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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
390:ルオン 2006/12/18(月) 23:40 こんばんわ。またしても流れを読まずにの投稿、お許しくださいませ。 すこし、新たな解釈になるのかな?というようなものを思いついたので・・・すでに出ていたら申し訳ないです。 まず『朝と夜』に関する解釈。 皆様は『生と死』と考えておられるように見えたのですが、私は『生と死』とともに『過去と未来』を述べているのではないかと思いました。 そうすれば「生まれてくる前に死んでいく僕の物語」は「未来が無い僕」という解釈もでき、青年イヴェールが、自分が生まれてきた理由を問える状況になるのではと思いました。つまり、死産ではなく生まれているが朝=未来がないという解釈です。 次に『賢者』に関する解釈。 これは重複になるかもしれませんが、もし『黄昏の賢者』のクリストフ=屋根裏のじまんぐさんだとすれば、彼は『黄昏』の時もいて、『屋根裏』の時もいることになる。そして『屋根裏』の時には「この地平線にたどり着いてしまったようだね」といっていることから、彼がこのときにいる、行き止まりの地平線は「第五の地平線」とは別物と解釈しました。 つまり、彼は地平線を渡り歩けるような存在という考えです。 これを元に『黄昏の賢者』を考えると、気になるのが彼がキーワードを並べているときのページをめくる音です。 彼が地平線を越えられる=時間の概念に囚われない存在とすると、彼の手元にある何らかの書物、もしくは記憶のページは、ある一定の基準に従ってめくられているのでは?と考えました。 そこで一つ考えたのが、「過去から現在、そして未来の方向へページがめくられている」というものです。 それを順番に簡潔に述べたいかと。 まず、『美しき』のような時代があった。この頃ローランはまだ幸せな死に方を出来た平和な時代だとします。 『風車』は、そのあとクロセカでの「聖戦」の発端の事件かと思いました。ここの少年をローランサンと考えます。この二つはほぼ平行の時代にあるとします。 戦乱の中では『焔』のような母子もいた。この時、ローランの誰かが亡くなったのではないかと。 戦争が終結した後も『腕』のような憎しみの連鎖が存在した。ここで、ローランとローランサンの家系が交差する。 その先で生じた『宝石』の物語。ローランとローランサン(兄弟だったりしたら面白いかもと少し思ったりもしましたが/笑)は宝石を世界に解き放つ役目を持っており、これが即ちローランの家系に存在する呪いとします。 この『宝石』の物語を語る中で、話は一度過去へ飛びます。そもそもの発端は『風車』や『美しき』以前のこの「宝石の誕生にまつわる物語」。ここでローランの家系は宝石に呪われるようになってしまう。そしてその呪いは、宝石を解き放つよう動かされる役目(それこそ操り人形のように)、だけでなく死に関する出来事も含む呪いだったりする。 その宝石の呪いからスタートした物語の中で、『星屑』のように母が子を見守るという事象も少なからずあった(私はプルー=母と思ってます)。このことは、ローランの呪いを受け継いだ子供に関しても、母親が子供を見守るという、呪いを越える優しさがあるという暗示かもしれないと思いました。 そしてその半面で貴族主義を用いた宝石の呪いにより『葡萄酒』のように、恋人同士が引き裂かれ生まれることすら叶わなかったローランもいる。 こうして続いていくローランの『未来と過去』=『朝と夜』を『賢者』は宝石の呪いという檻の外側から見ている。彼から見れば、その檻に閉じ込められたローランは哀れな存在でもあっただろう。 だが、その折檻の中に存在する、一つの救出策。『伝言』。その真意を理解したとき、其処には開放が在る。 もしかしたら、『賢者』は宝石の呪いと同時に生み出されたローランの監視役のようなもので、それゆえに時間の概念に囚われていないのかもしれない。(クロニカ様みたいだ・・・) だからこそ、賢者は未来に『天使』による別れ=自分の時間の終わり=死を望んでいるかもしれない。 