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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
466:Arnearthian 2006/12/25(月) 17:42 あわわ…! すごい勢いになってる…! 流れを切ることになるかもしれませんが、まず返信から述べさせてください。 >>421 ARAQさん 私の考察を参考にして頂きありがとうございます。 自分のは不安定な推理だったのでちょっとでも役に立ってもらえて嬉しいです。感謝! まだまだ完全に捨て去るには早いのかも。「呪い=死のイメージ」という説で、もう少し考えてみることにします。 >>415 大黒さん 創作の可能性は大きいでしょう。確かに「年代=上演時期」と考えれば、別に六年間でも不自然はないので。 私も最近はおそらく創作ではないかと考えております。ただ、創作なら創作なりに腑に落ちない箇所もいくつかあります。 1、創作中の登場人物であるミシェルが「女優」であること。 …「女優」の半生を綴った劇というのも、ありえなくはないでしょうけど… 少なくとも事件を見る限りでは、まったく女優職の気配がしません。 …本当に、どういう劇なんでしょうね…? 2、クリストフの推理で、「死後一世紀を経た今でも・・」という台詞。 登場人物の考察…というには不自然な表現に思えます。 また、彼はミシェルのことについて断定形で言うんですよね。「同じ檻の中にいるからだ、と」 なんだかクリストフがミシェルという人物を知っているかのようです。 私は、やっぱり「焔」と「呪われし宝石」のノエルが、自分をモデルに創作したような気がしてならないのですが… そうなると今度は、ミシェルの死の様子までをも書き上げてしまっているのが不自然に思えます。(予定…?) yaneuraromanの方は創作とも思えませんし。 では、相変わらず檻花から離れられない上に推理に一貫性がないArnearthianでした。 …ダメじゃん、自分…(泣
467:大黒 2006/12/25(月) 18:24 >>466Arnearthianさん とりあえず1つ1つに私の仮説を言っていきたいと思います 1:『彼女が犯罪史の表舞台に登場すること三度に渡り、そのいずれもが狂気に満ちた幻想の戯曲として知られている』 とある部分から考えるとこの戯曲はミシェルが犯罪史に関わった時だけを取り出して戯曲として書き上げたのではないでしょうか ミシェルは別に犯罪に関わらないきちんとした女優業もやってたと思います 2:うーん、不自然ですかね。私はとくに違和感は感じませんでしたが 『我々もまた、彼女と同じ檻の中にいるからだと…』という言葉だけ取り出すと不自然かもしれませんがその前に 『誤解を招くことを承知で』とあります。そこから考えるとクリストフはミシェルを知ってるというかかなり深い部分まで研究を進めていたのではないでしょうか 『焔』と『呪われし宝石』の繋がりはまだはっきりしてないので両方に出てくる女性がノエルかどうかは解りませんが(私は可能性は高いと思ってますが) 自分をモデルにしたとしたらノエルは文字通り「殺戮の女王」に魅入られた人生を送ってるような気がします そして最後には自分の死まで書いてるとすると動機が今ひとつ見えてこないのが不自然さを覚えます 屋根裏に関してはミシェルやノエルよりも「殺戮の女王の意思」が見え隠れするような気がします 推理に一貫性がないのは私もですよ^^; この場合はいかなる事態にも柔軟に対応できると開き直って威張っちゃいましょう(ぇ)
468:むりゃん 2006/12/25(月) 21:28 >>461大黒さん 「ああ……」は、「なるほど」につながります。同意の感嘆です。もし、呆れているように聴こえてしまったらすみません……! つくもがみ……ですか……。『宝石』は自分にはどうしようもないところで、人間が勝手に欲を出し、殺し、奪いあった歴史を、身勝手に背負わされた。そして、『殺戮の女王』という名を付けられた。という考えを持っております。ですので、その恨みで自らが嫌う『称号』を自らに受け入れた可能性はあると思います。 >>462ARAQさん イヴェールは思い込みによって『檻』に捕らわれている、という考えは私も持っています。彼には彼の人生・道があるのに、誰かの嘘によって自分は『殺戮の女王の解放者』だと思い込み、その“偽りの宿命の檻”から抜け出せない、と。その嘘吐きが『屋根裏の女』かと思ったのですが、11曲内で考えられる嘘吐きじゃないと、説得力が無いですね。 >>464jirさん 私は、賢者も、『屋根裏男』も道を示す存在、彼は『正直者』だ、と思い込んでおります。これで騙されていたら、あれですが……(笑) 私は、『復讐の風車』を回さない、『殺戮の女王』はいない、をもとに考察をしております。どこかに“嘘”があった場合、必ず最低二つの答えが出てくると思うのです。それでも、自分の考えが全てとは、皆様と同じく思っていませんが……。この意見も含めて。 ……女優……、お芝居をする人なら、舞台で嘘を現実のように演じる人なら……。うーん……。
