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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
482:むりゃん 2006/12/27(水) 21:46 >>476大黒さん 『風車=魂』ならば、『一人に一つ』で当たり前に感じてしまうのですが……、感性の違いでしょうか……。私は、『一人に一つの風車』と考えているわけではないのです。『風車』と『輪』に2分割して考えております。一人にあてがわれているものは『輪』。大人数にあてがわれるのが『風車』です。 『風車=運命』。そして、『輪=魂』です。 『風車(固定されているもの、廻されても進まないもの)』はいくら回転しても、そこから見える景色も、踏んでいる土も同じものです。『輪(固定されていないもの、廻されれば進むもの)』は、一回転すると、見える景色と踏んでいる土が変わってきます。その場からいなくなっているわけですから。 ですので、ローランサンが復讐し、『復讐の風車』を廻したのならば、そこで『風車=運命・宿命』に捕らわれた事になります。『殺戮の連鎖』を起こし、『解放者イヴェール』を生む『風車』に至るならば、そういう『風車』に捕らわれた事になります。 と言う事は……(考え中)、『愛するものに〜〜』は『巡り合う運命の“風車”(運命)』が廻り、いつか二つの『輪(魂)』は巡り合う“運命”にある、となるのでしょうか……(考えるむりゃん。突っ込まれるたびに固めなおす)。 >>475ARAQさん なるほどです……。嘘で固めた物語。みんな『舞台劇』なのかな、と思うところがあります。 すごいですよね、寺山修司(おい)。私も、この文を読んだときの衝撃と言ったら……もう。 同じ本にあった、セルバンテス(片腕が不自由な作家)の言葉の引用で、「右手の名誉を掲げるためには、不自由な左手など惜しくはない」にも、ちょっとドキッとしました。……余談でした。
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