彼が終わりを迎える=ローランが呪いから解放されるとき、『地平線』=SoundHorizonの第五の地平線=『Roman』の物語は全てを把握できた=識るという結末に至るのではないか?と思いました。 そして私が考える結末なのですが・・・ 11文字の伝言に関する解釈。 この詩で、この母親はイヴェール(が生まれてきた子供であり、『朝と夜』の青年だとする)が、宝石による呪いを受けた存在だと知っていると仮定します。 そして、「賢者が宝石によってローランに呪いが続くようにするための存在」だとして『黄昏の賢者』で述べた『嘘の伝言』(屋根裏に達する伝言)に、惑わされずに、この呪いを自ら受け継ぐことに、この母親が決めたとします。 そして、生まれたイヴェールの代わりに、呪いと共に自分の身を滅ぼす=死ぬならば、この呪いが解けるのでは?と思いました。 そうすれば、生まれた子を見守りたいが死ななければならない母親、という構図に無理がなくなるのではないかと。つまり貴方を呪いから解放するために、自分は死なねばならず、見守ることは出来ないが、幸せを願う、「しあわせに・・・」いう言葉が出るのではないかと思いました。 人形はイヴェールの代わりに動いています。彼女は賢者に出会い、彼とともにイヴェールの物語を探す。しかし、最後に賢者は「嘘」を吐く。 それに惑わされなければ解放。惑わされれば屋根裏。けれど屋根裏で出会う彼はどこかで、自分の解放を望んでいる。それゆえに「何度でも廻ればいい」といってくれる。 こんなところが、現在の私の解釈でした。 「聖戦」に関しては唯の戦争と考えれば、ほぼ、Romanの内容だけでつなげられたかなー?と。少々無理もありますが・・・ なにやら長文になってしまい申し訳ありませんでした。 抜けなどありましたら、ご指摘願えればと思います。
391:大黒 2006/12/18(月) 23:59 >>390ルオンさん はじめまして 解釈興味深く見させてもらいました まず『朝と夜の物語』についてですが どうもよく解らないのですがなぜ青年Hiverが自分が生まれてきた理由を問える状況が「未来がない」のでしょうか? 個人的に『焔』でもそうですが「朝と夜」は人生のサイクルを現してると思うのでどちらかというと「生と死」を現してると考えます ただ、その中で「過去と未来」を問えないかというと人生ですから「過去と未来」はあってもいいと思います 次に「賢者」についてですが クリストフ=屋根裏の男という説には賛成です 屋根裏での地平線は第5の地平線とは別物との事ですが、そう考えると女の笑い声(私は殺戮の女王の意思だと思ってます)の後の 「さあ、産まれておいでなさいHiver」 という台詞が第5の地平線に上手く絡まないのでそれはないと思います。恐らく、屋根裏の地平線は第5の地平線の始まりの場所ではないのでしょうか 始まりだから当然そこには何もない。だから不毛の世界なのだと男は言ってるのだと思います 書物については『黄昏』のクリストフ=『檻の中の花』のクリストフという前提の下、彼の研究資料のようなものでクロエも彼の研究のテーマの1つになっていたのだと考えてます 長くなりそうなのでここで一旦切りますね
392:大黒 2006/12/19(火) 00:13 続き〜 時系列の考察ですが 『美しきもの』を1番最初に持ってくるのはなかなか面白いと思います 『風車』は村を襲ったのが赤か金のローランだとすれば発端ではないにしろクロセカと絡んでるのかもしれません 『腕』の解釈はほぼそれで問題ないと思いますが1つ気になったのはルオンさんのいうローランの家系というのは赤と金どちらのローランでしょう? なんとなく解釈の中でローランが目立ちすぎてる気がしたので 『宝石』にはローランは出てないと思います。そして宝石を解放したのはローランサンではなくHiverの方ではないかと 私はHiverの役目は「殺戮の女王」の解放だという説を採ってるので。