469:大黒 2006/12/25(月) 22:32 >>468むりゃんさん いえいえ、気にしなくていいですよ。こっちの読解力不足が原因ですから 付喪神説を気に入ってもらえたようで何よりです。掘り出される前から「殺戮の女王の意思」が存在してないとしたらココに落ち着くかなと思って出した説だけにちょっと受け入れられるか不安でした^^; もしHiverが思い込みによって囚われてるなら「檻」に囚われてるのは個々のHiverではなく総体Hiverだと思います Hiverの大元が嘘の檻に閉じ込められてるのですからその魂を分け与えられる「解放者Hiver」が本当のロマンに辿り着けるわけもなく… 11曲の中で考えられる嘘つき…有力容疑者はやはり双児の人形でしょうか 「殺戮の女王の意思」に従い「解放者Hiver」を「偽りの宿命の檻」から抜け出さないように監視する そのために生と死を巧みに使い分け、解放者Hiverの邪魔になる者には死の安らぎを、解放者Hiverとしてロマンを果たすために必要な人物には生のざわめきを与えてるとか考えてみましたがどうでしょう
470:ARAQ 2006/12/25(月) 23:30 >>463大黒さん こう、かな?というか半角にするだけでリンクになるとは・・・・・・驚愕の事実!!(馬鹿) 「女王の意思」云々等の「Roman」の感じ方は人それぞれなので置いとくとして。 自分は「復讐の風車」が廻りだすのに「金Laurant」は関わっていない、というか関わり損ねた、というふうに思っております。 なので誰が「復讐の風車」を廻し始めたか、と聞かれれば「赤Laurant」と答えますね、で「赤Laurant」が「復讐」によって死ぬというのが「殺戮の女王」による「呪い」では、と考えてます。 つまり「赤Laurant」は自ら「復讐の風車」を築き上げ、「殺戮の女王」はその「風車」に「風」を送ってやった、というかんじです。 あ、あと「Laurencinばかりが復讐の風車を廻す者ではない」というのが自分の文から読み取れなかったのは前の書き込みでいった「諸事情」により他の者達に触れる必要がなかったからだと思います、すみませんでした。 『yaneura』等に関してですがもともと個々で辿り着く「答え」が違うということと、この掲示板を見ている人達は大体はボーナスに辿り着いているであろうことを考えると、この掲示板では・・・というか「ネット内」での考察では『yaneura』等を組み込んでも特に問題はないのでは?とちょっと思いました。 >>466Arnearthianさん 十分参考になりましたよー、まだまだ考察頑張ってください。 >>468むりゃんさん あー、いや、自分の説の「肝」は「Hiver」が「檻」に囚われているとしたら、それは「誰か」のせいなどではなくあくまで「Hiver」自身のせいである・・・というものなのです。 つまり「嘘」というのも「Hiver」がかってに「ある」と思い込んでいるだけで実際には存在しないのです、しいて言うなら「嘘つき」は思い込みによって自ら「真実」を隠している「Hiver本人」・・・となるわけです。 ということで「むりゃんさんの説とは違う」ことになるのです。
471:大黒 2006/12/25(月) 23:51 >>470ARAQさん そうですそうです。やっと正解に辿り着けましたね そう言われれば殺害動機があっても殺害してない金ローランが「復讐の風車」を回したというのもちときついですね 風車を回し始めたのは赤ローランですか。うーん、ローランサンその中に入りません?殺害の実行犯だし十分復讐の連鎖に入る資格はあると思いますが 解りやすい説明有り難うございます。「復讐の風車」のアウトラインは概ね理解できたと思います(やっとかよ) 屋根裏を初めとする各種ボーナス系ですが、アナザー以外は少なくともこの中では組み込んでも問題なさそうですね ただアナザーを組み込むのはやはり難しいかと。噂ではジャケットはずいぶんと暗いイメージらしいですが私は持ってないのでそこを出されるとノーコメントとしかいえなくなるので 檻の考えは事前の私の書き込みを参照という事にしてここでは省略します。コピペしてもいいんですけどね
