいられません。 いずれにせよ、宝石ミシェルの目的はもう少し推論していく必要はありそうです。 私はボーナス二曲目のメッセージに鍵があるような気がします。あれは、誰から誰に宛てた伝言なのでしょう?? 追記: この説の全ての始まりは、 「オーーホホホホ! さぁ! 生まれておいでなさい……Hiver……」というセリフ。 それにしても、自分でイメージしておいてなんですが、すごくヤな出産シーンですね……(汗) 以上、長々と失礼いたしました。 都合により、なかなか書き込みはできないのですが、考察は全て読んでます。 反論・指摘があってもフォローするまでに時間がかかるかもしれませんが、必ず返事を書き込みたいと思っております。 それでは、また。何か面白い解釈が浮かんだら、書き込みいたします
378:大黒 2006/12/17(日) 22:32 >>372M−朗さん はじめまして 彫像→風車というのはよく見る説でかくいう私も支持者の1人だったりします 彫像の父親、つまりオーギュストの子供が息子か娘かは解りませんが確かに宝石繋がりで考えると娘の方があり得そうですね ただ私もその後の腕→葡萄酒という流れが読めませんです、ハイ 金ローランは騎士あがりだし… >>373むりゃんさん メビウスのロマンと独立独歩のロマンという事ですかね? 確かにそういうロマンもあるでしょうね。これで2つのロマン…なのかなぁ 『星屑の革紐』や『美しきもの』なんかは後者に入るんでしょうね 逆に『見えざる腕』や『呪われし宝石』が前者のパターンで こんな感じでしょうか? >>374ARAQさん 私の場合解らないのは賢者がノアだとして一体どんな目的でクロエに話しかけたかなんですよね ノアというか黒の教団は黒の預言書の通りの世界を作り出す事を教義の第1においてると思います そう考えるとなぜノアが世界と何の関わりもなさそうないち少女に何度もかまったかが不思議です >>375-377Arnearthianさん はじめまして 檻の中の花…というかミシェルが閉じ込められてた檻に関しては長くなるので別の機会に譲るとして 13人の少年が死体で見つけられた時にはミシェルは老婆になってましたし発見時すでに死亡していました。そこを考えるとミシェル=Hiverの母親説は難しいかなと思ってしまいます
379:むりゃん 2006/12/17(日) 23:09 >>378大黒さん メビウスロマンと、独立ロマンはそうなのですが、二分割でもないのです。 『宝石』でも、盗賊が“イヴェール”と聴こえるか否かで話し合われたりしているでしょう。聞き取りようで、話が変わってくると思うのです。繋がりそうな話でも、見方を変えれば繋がりを見出せたり、見いだせなかったりすると思うのです(『風車』でも、少年が仇をとったか否かで『腕』に繋がったり、繋がらなかったりするでしょう?)。 永遠に巡らせられる輪の中に、はじめから入らなければ、「檻」に閉じ込められる事も無い。と、考えたのです。 ノアが語りかけた訳の話は、『賢者』で昔語った覚えがあります。 “もし、ノアならクロエは「クロニカに愛される」(>38を読んで、こんなパロディみたいなのにはならないかと言う妄想なのですが)というあだ名かも……と。つまり、クロエ=イリア。ルキアを生む運命から逃れそうなところを……。な、行き過ぎた妄想です” と、考えたときがあります。追いかけている男がルキウスで、「いや、ノア……」みたいになると、一本お話が出来るという……。妄想の域を出ないのですが……。
380:白 2006/12/17(日) 23:50 ヤバイ、忙しさにかまけてネット入らないうちにえらく流れてる・・・(@@; とりあえず最近聞いてて思ったこと。 黄昏の賢者の語りで 「繰り返される歴史は、死と喪失、楽園と奈落を巡り、少年が去った後、そこにどんなRomanを描くのだろうか」 これはそれぞれクロニクル、タナトス、ロスト、エリュシオン、少年は剣を…の事を示していると思います。 つまりこの「Roman」というCDは(それどころかそのほかの全てのCDも)歴史=黒の予言書によって描かれた物語ではないか、と言うことに・・・ さて、ここで語りが疑問形で終わっていると言うことは黒の予言書を手にしており、全てを知っているはずのノアのセリフとしては少々違う気がします。 なので「賢者=ノア」ではないと言う考えです。ついでに黒の教団側の人間でもないのではないでしょうか。 傍観者か、敵対しているのかは解りませんが・・・裏付けとなる根拠もないので完全な勘ですが。 ここまで書いて既に既出だったらどうしよう・・・と言うかわかりきったことかも・・・?