このあたりは過去ログを参照していただけると助かります ルオンさんがローランを軸にこのアルバムを捉えているのはなかなか面白いと思いますが、個人的にはローランという名前が何度も出てくるのは偶然というか特に意味はなく血筋や家系も繋がってないと思います 賢者がローランの監視役というのはそれはそれで面白いですが上記の考えを採ってる私としては多少苦しいかなと もし賢者が監視している存在がいるとするならむしろそれはHiverと殺戮の女王ではないかと 『11文字』の解釈は面白いと思います ローランの呪いはさておき、自分の身を生贄に呪いを解こうとするなら確かに母親が子を産んですぐ死んでいるのにも説明がつきますね 私は人形はHiverの監視役だと思ってます。殺戮の女王を解放する「解放者Hiver」の側にあり、「解放者Hiver」が殺戮の女王を解放するかどうかを見守っていると考えます 色々反論しましたが参考になれば幸いです
393:こんなのは? 2006/12/19(火) 00:33 大黒さまの意見賛同?産もうとしてるのが殺戮の女王でなくて生まれて来る場所が殺戮の女王の所だったという考え 単純にヴィオレットとオルテンシアにイヴェールが「私が生まれてくるに値するRoman」がある場所(世界)を探させた 屋根裏ロマンに最終的に至り双子の人形はミシェルにイヴェールの誕生を促させると。 2〜11曲までの世界?時代?ではイヴェールの生まれるに至るRomanはなかった訳で、双子の人形が見つけたRomanのある世界とはあの檻の中という暗めのお話になっちゃいますけどね 実際朝と夜の物語で探しに出させた双子の人形が再び二人そろって現れたのって屋根裏だけじゃありませんか? 殺戮の女王とミシェルは同一だと思ってます殺戮の女王=宝石(「レーヌミシェル」レーヌって女王って意味じゃありませんでしたっけ?)=ミシェルと繋がると思うんです 曲名での順序的には 朝と夜が開始2〜11、真実は背景・途中経過、屋根裏が終着点。生まれたか死産だったかは分らないけど嘘と気づいてアナザー(嘘をついてるのは誰だ、と)そしてまた朝と夜の繰り返し そう思い至りました 書いているうちに文章も意味が分らなくなってしまいましたね・・・ 話に使えそうな解釈があれば幸いです
394:大黒 2006/12/19(火) 01:10 >>393 賛同有り難うございます 2〜11曲目までの中ではHiverが生まれ至るRomanはなかったと事ですが 4曲目の『呪われし宝石』は最初の「殺戮の女王」の解放(誕生?)というRomanがあったと思ってます その他、『緋色の風車』では少女が無残に殺され少年には一生消えない罪悪感を背負わせたり『歓びと哀しみの葡萄酒』では伯爵家を没落へ導いたりと結構「殺戮の女王」活躍してますしその陰には「解放者Hiver」の存在が直接ではなくともあったと思ってます 「殺戮の女王」のフランス語訳に充てられてる「レーヌ・ミシェル」がミシェル・マールブランシェと同一人物という考えですが 私の場合は「殺戮の女王」の呪いや風聞が「殺戮の舞台女優」と呼ばれていたミシェル・マールブランシェのそれと重なって「レーヌ・ミシェル」となったと解釈してますがどうでしょう? とりあえずアナザーについては入手出来てないのでこの場でのコメントは控えようと思います 曲の順序は1〜11の後1か屋根裏のどちらかに進むと思います もしくは屋根裏が最初にあってそこから1〜11そしてもう1度『朝と夜の物語』へ還っていくというように うーん、自分で考えてて後者の方が面白い気がしてきた 色々と愚考を並べてみました。使えそうなのがあったらつまみ食いしてください
395:むりゃん 2006/12/19(火) 08:39 >>389大黒さん そこらへんは大丈夫です。組織から逃亡したルキアをノアは『黒の神子』と呼んでましたからね。あだ名なら大丈夫です……といっても、これが正解とは限らないので、ここらでおきます。 イヴェールは、『朝と夜』で『僕たちはもう逢えなくても』と歌っているので、生まれてこない可能性もあると思うのです。 人形に、自分が生まれるに至る物語を探させているイヴェールですが、イヴェールは自分が生まれてくる物語を、自分で判断できるのでしょうか……。また、人形は判断できるのでしょうか。「あるのかしら?」と問いかけてくる手前、人形は判断できないのだと思うのですが……。