472:むりゃん 2006/12/26(火) 21:28 >>469大黒さん つくもがみでも、『宝石』が『殺戮の女王』と化した事には違いないとは思うのです。その場合は、『殺戮の女王は存在する』に傾くと思います。ソレさえもなく、ただその「“汚名”からの解放を望んでいる」という説から見ると、少し違和感があります。『殺戮の女王』が存在するならば、その“つくもがみ”の説がかなり強く私は思います。 >>470ARAQさん ああ、確かに違いますね……。勘違いすみません……。 Hiverが嘘吐きだと、「犯人」は「名探偵」の感じがありますね。 >>373で、書いた事を考えている読書中に、『風車』は『廻っているが前進しない』。けれど『輪』は『廻ると進む』と言う事に気付かされました。 『11文字』の『二つの風車は廻り続けるだろう、愛するものと〜〜』とあわせて考えてみると、違和感が……。一つのところで廻り続けるのみの『風車』は、土台がある限り『巡り合う為』には廻れない気がするのです……。寺山修司の言葉を借りますと、 “『風車』には『自転』はあるが『公転』は無い。” 『自転』するだけでは、『日食』も『月食』もないですよね……。 『土台』が、『呪い』や『足かせ』に繋がるならば、ここからの解放なくしては、誰かに出会う事も無いのでは……? どうなのでしょうか……。 あと、『緋色』の少年=ローランサンについての話での、願望なのでスレ違いなのですが、少女を見捨てて逃げた事に少なからず罪悪感を持って、復讐に及んだ少年に、「こんばんは」「さようなら」という、手馴れた暗殺者のようなしゃれた台詞を言って欲しくない自分がいます(黒い剣が血で黒く染まったものならば、なおさら……)。 願望ではない理由は、『緋色』で語ったとおりで……。
473:大黒 2006/12/26(火) 22:18 >>472むりゃんさん 傾くのは冬の天秤ですかね? 汚名からの解放だけを望んでるなら確かに付喪神もいないかもしれません 私は「殺戮の女王は存在する派」なのでどうしても意見がそっちよりになってしまいます 「風車」については何も「廻る=進む」で考える必要はないと思います その後に朝と夜に触れているところから考えると「風車」は魂のような物の象徴で「廻る=生きている」だと思います 「生きている」からこそ、幸せな朝も惨劇の夜も存在しうると考えられないでしょうか? 「土台」が「呪い」や「足かせ」に繋がる理由もこれである程度説明が付くと思いますが ローランサンについては…うーん、どうなんでしょうね 罪悪感はあったけどそれ以上に復讐心が強かったのではないでしょうか 「こんばんは」や「さようなら」というのはしゃれた台詞ではなくあまりに強い怒りと憎しみの感情がローランサンをその一瞬だけ機械のような人格に変えてしまったとか その後は狂ったような高笑いをして走り去ってますし。もし手馴れた暗殺者なら何も言わずにブスっと刺してそのまま帰っていってしまうと思うのですが
474:むりゃん 2006/12/26(火) 23:12 >>473大黒さん 私は、『殺戮の女王はいない』派で、『必ずしも、運命に捕らわれて廻る事は無い(例えば「“復讐の風車”は必ず廻る理由は無い」など)』を主において考えているので、なかなか、議論が盛り上がる(笑) 『風車』は『廻る=進む』ではなく、『廻る=進まない』なのです。その場でだけ。その宿命でだけ『廻る(生きる)』のです。その中にはもちろん、『朝』も『夜』もあります。しかし、宿命(土台)から逃れて廻る事は敵わないのです。ただの“輪”ではないので。 『殺戮の女王の解放者』として生まれたのならば、なんど生まれても彼は『解放者』としてしか人生を生きられない→死んで生まれ変わって、別の人生を生きる事が敵わない『捕らわれた生き方の象徴としての風車』をイメージした考えなのです。数ある『檻(行き止まり)』の一意見です。 ローランサンの話は、『緋色』で『復讐心より罪悪感が強かった説』との輪の中を廻り続けてしまったので、ちょっとおいておきます……(すみません……)。
475:ARAQ 2006/12/26(火) 23:49 >>471大黒さん 「復讐の風車を廻し始めたのは赤Laurant」についてですが「赤Laurant」はそれまでの生き様で「復讐の風車」を築くことにより彼自身が「復讐の風車」の中心といえるモノとなっているのとは違い「Laurencin」は彼以外にも「金Laurant」等(?)の「代わり」のいる「部品」に過ぎない、と自分は思うのです。 もし「Laurencin」が「赤Laurant」を殺していなくても「金Laurant」が代わりに殺すことで「復讐の風車」は廻るわけですから。 まあ、確かに『腕』では「Laurencin」が殺したことで「風車」が廻っているのですが「誰が復讐の風車を廻し始めたか」と聞かれた時に「赤Laurant」と「Laurencin」を一緒にするのが自分としてはちょっと違うな、と思ったのです。 『アナロマ』・・・自分も持ってないんですよねー・・・でも持ってれば絶対考察に組み込みたくなるんですよ・・・というか持ってないくせに組み込みたいと思っているバカがここに一人・・・・・・欲しーよー。 >>472 >>474むりゃんさん 「犯人」は「名探偵」・・・というかむしろ「事件なんて存在しなかった」・・・みたいな? それはそれとして「風車は進まない」・・・かなり自分好みな表現です、ちょっとヤバイぐらいです、何故かテンション上がりました。 「Laurencin」についてはいわゆる「Romanの感じ方」に関わるでしょうからコメントは控えときます。
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