381:大黒 2006/12/18(月) 01:24 >>379むりゃんさん なるほど、確かにそうですね。永遠の中に入らなければそこに閉じ込められる事もない 全くもって正論です。脱帽 クロエは私も最初は人名だと思わなかったのでどこかのスレでその事を尋ねたらヨーロッパの方では一般的な女性名だというお答えをいただきました なのでクロエ=ルキアは考えにくいと思います また最後に『探したぞ、クリストフ』と入ってるところを考えるとやはり違うのではないでしょうか >>380白さん うーん、楽園まではその考えですっきりきますが奈落=少年は剣をというのはどうでしょう あのシングルは少年と剣をテーマにした3曲が入ってますがどれも奈落へ落ちた印象はうけませんでした 「Roman」はあくまで第5の地平線の物語で他のアルバムと比べると他の地平線に多少干渉しはするものの、やはりこれはこれで1つの物語として完結していると思います ARAQさんが>>3474で仰ってるようにもし全てのCDが黒の預言書によって書かれた歴史物語だとするとメジャーデビューしてからの人はもちろんクロセカから入ったファンでも物語の「核」には辿り着けないのではないでしょうか? ちなみにそんなわけで「賢者≠ノア」という考えには少し視点が違うかもしれませんが賛成です 賢者はあくまで物語に出てくる主要キャラ以上の役割を果たしてはいないのではないでしょうか この「Roman」の中ではしいていえば『屋根裏』の案内人(?)くらいだと思います
382:大黒 2006/12/18(月) 01:26 連投すみません >>379のむりゃんさんへのレス ルキアじゃなくてイリアだよ…なんでこんなイージーミスするかなぁ_| ̄|○|||
383:chiffon 2006/12/18(月) 16:28 朝と夜の歌詞を眺めてて思いついたのですが、 「君」って言葉がリスナーを指すっていう意見がありましたが、 実はこれは勘違いなのではないでしょうか。 yaneuraでは最初に「地平線の旅人よ」としてリスナーに限定している為に、 その旅人を”君”と称しているから朝と夜の君と混同してしまっていると思います。 なので、本来はそれぞれ別物と切り離して考えるべきで、 朝と夜での”君”を指している、または繋がりそうなものは、 「”君”が生きている現在」 「廻り合う”君”の唇に僕の詩を灯そう」 「僕達はもう逢えなくても(”君”が)現在を生きてゆくroman」 「詠い続けよう”君”が迷わぬように」 この詩は実際に生まれている”君”に対しての詩であり、 双子の人形に宛てたならば君達になるはずで、明らかに一人称です。 イヴェールは(”君”が)生まれて来る前に死しんでゆく状態であるとすれば、 焔での「美しい焔を見た 死を抱く暗闇の地平に」がイヴェールの死行く様ではないでしょうか。 よって、焔の真ん中はイヴェールの遺した詩であるのではないかと思います。 ”君”を残してしんでしまった。憎しみ廻る世界というのだから、何者かに殺された可能性が高いですね。 宝石の力が働いたという感じでしょうか。 よって、イヴェールは”君”と称される子の親であるといえるのですが、 ここまできて”君”が誰かっていうのが分からないオチなのですが・・・。 死産の子が生きている現在の対称になるのかな?そこの部分はナレーションなので イヴェールの詩ではない=リスナーに向けての言葉 かな? それとは別に、、双子の人形を送っていて、そのローラン一族?の追憶を見ているようですが、 実は〜時を騙る闇のロマンのとこからは場所が違うのかも?という感じがしました。 この状態で既にAnotherRomanの壊れた人形と骸の男の物語に変わってしまっている、 または変わりつつあるのかも?前半は主に”君”向けての詩で、 その後半はその現在を打開するためのアクションなので、映像見ながら詩を口ずさんでるのかな。 で、少年が口ずさむのはイヴェールが送ったこの詩とか。 焔ではその詩が「誰かが綴った」になってるのは何故かは分かりませんが・・・。 そもそも誰の視点なんでしょうね。目覚めぬは分かるけど生まれぬ君は死産の前に当たるような。 まさか双子とかそうオチだったりして。 なんだかチラシの裏みたいになりましたが、何かの参考になれば。