(……これで、最終判断者を“女王の意思”ととるか、“リスナー”と取るかで話が変わるような……) それぞれの歌を孤立させ、その中でのみ物語が展開されていくと考えたとき、イヴェールが『生まれてくるに至るロマン』は、私はないと思うのです。『呪われし宝石』では、至るどころかもう、生まれていらっしゃる……。掘り出される前は「唯の原石」で“呪”などもっていなかったでしょう。偶然掘り出した瞬間にイヴェールと宝石に“呪”が発動したのだと今では解釈しております(>>366ARAQさんの説を参考に)。 『風車』で宝石の話が出ておりますので、別視点を。 『風車』の歌に宝石があると言うのは『小さな掌に乗せた硝子細工』のくだりからでしょうか。私は、その宝石を「唯の硝子細工」と解釈しております。どちらかといえば、『殺戮の女王』と対になる物体だと思っています。 本物の宝石ではない、硝子細工の宝石でさえ「美しい」「奇麗だ」「贈られて、とっても幸せだ」と感じている。そんな、素朴な幸せを表しているのだと、私は解釈しております。そんな素朴な幸せを生きていた人々に、突然の残酷な運命。そういう風にとらえています。 ちなみに『葡萄酒』は継母の“心”の表現ではないかと思っているのですが……。 解釈しだいでは、『宝石』が出てくるのは『呪われし宝石』一回だけになるという説です。
396:amiren 2006/12/19(火) 15:30 >大黒さん 意見言っていただきありがとうございます。 さて、最近忙しくここをあまり見れませんでしたが皆様の考察を見ているとやはり楽しいので 私も思ったことを書かせていただこうと思います。 まずは、私が言った13人のイヴェール説ですが ルオンさんに近い物があると思います。 ただ違うのは、私は物語を個別で繋がりなく考えています。(無理はありますが・・・ 朝と夜の物語で「僕が生まれてくるに至る物語は在るのだろうか?」という歌詞がありますが 生まれてくるに至らない物語もあると言うことですよね?要するに、明らかにイヴェールが存在しないRomanもあると考えています。 そして、私の説では生まれてくるに至る物語(生まれてくる確立があった物語と言っておきます)も前に言ったように人形の嘘で崩れたと・・・ だから「生まれてくる前に死んでいく僕の物語」なんじゃないかと・・・ 賢者の時間の件はルオンさんの考えと同じなので省きますが 屋根裏のミシェルの件にいこうと思います。 殺戮の女王の意思ではないかって言う論もありますが、私はまだミシェル本人ではないかって疑問に思うことがあります まず1つ目は、ミシェルの遺体には正確に語られているが13人の少年の状態には語られていないのでミシェルが死んだ時に少年が生きていたと言うのに疑問に思ったこと 2つ目は、ミシェル自信の意思だとしたら(これは無理があると思いますがないとは言い切れないので さて、私は新しい地平を生もうとしてると言いましたがその生まれた地平がRomanなんじゃないかと・・・そして屋根裏に行っても朝と夜の物語に繋がると思います。 ミシェルは別の地平を13人の少年を使って抜け出したがRomanと言う新しい檻(地平)に絡み取られたんじゃないでしょうか? 我々もまたSound Horizonという思考の檻から抜け出そうにありませんが、私も頑張って考察しますよ^^
397:amiren 2006/12/19(火) 15:35 後、言い忘れてましたが 実は私は自分の論に疑問を持ってます。そして皆さんの論も賛成なのです。 ただ、自分の論を論破しないと、ないとは言い切れないのでここで語らせていただいてます。 だから、おかしい所があればどんどん言っていただきたいです。