384:むりゃん 2006/12/18(月) 20:08 >>381大黒さん 『クロエ』の名前についてのスレも見ました。これは、『賢者』の38番misatchさんのスレを参考にした、パロ的解釈なのです。まぁ、あくまで妄想の域を出ないのですが、クロエが「キリストに愛される」という名前の愛称ならば、クロセカの世界なら「クロニカに愛される」にパロる事が出来るのではないかな、と思いまして……。こじつけがましいですが。 クロセカとの関連としましては、皆さんがおっしゃるように、クロセカを聞いていない人にはわからないような仕組みにはなっていないと私も思います。ただ、「知っている人にはこの配役でもいけるでしょ?」みたいな感じに思っています。知らない人には、賢者とクロエのやり取りに見える。……あんまり意味が無いですが……(『葡萄酒』も、「エリ組」を知らない人には、アビスは二人の逃避行を邪魔した悪人としか認識されないような。そんな感じのノリです)。 >>383chiffonさん 興味深い考察ですね。……そこで、思ったのですが、双子の人形は、私たちへの問いかけのために、使わされているという解釈はないでしょうか? 私たちは、彼女たちの後をついていき、「其処にロマンはあるのかしら」の問いかけに答える……みたいな。 イヴェールが生まれるに至る物語を判断する第三者が、“君”……。微妙ですかね……。
385:大黒 2006/12/18(月) 22:18 >>383chiffonさん 別段、複数にあてた言葉でも単数形を使う事に違和感は感じませんが… まあ、これは直接は関係ないと思うのでこれまでで。私も「君」が双児の人形に当てられた物だとは思ってないですし 『朝と夜の物語』の「僕」がHiverだと仮定して「君」というのは「Roman」の世界に生きる不特定多数の人間に送られてる言葉だと思います これからロマンを探すために生まれてゆく「君」、そんな「君」ともう会う事は出来ないけど今「君」が迷わぬように「君」の唇に僕の詩を灯して「君」が迷わないための灯火にしょう そういう風に解釈しましたがどうでしょう? >>384むりゃんさん クロセカとRomanをクロスオーバーさせた壮大なパロディなのですね 確かにそういう理屈も成り立つかもしれません。書の意思の総体であり実態のないクロニカが人を愛するかどうかは別にして 知ってる人ならそういう配役を当ててみるのも悪くないかもしれません 個人的には『歓びと悲しみの葡萄酒』を「エリ組」を知らない人が聞いてもABYSSをイメージするのは難しいと思いますが というか「エリ組」知らなくてABYSS知ってる人の方が少ないような… 重箱の隅突付いてすみません。なんとなく気になったので
386:むりゃん 2006/12/18(月) 22:32 理屈だけで、論拠としては弱いです。クロニカが人を愛するかは確かに謎ですが、もう一つmisatchさんが書かれていた、「キリストによく従う」の意味で「クロニカによく従う」だったら、“神子”(イリアがそうだったかは謎ですが……)にあうかな、と。 えっと、私もそう書いたつもりだったのですが……。私も、エリ組知らない人は、アビスという名前すら想像出来ないと思います。ので、「唯の悪人」……。分りにくい文章ですみません……。
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