398:ルオン 2006/12/19(火) 16:47 >大黒さん 先回の屋根裏に関するイヴェールの台詞、そして今回の解釈へと、丁寧なコメントありがとうございます。 疑問点として挙げられていた部分に関して、いくつか答えていきたいと思います。 まず、『朝と夜』に関してですが『生と死』『未来と過去』の両方の意味を持ち合わせていると思っています。そして、Hiverが「未来が無い」と私が考えている根拠としては、「僕の代わりに廻っておくれ」と言っているということ。また、「僕が生まれてくるに至る物語」といっていることから、Hiverが自分で物語を探せない、かつ、自分の存在の意味を知りたいと思う状況というのを考えた結果、未来が無い=死にそうになっている状況。と考えたからです。その場合、どうして死にそうなのかの根拠が乏しいですが……彼が特別な人間だったとしても、ただの普通の人間だったとしても死は遣って来るタイプの人間ではあろうと思っているので、死の明確な理由はあまり必要じゃないかも、と思ったりもしていますが。 次に『賢者』に関してのクリストフ=屋根裏の男に賛成していただけた様でよかったです。 大黒さんのコメントを見てふと思ったのが、「私達は数字に惑わされているのかも?」ということです。地球に住んでいる以上、地平線は何処にでもありますよね。(水平線はどうか?とかは置いておいて……)つまり私達は、ある世界=SoundHorizonの作り出す物語を違った視点で眺めているのかもしれないなぁと思ったんです。そう考えれば、屋根裏での地平線も第五の地平線も同一なもの、しかし視点が若干違う、という意味で、捉えられるかな、と思いました。Romanの地平線から、屋根裏の地平線を見るなら、女性の声=宝石の声として、彼女が解放を望み、Hiverを誕生させることは呪いであり、不毛の地帯ともいえる気がします。ちょっとややこしいですが・・・ 地平線なんてそれこそ無数に存在します。だから、数字で定義しているからこそ、訳がわからなくなっているのかも? 書物に関しては、とりあえず私は、歴史書か何か、という考えで、とりあえず時系列への導き道具の一つと考えたままにしておきます。(あくまでRomanだけで成立させたい気がしますし・・・) 長くなりますので、一旦切らせて頂きます。
399:ルオン 2006/12/19(火) 16:49 続きです。 時系列に関してですが。 ここでまず、私の中の前提条件を書くのを忘れておりました。つまりはイヴェールと称される人間は「Hiver Laurant」なのではないかということです。(なにせ、ブックレットを見たときに、歌い手が彼、イヴェールであるので、どうもHiverと聞くとLaurantと思ってしまう) なので、この前提に基づけば、『宝石』で「宝石」を解放しているのはイヴェール=ローランということになります。ですから、大黒さんのHiver=宝石の解放者という説は私も同意したいと思います。 『腕』に関して言えば、時代背景までは良く解りませんが、赤も金も同一の始祖を持つ可能性も無くは無いかな、とか思ってしまいました。単語の意味が良く解りませんが、金ローランがシュバリエと呼ばれていた気がするので、赤ローラン、もしくは柱の影の少年がHiverという名を背負っているのかもとも思ったり。この意見に関してはなんとなくなので、流していただいても結構です。 Hiver=Hiver Laurantと私は考えているので、「賢者が監視しているローラン」は「賢者が監視しているHiver」とも言い換えることも出来るので、この点でも大黒さんと同じ意見です。 最大の問題はHiverの姓が必ずLaurantである根拠が乏しいということなんですよね; ただ、『朝と夜』の歌い手、アルバム中に出てくる名がHiver,Laurant,及びLaurancinということから、こう考えています。 もしかしたら、Laurantの家系のなかでもHiverの名を持つものが「宝石の解放者」なのかも。そのHiverの間には名も知らぬLaurant達がいて、それがHiverの出てこない歌だとすれば、Laurantを軸に物語を考察できるかな、と思った次第でした。 女性も何名か名前が出てますが、彼女達は何かしらでLaurant及びHiverにかかわりのある人物かと。 人形に関しては、大黒さんの意見も面白いなぁと思いました。 私の考えでは、其の役目を賢者が担ってしまっているので…。 もしかしたら、人形達と賢者が鍵なのかも、と思ってしまったり。 くどく、長くなってしまいましたが、うまく解答できていれば幸いです。 更なる物語の核心へ近づく手助けになれれば・・・と思います。
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